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公開番号2024162618
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2023078319
出願日2023-05-11
発明の名称洗濯機
出願人青島海爾洗衣机有限公司,QINGDAO HAIER WASHING MACHINE CO.,LTD.,アクア株式会社
代理人個人,個人
主分類D06F 33/42 20200101AFI20241114BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】水位センサが省かれた場合にも精度の良い外槽内からの排水を行うことができ、排水工程の後に外槽内に水が残りにくい洗濯機を提供する。
【解決手段】全自動洗濯機1において、パルセータが回転したときに駆動ユニットに加わる負荷を、当該負荷に相関する駆動モータ31の電流値として検出する電流検出部70を備える。制御部201は、外槽内から排水を行う排水工程において、基本排水時間、排水バルブ40を開放する第1排水処理を実行し、前記第1排水処理の後に、駆動部ユニットによりパルセータを回転させて電流検出部70により負荷を検出する負荷検出処理を実行し、負荷検出処理により検出した負荷が規定値よりも小さいと判定した場合、第2排水時間、排水バルブ40を開放する第2排水処理を実行し、負荷が規定値よりも小さい間、負荷検出処理と第2排水処理とを繰り返す。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
筐体内に配置され、水が溜められる外槽と、
前記外槽内に回転可能に配置された洗濯脱水槽と、
前記洗濯脱水槽の底部に回転可能に配置されたパルセータと、
前記洗濯脱水槽および前記パルセータを回転駆動するため駆動部と、
前記外槽内から排水を行うための排水バルブと、
前記駆動部および排水バルブの動作を制御する制御部と、
前記パルセータが回転したときに前記駆動部に加わる負荷を検出する負荷検出部と、を備え、
前記制御部は、前記外槽内から排水を行う排水工程において、
第1排水時間、前記排水バルブを開放する第1排水処理を実行し、
前記第1排水処理の後に、前記駆動部により前記パルセータを回転させて前記負荷検出部により前記負荷を検出する負荷検出処理を実行し、
前記負荷検出処理により検出した前記負荷が規定値よりも小さいと判定した場合、第2排水時間、前記排水バルブを開放する第2排水処理を実行し、
前記負荷が前記規定値よりも小さい間、前記負荷検出処理と前記第2排水処理とを繰り返す、
ことを特徴とする洗濯機。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の洗濯機において、
前記制御部は、
前記外槽内に水が溜められる前に前記駆動部により前記パルセータを回転させて前記負荷検出部により前記負荷を検出し、当該負荷に基づいて前記洗濯脱水槽内の洗濯物の負荷量を判定し、
前記負荷量が多いほど前記規定値を大きい値に設定する、
ことを特徴とする洗濯機。
【請求項3】
請求項1に記載の洗濯機において、
前記制御部は、前記負荷検出処理により検出した前記負荷が規定値以上であると判定した場合、第3時間、前記排水バルブを開放する第3排水処理を実行する、
ことを特徴とする洗濯機。
【請求項4】
筐体内に配置され、水が溜められる外槽と、
前記外槽内に回転可能に配置された洗濯脱水槽と、
前記洗濯脱水槽の底部に回転可能に配置されたパルセータと、
前記洗濯脱水槽および前記パルセータを回転駆動するため駆動部と、
前記外槽内から排水を行うための排水バルブと、
前記駆動部および排水バルブの動作を制御する制御部と、
前記洗濯脱水槽が回転したときに前記駆動部に加わる負荷を検出する負荷検出部と、を備え、
前記制御部は、前記外槽内から排水を行う排水工程において、
第1排水時間、前記排水バルブを開放する第1排水処理を実行し、
前記第1排水処理の後に、前記駆動部により前記洗濯脱水槽を回転させて前記負荷検出部により前記負荷を検出する負荷検出処理を実行し、
前記負荷検出処理により検出した前記負荷が規定値よりも大きいと判定した場合、第2排水時間、前記排水バルブを開放する第2排水処理を実行し、
前記負荷が前記規定値よりも大きい間、前記負荷検出処理と前記第2排水処理とを繰り返す、
ことを特徴とする洗濯機。
【請求項5】
請求項4に記載の洗濯機において、
前記制御部は、
前記外槽内に水が溜められる前に前記駆動部により前記パルセータを回転させて前記負荷検出部により前記負荷を検出し、当該負荷に基づいて前記洗濯脱水槽内の洗濯物の負荷量を判定し、
前記負荷量が多いほど前記規定値を大きい値に設定する、
ことを特徴とする洗濯機。
【請求項6】
