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公開番号2025078535
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-20
出願番号2023191181
出願日2023-11-08
発明の名称情報処理方法、情報処理装置、プログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G06F 3/01 20060101AFI20250513BHJP(計算;計数)
要約【課題】 ユーザの状態に応じてIMUデータを変更することにより、ユーザの状態に応じた操作方法を提供すること。
【解決手段】 ユーザの操作入力を制御する情報処理方法は、ユーザに装着した慣性センサーからIMUデータを取得するデータ取得ステップと、取得したIMUデータに応じてユーザの操作状況を表示する表示ステップと、ユーザの生体情報を取得する情報取得ステップと、取得した生体情報に応じてユーザの状態を判定する判定ステップと、判定したユーザの状態に応じて表示ステップにおいて利用するIMUデータを変更する加工ステップと、を有する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
ユーザに装着した慣性センサーからIMUデータを取得するデータ取得ステップと、
取得したIMUデータに応じてユーザの操作状況を表示する表示ステップと、
ユーザの生体情報を取得する情報取得ステップと、
取得した生体情報に応じてユーザの状態を判定する判定ステップと、
判定したユーザの状態に応じて表示ステップにおいて利用するIMUデータを変更する加工ステップと、を有することを特徴とする情報処理方法。
続きを表示(約 890 文字)【請求項2】
前記表示ステップではIMUデータに応じてCGによる光線を表示することを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項3】
前記表示ステップではIMUデータに応じてポインタを表示することを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項4】
前記加工ステップではローパスフィルターのカットオフ周波数を変更することを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項5】
前記加工ステップではIMUデータに所定の係数をかけることを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項6】
前記判定ステップではユーザのストレス状態を判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項7】
前記判定ステップではユーザの緊張状態を判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項8】
前記判定ステップではユーザの状態が所定の期間維持された場合に、そのユーザ状態であると判定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項9】
ユーザの操作を受け付けるためのユーザインターフェースを表示するUI表示ステップと、時間を計測するタイマーステップと、を有し、
前記表示ステップにおいて前記ユーザインターフェースの付近を所定の時間以上操作しようとしている場合に、前記加工ステップを適用することを特徴とする請求項1に記載の情報処理方法。
【請求項10】
ユーザに装着した慣性センサーからIMUデータを取得するデータ取得手段と
取得したIMUデータに応じてユーザの操作状況を表示する表示手段と、
ユーザの生体情報を取得する情報取得手段と、
取得した生体情報に応じてユーザの状態を判定する判定手段と、
判定したユーザの状態に応じて表示手段が利用するIMUデータを変更する加工手段と、有することを特徴とする情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理方法、情報処理装置及びプログラムに関し、特に、慣性センサーによるデータを利用した操作入力の情報処理方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、操作デバイスに慣性センサー(Inertial Measurement Unit、以降、IMUと記す)を用いる例が増えている。
【0003】
例えば、ヘッドマウントディスプレイ(Head Mounted Display、以降、HMDと記す)ではキーボードやマウスなどの従来の操作デバイスが利用できないため、コントローラを手や指に装着して利用する。これらのコントローラを実空間上で動かすと、コントローラに内蔵されたIMUがコントローラの動きを検知し、HMDで表示される映像にコントローラの動きを反映する。具体的には、HMDで表示される映像上の操作オブジェクトを選択するためのカーソル(ポインタ)や光線(レイ)を表示する。
【0004】
一方、ユーザが装着するデバイスに心拍数・血中酸素飽和度・発汗・体温などを測定する各種センサーを搭載し、ユーザの生体情報を取得し、活動状態や精神状態を推定する技術が知られている。例えば、特許文献1では生体情報から疲労度を判定する装置が、特許文献2ではストレス要因を判定する装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6676499号公報
特開2019-209128号公報
特許第5346115号公報
特開2017-120550号公報
【非特許文献】
【0006】
Z.Zhang。“A flexible new technique for camera calibration”。Technical Report MSR-TR-98-71 1998。
H.Kato and M.Billinghurst。“Marker tracking and hmd calibration for a video-based augmented reality conferencing system”。International Workshop on Augmented Reality,1999。
Raul Mur-Artal and Juan D.Tardos。“ORB-SLAM2:An Open-Source SLAM System for Monocular,Stereo,and RGB-D Cameras”。IEEE Transactions on Robotics(Volume:33,Issue:5,Oct.2017)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
IMUを用いた操作デバイスを利用する場合、ユーザの状態(活動状態・精神状態)によっては、操作性が低下するという課題がある。例えば、ユーザが過度の緊張状態やイラつき状態に置かれている場合は、平常時と体の動きが異なり、操作デバイスの動かし方も変わってくる。
【0008】
このような問題に対し、特許文献3では、ユーザの生体情報に応じてAR(Augmented Reality)として表示するガイドを変更する方法を開示している。この先行技術によれば、ユーザの状態に適した表示を行えるため、操作性が向上する。また、特許文献4では、ユーザの活動状態に応じて、入力方式を動的に切り替える方法を開示している。この先行技術によれば、ユーザの状態に適した入力方式を利用できるため、操作性を向上する。
【0009】
しかしながらこれらの先行技術を提供したとしても次のような課題がある。すなわち、ユーザの状態に応じてARに表示するガイドを変更したり、入力方式を変更したりすると、ユーザはとしては同一の操作方法を利用できないという課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0010】
そこで、本発明の一側面としての情報処理方法は、ユーザに装着した慣性センサーからIMUデータを取得するデータ取得ステップと、取得したIMUデータに応じてユーザの操作状況を表示する表示ステップと、ユーザの生体情報を取得する情報取得ステップと、取得した生体情報に応じてユーザの状態を判定する判定ステップと、判定したユーザの状態に応じて前記表示ステップにおいて利用するIMUデータを変更する加工ステップと、を有することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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