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公開番号
2025163337
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-29
出願番号
2024066475
出願日
2024-04-17
発明の名称
遠隔操作システム
出願人
アスザック株式会社
代理人
個人
主分類
H04Q
9/00 20060101AFI20251022BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】使用環境毎に必要とされる各種制御態様で制御対象機器を容易に制御可能とする。
【解決手段】制御部26および通信部22を有する操作端末3と、制御部13および通信部11を有する本体装置2とを備え、通信部11によって受信された遠隔操作信号に基づいて制御部13がロールカーテン100の動作を制御可能に構成され、操作端末3は、コードリーダ21を備えると共に、制御部26が、読み取られたコード表示のコードを特定可能なコードデータD1を遠隔操作信号として通信部22から送信可能に構成され、本体装置2は、予め規定されたロールカーテン100の制御態様とコードデータD1との対応関係を特定可能な制御用データD0を記憶する記憶部14を備えると共に、制御部13が、通信部11によって受信されたコードデータD1に対応する制御態様を制御用データD0に基づいて特定し、特定した制御態様でロールカーテン100の動作を制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
端末側制御部および端末側無線通信部を有する操作端末と、
本体側制御部および本体側無線通信部を有する本体装置とを備え、
前記端末側無線通信部から送信されて前記本体側無線通信部によって受信された遠隔操作信号に基づいて前記本体側制御部が制御対象機器の動作を制御する遠隔操作システムであって、
前記操作端末は、コードリーダを備えると共に、前記端末側制御部が、前記コードリーダによって読み取られたコード表示のコードを特定可能なコードデータを前記遠隔操作信号として前記端末側無線通信部から送信可能に構成され、
前記本体装置は、予め規定された前記制御対象機器の制御態様と前記コードデータとの対応関係を特定可能な制御用データを記憶する記憶部を備えると共に、前記本体側制御部が、前記端末側無線通信部から送信されて前記本体側無線通信部によって受信された前記コードデータに対応する前記制御態様を前記制御用データに基づいて特定し、特定した当該制御態様で前記制御対象機器の動作を制御可能に構成されている遠隔操作システム。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記操作端末は、前記コードリーダによる前記コード表示の読取りを開始させる読取り開始操作と、前記コードリーダによって読み取られた前記コード表示のコードに対応する前記コードデータの前記端末側無線通信部からの送信を開始させる送信開始操作の少なくとも一方を実行可能な操作部を備えている請求項1記載の遠隔操作システム。
【請求項3】
前記本体側無線通信部によって前記コードデータが受信されたことを特定可能な受信完了情報と、前記本体側制御部が前記特定した制御態様で前記制御対象機器の動作を制御したことを特定可能な制御開始情報との少なくとも一方を報知する報知部が前記操作端末および前記本体装置の少なくとも一方に配設されている請求項1または2記載の遠隔操作システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、操作端末から送信される遠隔操作信号に基づいて本体装置が制御対象機器を遠隔操作可能に構成された遠隔操作システムに関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
この種の遠隔操作システムが搭載された機器として、画像投写用のスクリーンやロールカーテンのようなスクリーンをモータによって昇降させる電動スクリーン昇降装置(以下、単に「昇降装置」ともいう)の発明が下記の特許文献に開示されている。この昇降装置では、収納ケース内の巻取軸に巻回されたスクリーンを巻取軸の回動によって昇降させる構成が採用されており、巻取軸を回動させるモータ、モータによる巻取軸の回動を制御するモータ駆動制御回路(以下、単に「制御回路」ともいう)、スクリーンの昇降を遠隔操作するためのリモコン、およびリモコンから送信されてリモコン受信部(以下、単に「受光部」ともいう)によって受信された信号を解読(操作内容の特定)して解読結果を制御回路に入力する解読部などを備えている。なお、この昇降装置では、スクリーンの昇降量を検出して昇降スピード(モータによる巻取軸の回動スピード)を調整する構成を備えているが、これらについての説明を省略する。
