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公開番号2025159378
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-21
出願番号2024061863
出願日2024-04-08
発明の名称レコメンド装置およびレコメンド方法
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類G06F 8/76 20180101AFI20251014BHJP(計算;計数)
要約【課題】これまでと異なる環境で用いられるシステムにおいて、値を書き換えるべきパラメータをレコメンドできるレコメンド装置を提供する。
【解決手段】監視手段は、監視対象となる設定ファイルに記述された個々のパラメータに、書き換え推奨度の初期値を設定し、監視対象となる設定ファイルを監視し、個々のパラメータについて、第1の環境で値が1回書き換えられる毎に、値が書き換えられたパラメータの書き換え推奨度に第1の所定値を加算する。出力手段は、第1の環境とは異なる第2の環境でシステムを動作させる場合に書き換えるべきパラメータのレコメンドを要求するレコメンド要求が入力されると、書き換え推奨度が初期値より大きいパラメータと、当該パラメータの値を記述した設定ファイルを特定可能な情報と、当該パラメータの書き換え推奨度とを出力する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
第1の環境で動作するシステムの設定ファイルのうち、監視対象となる設定ファイルを指定する情報を記憶する設定ファイル情報記憶手段と、
前記監視対象となる設定ファイルに記述された個々のパラメータに、書き換え推奨度の初期値を設定し、前記監視対象となる設定ファイルを監視し、前記個々のパラメータについて、前記第1の環境で値が1回書き換えられる毎に、値が書き換えられたパラメータの書き換え推奨度に第1の所定値を加算する監視手段と、
前記第1の環境とは異なる第2の環境でシステムを動作させる場合に書き換えるべきパラメータのレコメンドを要求するレコメンド要求が入力されると、書き換え推奨度が前記初期値より大きいパラメータと、当該パラメータの値を記述した設定ファイルを特定可能な情報と、当該パラメータの書き換え推奨度とを出力する出力手段とを備える
ことを特徴とするレコメンド装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記監視手段は、
前記第2の環境で動作するシステムの設定ファイルが与えられると、前記第1の環境で動作するシステムの設定ファイルと、前記第2の環境で動作するシステムの設定ファイルとを比較し、書き換え推奨度が前記初期値であるパラメータの値が、前記第2の環境で書き換えられている場合に、当該パラメータの書き換え推奨度に第2の所定値を加算し、
前記第2の所定値は、前記第1の所定値よりも大きい値である
請求項1に記載のレコメンド装置。
【請求項3】
前記監視手段は、
書き換え推奨度が前記初期値よりも大きいパラメータの値が、前記第2の環境で書き換えられていない場合に、当該パラメータの書き換え推奨度から第3の所定値を減算する
請求項2に記載のレコメンド装置。
【請求項4】
パラメータの値の書き換えに関する知見を記憶する知見記憶手段を備え、
監視手段は、
パラメータと、当該パラメータの値を記述した設定ファイルを特定可能な情報と、当該パラメータの書き換え推奨度とを出力するとともに、前記知見を出力する
請求項1から請求項3のうちのいずれか1項に記載のレコメンド装置。
【請求項5】
第1の環境で動作するシステムの設定ファイルのうち、監視対象となる設定ファイルを指定する情報を記憶する設定ファイル情報記憶手段を備えるコンピュータが、
前記監視対象となる設定ファイルに記述された個々のパラメータに、書き換え推奨度の初期値を設定し、前記監視対象となる設定ファイルを監視し、前記個々のパラメータについて、前記第1の環境で値が1回書き換えられる毎に、値が書き換えられたパラメータの書き換え推奨度に第1の所定値を加算し、
前記第1の環境とは異なる第2の環境でシステムを動作させる場合に書き換えるべきパラメータのレコメンドを要求するレコメンド要求が入力されると、書き換え推奨度が前記初期値より大きいパラメータと、当該パラメータの値を記述した設定ファイルを特定可能な情報と、当該パラメータの書き換え推奨度とを出力する
ことを特徴とするレコメンド方法。
【請求項6】
第1の環境で動作するシステムの設定ファイルのうち、監視対象となる設定ファイルを指定する情報を記憶する設定ファイル情報記憶手段を備えるコンピュータに、
前記監視対象となる設定ファイルに記述された個々のパラメータに、書き換え推奨度の初期値を設定し、前記監視対象となる設定ファイルを監視し、前記個々のパラメータについて、前記第1の環境で値が1回書き換えられる毎に、値が書き換えられたパラメータの書き換え推奨度に第1の所定値を加算する監視処理、および、
前記第1の環境とは異なる第2の環境でシステムを動作させる場合に書き換えるべきパラメータのレコメンドを要求するレコメンド要求が入力されると、書き換え推奨度が前記初期値より大きいパラメータと、当該パラメータの値を記述した設定ファイルを特定可能な情報と、当該パラメータの書き換え推奨度とを出力する出力処理
を実行させるためのレコメンドプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、レコメンド装置、レコメンド方法、および、レコメンドプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、情報端末の利用者に推奨する情報を、その情報端末に提供するシステムが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-76229号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
システムの開発が進むに従って、システムの動作環境が変化する。例えば、検証段階にあるシステムは、検証環境で動作する。また、本番環境で用いられるシステムは本番環境で動作する。環境が異なれば、システムの構成も異なる。
【0005】
各環境で用いられるシステムは、設定ファイルを保持する。設定ファイルとは、パラメータの設定を記述したファイルである。1つのシステムが保持する設定ファイルは、1つとは限らない。設定ファイルに記述されるパラメータの例として、OS(Operating System)のパラメータや、オープンソースソフトウェアのパラメータや、アプリケーションソフトウェアのパラメータ等が挙げられる。
【0006】
パラメータの中には、環境に依存して値が変更されなければならないパラメータ(以下、環境依存パラメータと記す。)がある。そして、設定ファイルの中には、環境依存パラメータの設定を記述した設定ファイルも存在する。
【0007】
これまでと異なる環境にシステムを設ける場合には、環境依存パラメータの値をその環境に適した値に書き換えなければならない。
【0008】
しかし、環境依存パラメータの値の書き換えは人間が行うので、書き換えに漏れが生じ得る。すなわち、書き換えるべき環境依存パラメータの値が、新たな環境で書き換えられていない場合が生じ得る。その場合、システムは、新たな環境で正常に動作しない。
【0009】
そこで、本開示は、これまでと異なる環境で用いられるシステムにおいて、値を書き換えるべきパラメータをレコメンドできるレコメンド装置、レコメンド方法およびレコメンドプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示に係るレコメンド装置は、第1の環境で動作するシステムの設定ファイルのうち、監視対象となる設定ファイルを指定する情報を記憶する設定ファイル情報記憶手段と、監視対象となる設定ファイルに記述された個々のパラメータに、書き換え推奨度の初期値を設定し、監視対象となる設定ファイルを監視し、個々のパラメータについて、第1の環境で値が1回書き換えられる毎に、値が書き換えられたパラメータの書き換え推奨度に第1の所定値を加算する監視手段と、第1の環境とは異なる第2の環境でシステムを動作させる場合に書き換えるべきパラメータのレコメンドを要求するレコメンド要求が入力されると、書き換え推奨度が初期値より大きいパラメータと、当該パラメータの値を記述した設定ファイルを特定可能な情報と、当該パラメータの書き換え推奨度とを出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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