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公開番号2025165204
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-04
出願番号2024069168
出願日2024-04-22
発明の名称カーテンエアバッグ装置
出願人株式会社SUBARU
代理人個人,個人,個人,個人
主分類B60R 21/213 20110101AFI20251027BHJP(車両一般)
要約【課題】従来のエアバッグ装置は、エアバッグを保持する部材が複数のパーツから形成されることで、製造コストを低減し難いという課題がある。
【解決手段】
本発明のカーテンエアバッグ装置10では、収納状態のエアバッグ21を保持するブラケット23の中間部には、第1の切り欠き部34と第2の切り欠き部35とが、エアバッグ21の延在方向に並んで配置される。この構造により、カーテンエアバッグ装置10の搬送時には、エアバッグ21が所望の荷姿状態へと折り曲げ可能となる。また、ブラケット23が、1パーツとして形成されることで、部品点数が低減し、製造コストが低減される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車両の車体に組み付けられるカーテンエアバッグ装置であって、
収納状態にて前記車体に固定されるエアバッグと、
前記収納状態の前記エアバッグを保持するブラケットと、を備え、
前記ブラケットの延在方向の中間部には、少なくとも第1の切り欠き部と第2の切り欠き部とが、前記延在方向に並んで配置されることを特徴とするカーテンエアバッグ装置。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記ブラケットは、前記エアバッグを保持する第1のブラケット及び第2のブラケットと、前記第1のブラケットと前記第2のブラケットを連結される連結部と、を有し、
前記第1の切り欠き部及び前記第2の切り欠き部が、前記連結部に配置されることを特徴とする請求項1に記載のカーテンエアバッグ装置。
【請求項3】
前記収納状態の前記エアバッグを固定する固定テープと、を備え、
前記固定テープは、前記第1の切り欠き部と前記第2の切り欠き部との間の領域以外の前記エアバッグを固定することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のカーテンエアバッグ装置。
【請求項4】
前記第1の切り欠き部及び前記第2の切り欠き部は、それぞれ前記延在方向との交差方向の前記ブラケットの前記中間部の端部に少なくとも1つ以上形成されることを特徴とする請求項3に記載のカーテンエアバッグ装置。
【請求項5】
前記第1の切り欠き部及び前記第2の切り欠き部は、それぞれ前記ブラケットの前記中間部の端部であって、前記交差方向に対向して形成されることを特徴とする請求項4に記載のカーテンエアバッグ装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、カーテンエアバッグ装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来の頭部保護エアバッグ装置として、例えば、特許文献1に記載の構造が知られている。
【0003】
頭部保護エアバッグ装置は、主に、膨張展開するエアバッグと、エアバッグに膨張用ガスを供給するインフレータと、エアバッグを車体へと取り付ける取り付け機構と、折り畳まれた状態のエアバッグを保持するケース体と、を備える。そして、頭部保護エアバッグは、車体のフロントピラーからルーフサイドレールに沿って配設される。折り畳まれた状態のエアバッグは、トリムと車体との間の収納空間内に配設される。
【0004】
ケース体は、断面視略U字形状として形成され、その開口部が車体の下方側に向くように車体へと取り付けられる。そして、車両の衝突時には、エアバッグは、上記開口部から突出して、車室内へと膨張展開し、乗員の頭部を保護する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6879249号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上述したように、エアバッグは、フロントピラーからルーフサイドレールに沿って配設される。折り畳まれた状態のエアバッグは、その全長に渡り少なくとも2個のケース体により保持され、上記折り畳まれた状態を維持する。
【0007】
上記ケース体を用いたエアバッグの保持構造により、エアバッグが捻じれた状態にて車体へと固定されることを防止するため、ケース体同士が、連結部材により連結される。この構造により、2つのケース体と連結部材とは、異なる部材として形成されると共に、連結用の固定部材も必要となる。その結果、頭部保護エアバッグ装置としての部品点数が増大し、型費が嵩む等、製造コストを低減し難いという課題がある。
【0008】
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、搬送時における所望の荷姿状態を実現し、部品点数を低減することで、製造コストの低減が実現されるカーテンエアバッグ装置に関する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一実施形態であるカーテンエアバッグ装置は、収納状態にて前記車体に固定されるエアバッグと、前記収納状態の前記エアバッグを保持するブラケットと、を備え、前記ブラケットの延在方向の中間部には、少なくとも第1の切り欠き部と第2の切り欠き部とが、前記延在方向に並んで配置されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明の一実施形態であるカーテンエアバッグ装置では、収納状態のエアバッグを保持するブラケットの中間部には、第1の切り欠き部と第2の切り欠き部とが、エアバッグの延在方向に並んで配置される。この構造により、カーテンエアバッグの搬送時には、エアバッグが所望の荷姿状態へと折り曲げ可能となる。また、ブラケットが、1パーツとして形成されることで、部品点数が低減し、製造コストが低減される。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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