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公開番号2025159965
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-22
出願番号2024062866
出願日2024-04-09
発明の名称車両用投影装置
出願人豊田合成株式会社,トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人平田国際特許事務所
主分類B60K 35/60 20240101AFI20251015BHJP(車両一般)
要約【課題】視覚的な違和感を緩和することができる車両用投影装置を提供する。
【解決手段】車両用投影装置1は、図1(a)及び図1(b)に示すように、車室内において意匠面5の連続性が途絶える意匠面5の内側の途絶箇所6を含む投影領域に投影像を投影する投影部2を備えて概略構成されている。この車両用投影装置1は、視覚的な違和感を緩和することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
車室内において意匠面の連続性が途絶える前記意匠面の内側の途絶箇所を含む投影領域に投影像を投影する投影部を備えた車両用投影装置。
続きを表示（約 300 文字）【請求項２】
前記途絶箇所は、前記意匠面に形成された段差、及び前記意匠面に形成された溝の少なくとも一方である、
請求項１に記載の車両用投影装置。
【請求項３】
前記途絶箇所は、前記意匠面を形成する複数のパネル間の見切箇所である、
請求項１又は２に記載の車両用投影装置。
【請求項４】
前記投影像は、柄投影像を有し、前記柄投影像の輪郭が少なくとも前記途絶箇所を跨ぐ、
請求項３に記載の車両用投影装置。
【請求項５】
前記投影部は、前記意匠面の意匠と異なる意匠となる前記投影像を投影する、
請求項４に記載の車両用投影装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、車両用投影装置に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
従来の技術として、自動車の室内から見える装飾部を有する加飾部材と、装飾部に光を照射する光照射部であって光軸が装飾部の一般面に直交する方向からずれた光照射部と、を備えた自動車室内用照明装置が知られている（例えば、特許文献１参照。）。
【０００３】
この自動車室内用照明装置は、形状の制約の中で点灯時に深みのある造形を室内に表現することが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特許第６７５５２４６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
近年、車両の内装パネルには、例えば、複数のパネルを合わせて全体として統一感のある意匠を形成するものがある。このような内装パネルは、乗員に視覚的な違和感を与える見切りなどがあり、従来の自動車室内用照明装置のように、装飾部に光を照射するだけでは、視覚的な違和感を緩和することができない。
【０００６】
従って本発明の目的は、視覚的な違和感を緩和することができる車両用投影装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明の一態様は、車室内において意匠面の連続性が途絶える意匠面の内側の途絶箇所を含む投影領域に投影像を投影する投影部を備えた車両用投影装置を提供する。
【発明の効果】
【０００８】
本発明によれば、視覚的な違和感を緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００９】
図１（ａ）は、実施の形態に係る車両用投影装置が投影像を投影する前の車室内の一例を示す図であり、図１（ｂ）は、投影像を投影した後の車室内の一例である。
図２（ａ）は、実施の形態に係る車両用投影装置のブロック図の一例であり、図２（ｂ）は、投影像の柄投影像が途絶箇所の一部を跨ぐ場合の一例を示す図であり、図２（ｃ）は、投影像の柄投影像が途絶箇所を跨ぐと共に内包する場合の一例を示す図である。
図３（ａ）～図３（ｃ）は、実施の形態に係る途絶箇所の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【００１０】
（実施の形態の要約）
実施の形態に係る車両用投影装置は、車室内において意匠面の連続性が途絶える意匠面の内側の途絶箇所を含む投影領域に投影像を投影する投影部を備えて概略構成されている。
（【００１１】以降は省略されています）

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