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公開番号
2025024573
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-20
出願番号
2023128776
出願日
2023-08-07
発明の名称
気体分析装置、気体分析方法
出願人
国立大学法人大阪大学
,
国立大学法人広島大学
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
G01N
21/3504 20140101AFI20250213BHJP(測定;試験)
要約
【課題】試料ガスの分析をより精度よく行う。
【解決手段】気体分析装置(1)は、試料ガスを含む試料セル(11)と、参照ガスを含む参照セル(12)と、試料セルに光(L)を照射する光源(10)と、光を照射された試料セル内の気圧と、参照セル内の気圧と、の差を測定する差圧測定器(13)と、を備える。気体分析方法は、光を照射された試料セル内の気圧と、参照セル内の気圧と、の差の測定を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
試料ガスを含む試料セルと、
参照ガスを含む参照セルと、
前記試料セルに光を照射する光源と、
前記光を照射された前記試料セル内の気圧と、前記参照セル内の気圧と、の差を測定する差圧測定器と、を備えた気体分析装置。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記差を解析して、前記試料ガスにおける特定成分の有無を特定する解析部を備えた請求項1に記載の気体分析装置。
【請求項3】
前記解析部は、前記差を解析して、前記試料ガスにおける特定成分の濃度を特定する請求項2に記載の気体分析装置。
【請求項4】
前記光源は赤外光源を含む請求項1から3の何れか1項に記載の気体分析装置。
【請求項5】
前記光源はパルスレーザ光源および半導体レーザ光源の少なくとも一方を含む請求項1から3の何れか1項に記載の気体分析装置。
【請求項6】
前記参照ガスは希ガスおよび窒素の少なくとも一方を含む請求項1から3の何れか1項に記載の気体分析装置。
【請求項7】
前記光源は前記参照セルに前記光を照射し、
前記差圧測定器は、前記光を照射された前記試料セル内の気圧と、前記光を照射された前記参照セル内の気圧と、の差を測定する請求項1から3の何れか1項に記載の気体分析装置。
【請求項8】
前記光源は第1波長を有する第1光と、前記第1波長よりも長い第2波長を有する第2光と、を出射し、
前記差圧測定器は、前記光源が前記試料セルに前記第1光を照射した場合と、前記光源が前記試料セルに前記第2光を照射した場合と、のそれぞれにおいて前記差を測定する請求項1から3の何れか1項に記載の気体分析装置。
【請求項9】
前記光を照射される前の前記試料セル内の気圧と前記参照セル内の気圧との差が10Pa以下である請求項1から3の何れか1項に記載の気体分析装置。
【請求項10】
前記差圧測定器による前記差の測定において、前記試料セルの内部と連通する前記差圧測定器の内部の空間は閉鎖され、かつ、前記参照セルの内部と連通する前記差圧測定器の内部の空間は閉鎖される請求項1から3の何れか1項に記載の気体分析装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は気体分析装置、および気体分析方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
非特許文献1には、気体に赤外波長域の連続光を照射し、気体を透過した赤外光の干渉パターンから気体に含まれる成分を分析するFT-IR法(フーリエ変換赤外分光法)について記載されている。FT-IR法は赤外光を照射された分子の振動に対し高い分解能にて測定が可能であり、気体中に含まれる化学物質の同定にも有利である。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
Arkajyoti Banerjee. Fourier Transform Infrared Spectroscopy - A Review” “ResearchGate”,DOI:10.13140/RG.2.2.16082.89282. 06 August 2021.
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
非特許文献1に記載されるFT-IR法においては、気体に照射する光の強度が制限されるために、気体に含まれる特定成分の検出感度が下がり、ひいては気体の分析の精度が低下する場合がある。このためFT-IR法においては、特定成分の検出を行うために大量の試料が必要となる場合がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の課題を解決するために、本開示の一態様に係る気体分析装置は、試料ガスを含む試料セルと、参照ガスを含む参照セルと、前記試料セルに光を照射する光源と、前記光を照射された前記試料セル内の気圧と、前記参照セル内の気圧と、の差を測定する差圧測定器と、を備える。
【0006】
また、本開示の一態様に係る気体分析方法は、試料ガスを含む試料セルへの光の照射と、前記光を照射された前記試料セル内の気圧と、参照ガスを含む参照セル内の気圧と、の差の測定と、を含む。
【発明の効果】
【0007】
本開示の一態様によれば、試料ガスの分析をより精度よく行える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施形態1に係る気体分析装置の概略図である。
本開示の実施形態1に係る試料セルの概略断面図である。
本開示の各実施例における差圧の測定結果を示すグラフである。
本開示の実施形態1に係る気体分析装置の光の強度と信号強度との関係を示すグラフである。
本開示の実施形態2に係る気体分析装置の概略図である。
本開示の実施形態3に係る気体分析装置の概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔実施形態1〕
<気体分析装置の概要>
以下、本開示の一実施形態について、詳細に説明する。なお、各図面において、同様の構成については同一の符号を付してその説明を省略する。
【0010】
図1は本実施形態に係る気体分析装置1の概略図である。図1においては、後述する光源10から試料セル11および参照セル12に光を照射する様子を併せて示す。
(【0011】以降は省略されています)
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