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公開番号2025103139
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023220282
出願日2023-12-27
発明の名称情報提供システム
出願人日本信号株式会社
代理人個人
主分類G08G 1/0962 20060101AFI20250702BHJP(信号)
要約【課題】正確な遮断機状態を提供する情報提供システムを提供すること。
【解決手段】情報提供システム100は、遮断機20の腕金部22を含む監視領域BRについて外観的情報を検出する検出装置12と、外観的情報に基づいて遮断機状態を判定する判定装置11bと、遮断機状態を外部OSに送信する通信装置13とを有する遮断機監視装置10を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
遮断機の腕金部を含む監視領域について外観的情報を検出する検出装置と、前記外観的情報に基づいて遮断機状態を判定する判定装置と、前記遮断機状態を外部に送信する通信装置とを有する遮断機監視装置を備える、
情報提供システム。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記遮断機監視装置からの情報を受信する受信装置を有するユーザ端末装置をさらに備える、
請求項1に記載の情報提供システム。
【請求項3】
前記ユーザ端末装置は、自動運転車両の車両装置に組み込まれる、
請求項2に記載の情報提供システム。
【請求項4】
前記遮断機状態は、開放、遮断、遮断桿動作中、及び遮断機異常のいずれかであり、
前記判定装置は、前記外観的情報から腕金部状態、並びに前記腕金部状態及び遮断桿状態のいずれかを判定した結果に基づいて前記遮断機状態を判定する、
請求項1に記載の情報提供システム。
【請求項5】
前記判定装置は、前記腕金部状態と前記遮断桿状態との整合性により前記遮断機状態を判定する、
請求項4に記載の情報提供システム。
【請求項6】
前記腕金部状態は、上昇位置、下降位置、下降中、及び上昇中のいずれかであり、
前記遮断桿状態は、上昇位置、下降位置、下降中、上昇中、及び遮断桿異常のいずれかである、
請求項4に記載の情報提供システム。
【請求項7】
前記判定装置は、遮断桿が前記監視領域の所定領域から外れていた場合、前記遮断桿異常と判定する、
請求項6に記載の情報提供システム。
【請求項8】
前記判定装置は、前記腕金部状態又は前記遮断桿状態が所定時間以上同じ状態である場合、前記遮断機異常であると判定する、
請求項4に記載の情報提供システム。
【請求項9】
前記判定装置は、前記腕金部状態と前記遮断桿状態とが整合し開放である場合に前記遮断機状態に対応して横断可と判定し、前記腕金部状態と前記遮断桿状態とが整合し遮断又は遮断桿動作中である場合に前記遮断機状態に対応して横断不可と判定し、前記腕金部状態と前記遮断桿状態とが整合しない場合に前記遮断機状態に対応して前記横断不可かつ遮断機異常と判定する、
請求項4に記載の情報提供システム。
【請求項10】
前記監視領域は、遮断桿の上昇位置、下降位置、及び前記上昇位置と前記下降位置との間の遷移位置に配置される所定領域を有し、
前記判定装置は、前記腕金部の位置及び角度と前記所定領域の位置とによって前記腕金部状態を判定し、前記遮断桿の位置及び角度と前記所定領域の位置とによって前記遮断桿状態を判定する、
請求項4に記載の情報提供システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遮断機状態に関する情報を提供する情報提供システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
運転支援装置として、踏切の開閉状況、踏切先の道路状況、自車位置の情報等により、踏切の通過可否を判定することが開示されている(特許文献1)。特許文献1の装置では、踏切の位置、列車の運行情報、遮断機の制御情報等に基づいて踏切の開閉状況を生成しており、遮断桿の折損時等において実際の踏切状況を正確に判定できない場合がある。
【0003】
踏切情報提供システムとして、移動体と踏切との相対位置を検出し、踏切の開閉状態を検出し、踏切前後の交通状態を検出し、生成した踏切情報を移動体に出力することが開示されている(特許文献2)。特許文献2のシステムでは、踏切内に設置された踏切管理装置によって遮断機の開状態又は閉状態を検出しており、遮断桿の折損時等において実際の踏切状況を正確に判定できない場合がある。
【0004】
異常監視装置として、撮影画像中の遮断桿における所定のマーカ色に対応する画像部分に基づいて遮断機の異常を検出することが開示されている(特許文献3)。特許文献3の装置では、画像から遮断桿のみ抽出して異常を検出するため、遮断桿に折損がある場合、遮断機の状況と一致しない状況が生じる可能性がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2017-4214号公報
特開2011-192193号公報
特開2023-41173号公報
【発明の概要】
【0006】
本発明は、上記背景に鑑みてなされたものであり、正確な遮断機状態を提供する情報提供システムを提供することを目的とする。
【0007】
上記目的を達成するため、本発明に係る情報提供システムは、遮断機の腕金部を含む監視領域について外観的情報を検出する検出装置と、外観的情報に基づいて遮断機状態を判定する判定装置と、遮断機状態を外部に送信する通信装置とを有する遮断機監視装置を備える。
【0008】
上記情報提供システムでは、遮断機の駆動源に直結される腕金部を含む外観的情報を検出することにより、遮断桿の状態にかかわらず実際の遮断機状態を判定することができる。また、通信装置によって遮断機状態について本システムを利用する車両側に情報提供することができ、遮断機が設置された場所での安全な通過を支援することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第1実施形態に係る情報提供システムを設けた道路について説明する概念図である。
情報提供システムを全体的に説明する概念図である。
情報提供システムの一構成例について示すブロック図である。
(A)及び(B)は、遮断桿状態及び腕金部状態の判定について説明する概念図である。
判定装置の判定結果及び遮断機状態の一例を説明する図である。
腕金部状態の判定について説明するフローチャートである。
遮断桿状態の判定について説明するフローチャートである。
情報提供システムによって実行される一連の動作を説明するためのフローチャートである。
第2実施形態に係る情報提供システムを全体的に説明する概念図である。
図9に示す情報提供システムによって実行される一連の動作を説明するためのフローチャートである。
第3実施形態に係る情報提供システムにおける監視領域のうち所定領域を説明する概念図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
〔第1実施形態〕
以下、図1等を参照して、本発明に係る第1実施形態の情報提供システムについて一例を説明する。図1は、本実施形態に係る情報提供システム100を導入した踏切GC及びその周辺の道路RAについて概要を説明するための概念図である。
(【0011】以降は省略されています)

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