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公開番号
2025059398
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023169470
出願日
2023-09-29
発明の名称
プリンタ
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
29/13 20060101AFI20250403BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】液体が基板に到達することを抑制することに貢献するプリンタを提供する。
【解決手段】プリンタ1は筐体2と表示部8とストッパ52を備える。筐体2は底板31と上板41と第一中板64を含む。第一中板64は底板31と上板41の間に位置する。上下方向において底板31と第一中板41の間にはサーマルヘッド93を制御するための基板19が配置される。表示部8は軸を介して上板41に連結され、軸周りに回転する。ストッパ52は上板41の下方において筐体2によって支持され、上板41に設けられる第一開口411を介して表示部8に連結され、表示部8の回転方向の姿勢を段階的に保持する。第一中板64の上面には第一バッファ壁68が設けられる。第一バッファ壁68は、第一開口411を介して筐体2に侵入する液体の流路Fに設けられ、流路Fと交差するように延びる。第一バッファ壁68は、液体が溜まる第一バッファ空間69を規定する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
印刷を行う印刷部が収容される筐体であって、上下方向と交差するように延びる底板と、前記上下方向と交差するように延び且つ前記底板よりも上方に位置する上板と、前記上下方向と交差するように延び且つ前記上下方向において前記底板と前記上板との間に位置する第一中板とを含み、前記上下方向において前記底板と前記第一中板との間には前記印刷部を制御するための基板が配置される筐体と、
前記上下方向と直交する左右方向に延びる軸を介して前記上板に連結され、前記軸周りに回転する表示部と、
前記上板の下方において前記筐体によって支持され、且つ前記上板に設けられる第一開口を介して前記表示部に連結され、前記表示部の回転方向の姿勢を段階的に保持するストッパと
を備え、
前記第一中板の上面には、
前記上方から前記下方に向かう方向が鉛直方向となる正立姿勢において前記第一開口を介して前記筐体に侵入する液体の流路に設けられ、前記流路と交差するように延びる壁であって、前記液体が溜まる第一バッファ空間を規定する第一バッファ壁が設けられる
ことを特徴とするプリンタ。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記筐体は、
前記上下方向において前記底板と前記第一中板との間に設けられ、前記上下方向と交差するように延びる第二中板を含み、
前記基板は、前記上下方向において前記底板と前記第二中板との間に配置され、
前記第一中板には、
前記第一バッファ壁に対して前記流路の下流の位置に第二開口が設けられ、
前記第一バッファ壁には、
前記第一バッファ壁の上端から前記下方に、前記第一バッファ壁の下端よりも前記上方の位置まで延び、前記液体を前記第二開口に案内する切り欠きが設けられ、
前記第二中板の上面には、前記正立姿勢において前記第二開口を介して流れる前記液体の前記流路に設けられ、且つ前記流路と交差するように延びる壁であって、前記液体が溜まる第二バッファ空間を規定する第二バッファ壁が設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載のプリンタ。
【請求項3】
前記第一バッファ壁は、前記第一開口に対して、前記上下方向と直交する特定方向の一方に位置し、
前記第一中板は、前記特定方向の前記一方に向かうに連れて前記下方に向かって延びる案内部を含み、
前記第一バッファ壁は、前記案内部の前記特定方向の前記一方の端から前記上方に延び、
前記切り欠きは、前記特定方向から見て、前記上下方向と前記特定方向とに直交する方向において、前記第一開口と重なる位置に配置される
ことを特徴とする請求項2に記載のプリンタ。
【請求項4】
前記第一バッファ壁は、前記第一開口に対して、前記上下方向と直交する特定方向の一方に位置し、
前記第一中板は、前記特定方向の前記一方に向かうに連れて前記下方に向かって延びる案内部を含み、
前記第一バッファ壁は、前記案内部の前記特定方向の前記一方の端から前記上方に延び、
前記切り欠きは、前記特定方向から見て、前記上下方向と前記特定方向とに直交する方向において、前記第一開口からずれた位置に配置される
ことを特徴とする請求項2に記載のプリンタ。
【請求項5】
前記第一バッファ壁は、前記第一開口に対して、前記上下方向と直交する特定方向の一方に位置し、
前記第一中板は、前記特定方向の前記一方に向かうに連れて前記下方に向かって延びる案内部を含み、
前記第一バッファ壁は、前記案内部の前記特定方向の前記一方の端から前記上方に延び、
前記案内部には、前記案内部の前記上下方向と前記特定方向とに直交する方向の両端のそれぞれから前記上方に突出する一対のガイド壁が設けられる
ことを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタ。
【請求項6】
前記筐体は、
前記底板を含み、前記基板が収容されるカバーであって、前記印刷部によって印刷される媒体が収容され、前記上方に開口する収容空間を規定する下カバーと、
前記上板と前記第一中板とを含むカバーであって、前記収容空間を前記上方から覆う閉位置と、前記収容空間を開放する開位置とに移動可能に前記下カバーに連結される上カバーと
