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公開番号2025067121
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023176839
出願日2023-10-12
発明の名称スピーカーユニット取付具
出願人ヤマハ株式会社
代理人弁理士法人旺知国際特許事務所
主分類H04R 1/02 20060101AFI20250417BHJP(電気通信技術)
要約【課題】スピーカーユニットの音質を向上させるスピーカーユニット取付具を提供する。
【解決手段】スピーカーユニット取付具20は、スピーカーユニット10を取り付けるための第1部材21と、取付対象物200に取り付けるための第2部材22と、第1部材と第2部材との間に隙間を形成した状態で、第1部材と第2部材とを接続する少なくとも1つの接続部材23と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
スピーカーユニットを取り付けるための第1部材と、
取付対象物に取り付けるための第2部材と、
前記第1部材と前記第2部材との間に隙間を形成した状態で、前記第1部材と前記第2部材とを接続する少なくとも1つの接続部材と、を備える、
スピーカーユニット取付具。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記少なくとも1つの接続部材は、弾性部材である、
請求項1に記載のスピーカーユニット取付具。
【請求項3】
前記少なくとも1つの接続部材は、板バネであり、
前記板バネは、
前記第1部材に固定される第1部分と、
前記第1部分から離れた位置で前記第2部材に固定される第2部分と、を有する、
請求項2に記載のスピーカーユニット取付具。
【請求項4】
前記板バネと前記第1部材または前記第2部材との間に配置されるスペーサーをさらに備える、
請求項3に記載のスピーカーユニット取付具。
【請求項5】
前記スペーサーは、前記板バネと前記第1部材または前記第2部材との間の距離を調整する調整機構を含む、
請求項4に記載のスピーカーユニット取付具。
【請求項6】
前記スペーサーは、前記第2部材が前記取付対象物に取り付けられた状態で、鉛直方向で前記第1部材または前記第2部材の上方または下方の部位に配置される、
請求項5に記載のスピーカーユニット取付具。
【請求項7】
前記第1部分と前記第2部分との間の距離が変更可能である、
請求項3に記載のスピーカーユニット取付具。
【請求項8】
前記スピーカーユニットの全周にわたり前記第1部材と前記第2部材との間を封止する封止部材をさらに備える、
請求項1に記載のスピーカーユニット取付具。
【請求項9】
前記第1部材および前記第2部材のそれぞれは、環状部材であり、
前記封止部材は、前記第1部材および前記第2部材の外周に沿って全周にわたり設けられる、
請求項8に記載のスピーカーユニット取付具。
【請求項10】
前記取付対象物は、車両であり、
前記スピーカーユニットが前記第1部材に取り付けられた状態で前記車両の車室内に向けて放音するように取り付けられる、
請求項1に記載のスピーカーユニット取付具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、スピーカーユニット取付具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1では、スピーカーユニットが車両のドアパネルに対してバッフル板を介して取り付けられる。このバッフル板は、アルミダイキャスト、マグネシウム合金ダイキャスト、振動を吸収するシリコーン樹脂で構成される板材であり、ドアパネルの不要な振動を吸収または減衰させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-26817号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のバッフル板では、単なる板材のみで構成されるため、ドアパネルの不要な振動を十分に吸収または減衰させることができない。
【0005】
以上の事情を考慮して、本開示のひとつの態様は、音質を向上させることのできるスピーカーユニット取付具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上の課題を解決するために、本開示の好適な態様に係るスピーカーユニット取付具は、スピーカーユニットを取り付けるための第1部材と、取付対象物に取り付けるための第2部材と、前記第1部材と前記第2部材との間に隙間を形成した状態で、前記第1部材と前記第2部材とを接続する少なくとも1つの接続部材と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係るスピーカーユニット取付具の使用状態を示す断面図である。
第1実施形態に係るスピーカーユニット取付具の斜視図である。
第1実施形態における複数の接続部材の第1部分および第2部分を説明するための図である。
第2実施形態に係るスピーカーユニット取付具の斜視図である。
第2実施形態における複数の接続部材の第1部分および第2部分を説明するための図である。
第2実施形態における複数の接続部材の第1部分と第2部分との距離の変更を説明するための図である。
車両用ドアの一例を示す分解斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、図面において各部の寸法および縮尺は実際のものと適宜に異ならせてある。また、以下に記載する実施形態は、本開示の好適な具体例である。このため、本実施形態には、技術的に好ましい種々の限定が付されている。しかし、本開示の範囲は、以下の説明において特に本開示を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0009】
1.スピーカーユニット取付具
1-1.第1実施形態
図1は、第1実施形態に係るスピーカーユニット取付具20の使用状態を示す断面図である。なお、以下では、スピーカーユニット10の中心軸が軸線AXであり、軸線AXに沿ってスピーカーユニット10の背面から正面に向かう一方向がX1方向であり、X1方向とは反対にスピーカーユニット10の正面から背面に向かう方向がX2方向である。また、以下では、X1方向およびX2方向を区別せずに軸方向という場合がある。また、軸線AXを中心とする仮想円に沿う一方向またはその反対方向を周方向という場合がある。さらに、軸線AXに直交して軸線AXから遠ざかる方向またはその反対方向を径方向という場合がある。また、以下では、軸線AXに沿う方向にみることを平面視という場合がある。
【0010】
スピーカーユニット取付具20は、取付対象物200に対してスピーカーユニット10を取り付けるためのインナーバッフルとも称される構造体であり、スピーカーユニット10から取付対象物200への振動の伝達を低減する機能を有する。この機能により、スピーカーユニット10の音質を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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