TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025165226
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-04
出願番号2024069201
出願日2024-04-22
発明の名称居住設備、トレーラーハウス及び破風エクステンダー
出願人ミサワホーム株式会社
代理人個人
主分類B60P 3/335 20060101AFI20251027BHJP(車両一般)
要約【課題】本発明の目的は、並列駐車されるトレーラーハウスの片流れ屋根の組み合わせが本物の切妻屋根に見えるような技術を提供することである。
【解決手段】居住設備1は、隣り合って駐車されるトレーラーハウス10,110を備える。トレーラーハウス10がシャーシ11、家屋20及び破風エクステンダー50を備える。トレーラーハウス110がシャーシ111、家屋120及び破風エクステンダー150を備える。家屋20の片流れ屋根40が家屋120から離れる方に向かって下りに傾斜する。家屋120の片流れ屋根140が家屋20から離れる方に向かって下りに傾斜する。破風エクステンダー50が片流れ屋根40のケラバ42の棟側の端から張り出し、破風エクステンダー50が片流れ屋根140のケラバ142の棟側の端から張り出す。破風エクステンダー50が破風エクステンダー150と部分的に重なっている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
隣り合って駐車される第1及び第2のトレーラーハウスを備える居住設備であって、
前記第1のトレーラーハウスが、第1シャーシと、前記第1シャーシの上に設置される第1家屋と、第1破風エクステンダーと、を備え、
前記第2のトレーラーハウスが、第2シャーシと、前記第2シャーシの上に設置されるとともに前記第1家屋と隣り合う第2家屋と、第2破風エクステンダーと、を備え、
前記第1家屋が、前記第2家屋から離れる方に向かって下りに傾斜する第1片流れ屋根を有し、
前記第2家屋が、前記第1片流れ屋根の棟から隙間を置いて配置されるとともに前記第1家屋から離れる方に向かって下りに傾斜する第2片流れ屋根を有し、
前記第1破風エクステンダーが、前記第1片流れ屋根の妻側且つ棟側の端部に装着され、前記第1片流れ屋根の妻側の第1ケラバを前記第2家屋の方に斜め上に延長させるよう前記第1ケラバの棟側の端から張り出し、
前記第2破風エクステンダーが、前記第2片流れ屋根の妻側且つ棟側の端部に装着され、前記第2片流れ屋根の妻側の第2ケラバを前記第2家屋の方に斜め上に延長させるよう前記第2ケラバの棟側の端から張り出し、
前記第1破風エクステンダーが、前記第1片流れ屋根と前記第2片流れ屋根の間の前記隙間において、前記第2破風エクステンダーと部分的に重なっている
ことを特徴とする居住設備。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
請求項1に記載の居住設備であって、
前記第1破風エクステンダーが、前記第1ケラバの棟側の端から前記第1片流れ屋根の軒の方へ引き込むよう、前記第1片流れ屋根の傾斜に沿って前記第1ケラバに対して相対的にスライド可能に設けられ、
前記第2破風エクステンダーが、前記第2ケラバの棟側の端から前記第2片流れ屋根の軒の方へ引き込むよう、前記第2片流れ屋根の傾斜に沿って前記第2ケラバに対して相対的にスライド可能に設けられている
ことを特徴とする居住設備。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の居住設備であって、
前記第1片流れ屋根が、前記第1ケラバの妻側の端面を被覆する第1破風板を有し、
前記第1破風エクステンダーが、前記第1破風板に重ねられ、
前記第2片流れ屋根が、前記第2ケラバの妻側の端面を被覆する第2破風板を有し、
前記第2破風エクステンダーが、前記第2破風板に重ねられている
ことを特徴とする居住設備。
【請求項4】
請求項3に記載の居住設備であって、
前記第1破風エクステンダーと前記第1破風板が同じ色であり、
前記第2破風エクステンダーと前記第2破風板が同じ色である
ことを特徴とする居住設備。
【請求項5】
シャーシと、前記シャーシの上に設置された家屋と、を備えるトレーラーハウスであって、
