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公開番号2025072659
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2025024899,2021020813
出願日2025-02-19,2021-02-12
発明の名称スピーカー装置、及び車両用ドア
出願人ヤマハ株式会社
代理人弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類H04R 1/02 20060101AFI20250430BHJP(電気通信技術)
要約【課題】部品点数の増加を抑制しつつ、板バネの破損のおそれを低減する。
【解決手段】スピーカー装置1は、スピーカーユニット2と、スピーカーユニット2を取付対象部材50に取り付けるための取付部材40と、板厚方向がスピーカーユニットの中心軸O方向に沿うように配置され、スピーカーユニット2と取付部材40との間に位置し、スピーカーユニット2を支持する板バネ30と、を備える。取付部材40の一部は、スピーカーユニット2の径方向Yにおいて内側に延びるストッパー43を含む。ストッパー43は、スピーカーユニット2の中心軸O方向から見て、スピーカーユニット2の一部と重なる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
スピーカーユニットと、
前記スピーカーユニットを取付対象部材に取り付けるための取付部材と、
前記スピーカーユニットと前記取付部材との間に位置し、前記スピーカーユニットを支持する支持部材と、
を備え、
前記取付部材の一部は、前記スピーカーユニットの径方向において内側に延びるストッパーを含み、
前記ストッパーは、前記スピーカーユニットの中心軸方向から見て、前記スピーカーユニットの一部と重なり、
前記支持部材は、板厚方向が前記スピーカーユニットの中心軸方向に沿うように配置される、
スピーカー装置。
続きを表示(約 870 文字)【請求項2】
前記支持部材は、板バネである、
請求項1のスピーカー装置。
【請求項3】
前記支持部材は、前記スピーカーユニットの径方向よりも前記スピーカーユニットの中心軸方向に変形しやすい、
請求項1のスピーカー装置。
【請求項4】
前記支持部材は、前記スピーカーユニットの中心軸方向におけるバネ定数は、前記スピーカーユニットの径方向におけるバネ定数よりも低い、
請求項1のスピーカー装置。
【請求項5】
前記支持部材は、
前記スピーカーユニットの径方向において内側に配置され、前記スピーカーユニットに固定される内側部分と、
前記スピーカーユニットの径方向において外側に配置され、前記取付部材に固定される外側部分と、
前記内側部分と前記外側部分とを連結する長手形状の連結部とを有する、
請求項1に記載のスピーカー装置。
【請求項6】
前記スピーカーユニットの一部は、当該スピーカーユニットの径方向において外側に張り出すフランジを含み、
前記ストッパーは、前記スピーカーユニットの中心軸方向において、前記フランジと離間して配置されている、
請求項1~5のいずれか一項に記載のスピーカー装置。
【請求項7】
前記スピーカーユニットは、放音面と背面とを備え、
前記ストッパーは、
前記背面から前記放音面に向かう方向への前記スピーカーユニットの変位を抑制する放音面側のストッパーと、
前記放音面から前記背面に向かう方向への前記スピーカーユニットの変位を抑制する背面側のストッパーと、を含む、
請求項1~6のいずれか一項に記載のスピーカー装置。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか一項に記載のスピーカー装置と、
開口部が形成された前記取付対象部材と、を備え、
前記スピーカー装置が前記開口部に保持される、
車両用ドア。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、スピーカー装置、及び車両用ドアに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
スピーカー装置において、スピーカーユニットを内包する筐体と、筐体を取付対象部材に取り付ける取付部材と、筐体と取付部材との間に設けられたバネ部材とを備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6424963号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
例えば、スピーカーユニットの変位が大きくなると、バネ部材が破損するおそれがある。また、スピーカー装置において、部品点数の増加を抑制することが求められる。本開示は、部品点数の増加を抑制しつつ、バネ部材の破損のおそれを低減することが可能なスピーカー装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示のスピーカー装置は、スピーカーユニットと、スピーカーユニットを取付対象部材に取り付けるための取付部材と、板厚方向がスピーカーユニットの中心軸方向に沿うように配置され、スピーカーユニットと取付部材との間に位置し、スピーカーユニットを支持する板バネと、を備える。取付部材の一部は、スピーカーユニットの径方向において内側に延びるストッパーを含む。ストッパーは、スピーカーユニットの中心軸方向から見て、スピーカーユニットの一部と重なる。
【0006】
本開示のスピーカー装置は、スピーカーユニットと、スピーカーユニットを取付対象部材に取り付けるための取付部材と、板厚方向がスピーカーユニットの中心軸方向に沿うように配置され、スピーカーユニットと取付部材との間に位置し、スピーカーユニットを支持する板バネと、を備える。板バネは、スピーカーユニットの径方向において内側に配置され、スピーカーユニットに固定される内側部分と、スピーカーユニットの径方向において外側に配置され、取付部材に固定される外側部分と、内側部分と外側部分とを連結する連結部とを有する。スピーカーユニットは、内側部分が固定される板バネ固定部と、板バネ固定部よりもスピーカーユニットの径方向において外側に張り出す延出部と、を含む。板バネは、スピーカーユニットの中心軸方向から見て、延出部の一部と重なるように、スピーカーユニットの径方向において内側に延びるストッパー部を含む。
【0007】
本開示のスピーカー装置は、取付対象部材の開口部に保持されるスピーカーユニットと、スピーカーユニットを取付対象部材に取り付けるための取付部材と、板厚方向がスピーカーユニットの中心軸方向に沿うように配置され、スピーカーユニットと取付部材との間に位置し、前記スピーカーユニットを支持する板バネと、を備える。板バネは、中心軸方向において、取付対象部材と離間して配置される。スピーカーユニットの一部は、中心軸方向から見て、取付対象部材と重なるように配置される。
【0008】
本開示の車両用ドアは、上記のスピーカー装置と、開口部が形成された取付対象部材と、を備える。スピーカー装置は開口部に保持される。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係るスピーカー装置の断面図である。
板バネを示す斜視図である。
第2実施形態に係るスピーカー装置を示す部分断面図である。
板バネの連結部の一部を拡大して示す平面図である。
変形例に係る板バネの連結部の一部を拡大して示す平面図である。
第3実施形態に係るスピーカー装置を示す部分断面図である。
スピーカー装置を備えた車両用ドアを示す分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、図面において各部の寸法及び縮尺は実際のものと適宜に異ならせてある。また、以下に記載する実施形態は、本開示の好適な具体例である。このため、本実施形態には、技術的に好ましい種々の限定が付されている。しかし、本開示の範囲は、以下の説明において特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
(【0011】以降は省略されています)

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