請求項1ないし5の何れか一項に記載の洗濯機において、
前記外槽内への給水を行う給水装置と、
前記給水装置により前記外槽内へ供給される水の流量の検出に用いられる流量計と、をさらに備え、
前記制御部は、
前記流量計を用いて検出した前記流量に基づいて給水時間を設定し、
前記給水時間、前記給水装置により前記外槽内に給水を行う、
ことを特徴とする洗濯機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、洗濯機に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、外槽内の水位を検出するための水位センサを備えた洗濯機が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
【0003】
この洗濯機では、外槽内の水位が負荷量等に応じて外槽内に供給される水量が設定される。そして、洗い工程やすすぎ工程において、たとえば、外槽内の水位が、設定水量に対応する設定水位に到達したことが水位センサにより検出されるまで外槽内への給水が行われる。さらに、たとえば、外槽内の水位が、水位センサが検出可能な最低水位まで低下したことが水位センサにより検出された後、所定時間が経過したときに、外槽内からの排水が完了したと判定され、脱水工程に移行される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-169593号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
給水バルブの開放により流れる水の流量を検出可能な流量計が、洗濯機に備えられる場合がある。たとえば、洗剤、柔軟剤等の洗濯用の液剤を液剤タンクから外槽内に自動投入する機能を備えた洗濯機において、自動投入の方式として、給水バルブからの水の流れにより生じる負圧を利用して液剤タンクから液剤を流出させる負圧方式が採られた場合、その流出量が流量に左右されるので、当該流量を測定するために、流量計が備えられ得る。
【0006】
このように洗濯機に流量計が備えられた場合には、給水において、外槽内に供給される水の流量、即ち給水流量を流量計により測定し、当該給水流量に基づいて、外槽内に設定水量の水が溜まるのに要する給水時間を設定し、給水開始から設定された給水時間だけ外槽内に給水を行うことができる。これにより、水道圧のばらつき等による給水流量にばらつきに左右されずに、精度良く設定水量の水を外槽内に溜めることができるので、給水に関して、水位センサを省くことが可能となる。
【0007】
一方、排水に関して、外槽内からの排水が完了するまでの排水時間は、洗濯機の現状の排水能力によってばらつき得る。排水能力は、洗濯機の設置環境、たとえば、排水ホースが接続された排水トラップの形状、排水溝(排水管)の太さなどにより異なってくる。また、排水能力は、経年劣化、たとえば、排水ホース内のリント等の異物の付着などにより低下し得る。
【0008】
よって、洗濯機において、流量計を備えることにより水位センサを省くことを可能とするためには、水位センサにより外槽内の水位を検出する以外の方法により、外槽内からの排水の完了を判定できるようにすることが必要となる。
【0009】
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、水位センサが省かれた場合にも精度の良い外槽内からの排水を行うことができ、排水工程の後に外槽内に水が残りにくい洗濯機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の第1の態様に係る洗濯機は、筐体内に配置され、水が溜められる外槽と、前記外槽内に回転可能に配置された洗濯脱水槽と、前記洗濯脱水槽の底部に回転可能に配置されたパルセータと、前記洗濯脱水槽および前記パルセータを回転駆動するため駆動部と、前記外槽内から排水を行うための排水バルブと、前記駆動部および排水バルブの動作を制御する制御部と、前記パルセータが回転したときに前記駆動部に加わる負荷を検出する負荷検出部と、を備える。ここで、前記制御部は、前記外槽内から排水を行う排水工程において、第1排水時間、前記排水バルブを開放する第1排水処理を実行し、前記第1排水処理の後に、前記駆動部により前記パルセータを回転させて前記負荷検出部により前記負荷を検出する負荷検出処理を実行し、前記負荷検出処理により検出した前記負荷が規定値よりも小さいと判定した場合、第2排水時間、前記排水バルブを開放する第2排水処理を実行し、前記負荷が前記規定値よりも小さい間、前記負荷検出処理と前記第2排水処理とを繰り返す。
(【0011】以降は省略されています)

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