前記トレーラーハウスが破風エクステンダーを備え、
前記家屋が、軒の方に向かって下りに傾斜する片流れ屋根を有し、
前記破風エクステンダーが、前記片流れ屋根の妻側且つ棟側の端部に装着され、前記片流れ屋根の妻側のケラバを斜め上に延長させるよう、前記ケラバの棟側の端から張り出す
ことを特徴とするトレーラーハウス。
【請求項6】
片流れ屋根の妻側且つ棟側の端部に装着され、前記片流れ屋根の妻側のケラバを斜め上に延長させるよう前記ケラバの棟側の端から張り出す
ことを特徴とする破風エクステンダー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、居住設備、トレーラーハウス及び破風エクステンダーに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、軒側破風化粧板が棟側破風化粧板に連結されることによって組み立てられた破風化粧板を開示する。この破風化粧板は、切妻屋根の妻側のケラバに取り付けられる。
【0003】
特許文献2は、車両同士が横に連結されたトレーラーハウス本体を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許6017847号公報
特開平10-305751号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
出願人は、片流れ屋根をそれぞれ有する2台のトレーラーハウスを並列駐車して、これら片流れ屋根の組み合わせが切妻屋根のように見える技術を開発中である。ところが、2台のトレーラーハウスの間に隙間があり、2体の片流れ屋根の間にも隙間があることから、片流れ屋根の組み合わせが完全に切妻屋根に見えることはない。
そこで、本発明の目的は、並列駐車されるトレーラーハウスの片流れ屋根の組み合わせが本物の切妻屋根に見えるような技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以下の括弧書きで示された参照符号は図1から図5において参照される。
【0007】
以上の課題を解決するため、請求項1によれば、
隣り合って駐車される第1及び第2のトレーラーハウス(10及び110)を備える居住設備(1)であって、
前記第1のトレーラーハウス(10)が、第1シャーシ(11)と、前記第1シャーシ(11)の上に設置される第1家屋(20)と、第1破風エクステンダー(50)と、を備え、
前記第2のトレーラーハウス(110)が、第2シャーシ(111)と、前記第2シャーシ(111)の上に設置されるとともに前記第1家屋(20)と隣り合う第2家屋(120)と、第2破風エクステンダー(150)と、を備え、
前記第1家屋(20)が、前記第2家屋(120)から離れる方に向かって下りに傾斜する第1片流れ屋根(40)を有し、
前記第2家屋(120)が、前記第1片流れ屋根(40)の棟から隙間を置いて配置されるとともに前記第1家屋(20)から離れる方に向かって下りに傾斜する第2片流れ屋根(140)を有し、
前記第1破風エクステンダー(50)が、前記第1片流れ屋根(40)の妻側且つ棟側の端部に装着され、前記第1片流れ屋根(40)の妻側の第1ケラバ(42)を前記第2家屋(120)の方に斜め上に延長させるよう前記第1ケラバ(42)の棟側の端から張り出し、
前記第2破風エクステンダー(150)が、前記第2片流れ屋根(140)の妻側且つ棟側の端部に装着され、前記第2片流れ屋根(140)の妻側の第2ケラバ(142)を前記第2家屋(120)の方に斜め上に延長させるよう前記第2ケラバ(142)の棟側の端から張り出し、
前記第1破風エクステンダー(50)が、前記第1片流れ屋根(40)と前記第2片流れ屋根(140)の間の前記隙間において、前記第2破風エクステンダー(150)と部分的に重なっている
ことを特徴とする居住設備(1)が提供される。
【0008】
以上のような請求項1によれば、第1家屋(20)の第1片流れ屋根(40)が第2家屋(120)から離れる方に向かって下りに傾斜し、第2家屋(120)の第2片流れ屋根(140)が第1家屋(20)から離れる方に向かって下りに傾斜するため、これら片流れ屋根(40及び140)の組み合わせは切妻屋根のように見える。
