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公開番号2025164083
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-30
出願番号2024067844
出願日2024-04-18
発明の名称車両および車両用忘れ物防止システム
出願人株式会社SUBARU
代理人個人
主分類G08B 21/24 20060101AFI20251023BHJP(信号)
要約【課題】車室内に置き忘れた荷物の有無を高い精度で判定し、荷物の置き忘れを防止する。
【解決手段】車両10は、車両10の車室内を撮像するカメラ200と、車両10の位置情報を取得する位置情報取得部111と、車両10のドアの施錠状態に関する情報を取得するドアロック情報取得部112と、位置情報に基づいて、自宅から自宅までの移動量を算出する移動量算出部114と、車両10の位置情報が自宅に位置し、且つドアが施錠された場合に、カメラ200によって撮像された第1画像と、車両10の位置情報が自宅に位置し、且つドアが施錠され、且つ移動量が予め定めた移動量を超えている場合に、カメラ200によって撮像された第2画像と、に基づいて、車室内に忘れ物があるか否かを判定する判定部116と、忘れ物があると判定された場合には、忘れ物がある旨の情報を車両10の乗員に報知させる制御部117と、を備えている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
車両の車室内を撮像するカメラと、
前記車両の位置情報を衛星測位システムから発せられた電波を受信して取得する位置情報取得部と、
前記車両のドアの施錠状態に関する情報を取得するドアロック情報取得部と、
前記位置情報に基づいて、自宅から前記自宅までの移動量を算出する移動量算出部と、
前記車両の前記位置情報が前記自宅に位置し、且つ前記ドアが施錠された場合に、前記カメラによって撮像された第1画像と、
前記車両の前記位置情報が前記自宅に位置し、且つ前記ドアが施錠され、且つ前記移動量が予め定めた移動量を超えている場合に、前記カメラによって撮像された第2画像と、
に基づいて、前記車室内に忘れ物があるか否かを判定する判定部と、
前記判定部において、前記忘れ物があると判定された場合には、忘れ物がある旨の情報を前記車両の乗員に報知させる制御部と、
を備えたことを特徴とする車両。
続きを表示(約 550 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記判定部の判定結果に基づいて、ドアロック音を変更して忘れ物がある旨の情報を車両の乗員に報知させることを特徴とする請求項1に記載の車両。
【請求項3】
車両の車室内を撮像するカメラと、コントローラと、
を備え、
前記コントローラは、1つまたは複数のプロセッサと、前記1つまたは複数のプロセッサに通信可能に接続される1つまたは複数のメモリと、
を含み、
前記1つまたは複数のプロセッサは、
前記車両のドアの施錠状態に関する情報を取得し、
前記車両の位置情報に基づいて、自宅から前記自宅までの移動量を算出し、
前記車両の前記位置情報が前記自宅に位置し、且つ前記ドアが施錠された場合に、前記カメラによって撮像された第1画像と、前記車両の前記位置情報が前記自宅に位置し、且つ前記ドアが施錠され、且つ前記移動量が予め定めた移動量を超えている場合に、前記カメラによって撮像された第2画像と、に基づいて、前記車両の車室内に忘れ物があるか否かを判定し、
前記車両の車室内に前記忘れ物があると判定する場合には、前記忘れ物がある旨の情報を前記車両の乗員に報知させることを特徴とする車両用忘れ物防止システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両および車両用忘れ物防止システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
近年、車両内の忘れ物を検出し、車両の乗員に忘れ物があることを報知する技術が実用化されている。
例えば、この種の技術として、車両のドアをロックしたときに撮像した車室内の映像と、前回車両のドアをロックしたときに撮像した車室内の映像とを比較して忘れ物の有無を判定し、忘れ物を検出した場合に、車両の乗員に対して忘れ物があることを報知する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-115911号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述した技術においては、例えば、旅行へ出発するために自宅から荷物を車両に積み込む時にドアのロック/アンロックを繰り返した場合には、忘れ物が無いのにも拘らず、忘れ物があると誤検知してしまうという課題があった。
【0005】
そこで、本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであって、車室内に置き忘れた荷物の有無を高い精度で判定し、荷物の置き忘れを防止する車両および車両用忘れ物防止システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
形態1;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、車両の車室内を撮像するカメラと、前記車両の位置情報を衛星測位システムから発せられた電波を受信して取得する位置情報取得部と、前記車両のドアの施錠状態に関する情報を取得するドアロック情報取得部と、前記位置情報に基づいて、自宅から前記自宅までの移動量を算出する移動量算出部と、前記車両の前記位置情報が前記自宅に位置し、且つ前記ドアが施錠された場合に、前記カメラによって撮像された第1画像と、前記車両の前記位置情報が前記自宅に位置し、且つ前記ドアが施錠され、且つ前記移動量が予め定めた移動量を超えている場合に、前記カメラによって撮像された第2画像と、に基づいて、前記車室内に忘れ物があるか否かを判定する判定部と、前記判定部において、前記忘れ物があると判定された場合には、忘れ物がある旨の情報を前記車両の乗員に報知させる制御部と、を備えたことを特徴とする車両を提案している。
【0007】
形態2;本発明の1またはそれ以上の実施形態は、車両の車室内を撮像するカメラと、コントローラと、を備え、前記コントローラは、1つまたは複数のプロセッサと、前記1つまたは複数のプロセッサに通信可能に接続される1つまたは複数のメモリと、を含み、前記1つまたは複数のプロセッサは、前記車両のドアの施錠状態に関する情報を取得し、前記車両の位置情報に基づいて、自宅から前記自宅までの移動量を算出し、前記車両の前記位置情報が前記自宅に位置し、且つ前記ドアが施錠された場合に、前記カメラによって撮像された第1画像と、前記車両の前記位置情報が前記自宅に位置し、且つ前記ドアが施錠され、且つ前記移動量が予め定めた移動量を超えている場合に、前記カメラによって撮像された第2画像と、に基づいて、前記車両の車室内に忘れ物があるか否かを判定し、前記車両の車室内に前記忘れ物があると判定する場合には、忘れ物がある旨の情報を前記車両の乗員に報知させることを特徴とする車両用忘れ物防止システムを提案している。
【発明の効果】
【0008】
本発明の1またはそれ以上の実施形態によれば、車室内に置き忘れた荷物の有無を高い精度で判定し、荷物の置き忘れを防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態に係る車両の構成を示す図である。
本発明の実施形態に係る車両のコントローラの構成を示す図である。
本発明の実施形態に係る車両の処理フローを示す図である。
本発明の実施形態に係る車両の処理フローを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<実施形態>
図1から図4を用いて、本発明の実施形態に係る車両10について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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