【0003】
この場合、この昇降装置では、リモコンに対して、上昇、停止および下降などの操作が行われたときに、操作内容に対応する信号がリモコンから送信され、解読部が、受光部によって受光された信号を解読して解読結果を制御回路に入力する。この際に、例えば、リモコンに対して上昇の操作が行われたときには、解読部から制御回路に上昇信号が入力され、これに応じて、制御回路がモータを制御して巻取軸を回動させることでスクリーンを巻取軸に巻き取らせる。これにより、スクリーン下端部(ウェイトが配設されている部位)が上昇させられる。また、リモコンに対して停止の操作が行われたときには、解読部から制御回路に停止信号が入力され、これに応じて、制御回路がモータを制御して巻取軸の回動を停止させることで巻取軸へのスクリーンの巻き取りが停止される。このように、この昇降装置では、リモコンに対する操作に応じて制御回路がモータを制御することで、スクリーンを任意に昇降させることが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-131765号公報(第3-5頁、第1-5図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、上記の特許文献に開示の昇降装置には、以下のような解決すべき問題点が存在する。
【0006】
具体的には、上記特許文献に開示の昇降装置では、上昇、下降および停止の3種類の操作が可能なリモコンを備え、この3種類の操作に応じてスクリーンが昇降させられる構成が採用されている。このような構成の昇降装置では、スクリーンを任意の高さまで上昇させるときに、上昇を指示する操作を行い、所望の高さまで上昇させられた時点で停止を指示する操作を行う必要がある。また、スクリーンを任意の高さまで下降させるときにも、下降を指示する操作を行い、所望の高さまで下降させられた時点で停止を指示する操作を行う必要がある。このため、上記特許文献に開示の昇降装置には、これらの操作が煩雑であるという課題が存在する。
【0007】
一方、出願人は、上記の課題に鑑み、例えば、「最上部まで上昇」、「最下部まで下降」および「中央部まで上昇/下降」との3種類の操作が可能な構成の昇降装置を試作した。これにより、スクリーンを最上部まで上昇させたいときには、「最上部まで上昇」を指示する1回のリモコン操作によってスクリーンを最上部まで上昇させることができ、スクリーンを最下部まで下降させたいときには、「最下部まで下降」を指示する1回のリモコン操作によってスクリーンを最下部まで下降させることができ、スクリーンを中央部まで上昇/下降させたいときには、「中央部まで上昇/下降」を指示する1回のリモコン操作によってスクリーンを中央部まで上昇/下降させることができるようになった。
【0008】
しかしながら、この種の装置では、スクリーンをどのようにどの程度昇降させるかが多種多様であり、例えば、スクリーンを最下部から10cmだけ上昇させたい使用者・使用場所もあれば、最下部から1m上昇させたい使用者・使用場所もあり、すべての使用者・使用場所での使用を考慮したときに、想定される制御態様が無数に存在する。このため、平均的な使用環境を想定して対応可能な制御態様の数を限定したとしても、それらの制御態様に対応する操作が可能な多数の操作スイッチをリモコンに配設する必要があり、リモコンが大型化して携帯性が損なわれると共に、多数のスイッチのなかから所望の制御態様での昇降を指示するスイッチを特定して操作するのが困難となる。また、各種使用環境において想定されるすべての制御態様に対応するスイッチを配設することは困難であり、使用環境によっては、所望する制御態様でスクリーンを昇降させることができない不便な昇降装置となってしまうおそれがある。
【0009】
このように、上記特許文献に開示の昇降装置の構成や、出願人が試作した昇降装置の構成では、各種の使用環境下において、所望する制御態様でスクリーンを容易に昇降させるのが困難であるという課題が存在する。なお、スクリーンの昇降装置を例に挙げて説明したが、照明器具や空調機などの各種機器を遠隔操作するときにも、上記の昇降装置に存在する課題と同様の課題が生じている。
【0010】
本発明は、かかる解決すべき問題点に鑑みてなされたものであり、使用環境毎に必要とされる各種制御態様で制御対象機器を容易に制御し得る遠隔操作システムを提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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