第1片流れ屋根(40)の妻側且つ棟側の端部に装着された第1破風エクステンダー(50)が第1片流れ屋根(40)の妻側の第1ケラバ(42)を第2家屋(120)の方に斜め上に延長させるよう第1ケラバ(42)の棟側の端から張り出し、第2片流れ屋根(140)の妻側且つ棟側の端部に装着された第2破風エクステンダー(150)が第2片流れ屋根(140)の妻側の第2ケラバ(142)を第1家屋(20)の方に斜め上に延長させるよう第2ケラバ(142)の棟側の端から張り出し、第1破風エクステンダー(50)が第1片流れ屋根(40)と第2片流れ屋根(140)の間の前記隙間において第2破風エクステンダー(150)と部分的に重なっているため、第1片流れ屋根(40)の第1ケラバ(42)と第2片流れ屋根(140)の第2ケラバ(142)が山型に連なっているように見える。このことは、第1及び第2片流れ屋根(40及び140)の組み合わせが切妻屋根のように見えることに寄与する。
【0009】
請求項2によれば、
請求項1に記載の居住設備(1)であって、
前記第1破風エクステンダー(50)が、前記第1ケラバ(42)の棟側の端から前記第1片流れ屋根(40)の軒の方へ引き込むよう、前記第1片流れ屋根(40)の傾斜に沿って前記第1ケラバ(42)に対して相対的にスライド可能に設けられ、
前記第2破風エクステンダー(150)が、前記第2ケラバ(142)の棟側の端から前記第2片流れ屋根(140)の軒の方へ引き込むよう、前記第2片流れ屋根(140)の傾斜に沿って前記第2ケラバ(142)に対して相対的にスライド可能に設けられている
ことを特徴とする居住設備(1)が提供される。
【0010】
以上のような請求項2によれば、第1破風エクステンダー(50)が第1片流れ屋根(40)の傾斜に沿って第1ケラバ(42)に対して相対的にスライド可能に設けられており、その第1破風エクステンダー(50)が第1ケラバ(42)の棟側の端から第1片流れ屋根(40)の軒の方へ引き込むと、第1破風エクステンダー(50)の延出が解消される。第1のトレーラーハウス(10)が牽引される際に、第1破風エクステンダー(50)が走向の支障にならない。同様に、第2破風エクステンダー(150)が第2ケラバ(142)の棟側の端から第2片流れ屋根(140)の軒の方へ引き込むと、第2のトレーラーハウス(110)が牽引される際に、第2破風エクステンダー(150)が走向の支障にならない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

ミサワホーム株式会社
玄関
今日
個人
タイヤレバー
3か月前
個人
前輪キャスター
2か月前
個人
上部一体型自動車
1か月前
個人
ホイルのボルト締結
4か月前
個人
空間形成装置
8日前
個人
タイヤ脱落防止構造
2か月前
個人
ルーフ付きトライク
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
個人
マスタシリンダ
1か月前
日本精機株式会社
照明装置
3日前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
個人
車両通過構造物
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
個人
アクセルのソフトウェア
4か月前
個人
乗合路線バスの客室装置
3か月前
個人
常設収納型サンバイザー
14日前
個人
車両用スリップ防止装置
4か月前
株式会社豊田自動織機
産業車両
3日前
個人
回転窓ワイパー装置
8日前
日本精機株式会社
車載表示装置
1か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
4か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
9日前
個人
車載小物入れ兼雨傘収納具
4か月前
日本精機株式会社
車室演出装置
2か月前
株式会社豊田自動織機
産業車両
3か月前
株式会社ニフコ
照明装置
2か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
11日前
日本精機株式会社
画像投映装置
1か月前
日本精機株式会社
車載表示装置
16日前
株式会社ニフコ
保持装置
4か月前
個人
円湾曲ホイール及び球体輪
3か月前
株式会社ニフコ
収納装置
1か月前
個人
音声ガイド、音声サービス
3か月前
株式会社SUBARU
車両
29日前
続きを見る