を備え、
前記第一中板は、前記上カバーが前記閉位置に位置する状態で、前記上下方向において前記底板と前記上板との間に位置する
ことを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタ。
【請求項7】
前記筐体は、前記上下方向と前記左右方向とに直交する前後方向と交差するように延び、前記印刷部によって印刷された媒体を前記筐体から排出する排出口が設けられる排出板を含み、
前記排出板、前記印刷部、前記第一バッファ壁、および前記ストッパは、前記前後方向において、前記排出板、前記印刷部、前記第一バッファ壁、前記ストッパの順に並ぶ
ことを特徴とする請求項1または2に記載のプリンタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載のラベル作成装置は、筐体と上カバーユニットとを備える。筐体には、媒体に印刷するための印字ヘッドと、CPU等が搭載される基板とが収容される。上カバーユニットは液晶表示部を有し、筐体の上面に回転軸を介して連結する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-104697号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記ラベル作成装置では、回転軸周りの構成によっては、筐体の上面に液体がかかると、回転軸周りから筐体内に液体が侵入する可能性がある。侵入した液体が基板に到達すると、ラベル作成装置の電気系統が故障する可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、液体が基板に到達することを抑制することに貢献するプリンタを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係るプリンタは、印刷を行う印刷部が収容される筐体であって、上下方向と交差するように延びる底板と、前記上下方向と交差するように延び且つ前記底板よりも上方に位置する上板と、前記上下方向と交差するように延び且つ前記上下方向において前記底板と前記上板との間に位置する第一中板とを含み、前記上下方向において前記底板と前記第一中板との間には前記印刷部を制御するための基板が配置される筐体と、前記上下方向と直交する左右方向に延びる軸を介して前記上板に連結され、前記軸周りに回転する表示部と、前記上板の下方において前記筐体によって支持され、且つ前記上板に設けられる第一開口を介して前記表示部に連結され、前記表示部の回転方向の姿勢を段階的に保持するストッパとを備え、前記第一中板の上面には、前記上方から前記下方に向かう方向が鉛直方向となる正立姿勢において前記第一開口を介して前記筐体に侵入する液体の流路に設けられ、前記流路と交差するように延びる壁であって、前記液体が溜まる第一バッファ空間を規定する第一バッファ壁が設けられることを特徴とする。
【0007】
上記態様によれば、正立姿勢において第一開口を介して液体が筐体に侵入したとしても、侵入した液体は基板に到達する前に第一バッファ空間に溜まる。よって、プリンタは液体が基板に到達することを抑制することに貢献する。
【0008】
前記プリンタにおいて、前記筐体は、前記上下方向において前記底板と前記第一中板との間に設けられ、前記上下方向と交差するように延びる第二中板を含み、前記基板は、前記上下方向において前記底板と前記第二中板との間に配置され、前記第一中板には、前記第一バッファ壁に対して前記流路の下流の位置に第二開口が設けられ、前記第一バッファ壁には、前記第一バッファ壁の上端から前記下方に、前記第一バッファ壁の下端よりも前記上方の位置まで延び、前記液体を前記第二開口に案内する切り欠きが設けられ、前記第二中板の上面には、前記正立姿勢において前記第二開口を介して流れる前記液体の前記流路に設けられ、且つ前記流路と交差するように延びる壁であって、前記液体が溜まる第二バッファ空間を規定する第二バッファ壁が設けられてもよい。この場合、正立姿勢において第一バッファ空間から液体が溢れたとしても、溢れた液体は基板に到達する前に第二バッファ空間に溜まる。よって、プリンタは液体が基板に到達することを抑制することに貢献する。
【0009】
前記プリンタにおいて、前記第一バッファ壁は、前記第一開口に対して、前記上下方向と直交する特定方向の一方に位置し、前記第一中板は、前記特定方向の前記一方に向かうに連れて前記下方に向かって延びる案内部を含み、前記第一バッファ壁は、前記案内部の前記特定方向の前記一方の端から前記上方に延び、前記切り欠きは、前記特定方向から見て、前記上下方向と前記特定方向とに直交する方向において、前記第一開口と重なる位置に配置されてもよい。この場合、プリンタは左右方向における筐体の大型化を抑制することに貢献する。
【0010】
前記プリンタにおいて、前記第一バッファ壁は、前記第一開口に対して、前記上下方向と直交する特定方向の一方に位置し、前記第一中板は、前記特定方向の前記一方に向かうに連れて前記下方に向かって延びる案内部を含み、前記第一バッファ壁は、前記案内部の前記特定方向の前記一方の端から前記上方に延び、前記切り欠きは、前記特定方向から見て、前記上下方向と前記特定方向とに直交する方向において、前記第一開口からずれた位置に配置されてもよい。この場合、案内部を流れる液体は、切り欠きに向かう前に、第一バッファ壁に突き当たりやすい。よって、プリンタは液体を第一バッファ空間に溜めやすくすることに貢献する。
(【0011】以降は省略されています)
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