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公開番号2025079526
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-22
出願番号2023192253
出願日2023-11-10
発明の名称昇降補助装置
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人
主分類B66F 19/00 20060101AFI20250515BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約【課題】作業者が少ない力で昇降作業を実施することができ、かつ、安全性が高い昇降補助装置を提供する。
【解決手段】物が載置される載置部2と、前記載置部を上方向に付勢する付勢機構3と、上下方向に延在する第1レール4と、作動時に前記載置部の上昇を阻止するブレーキ機構6と、前記第1レールに昇降可能に取り付けられ、前記ブレーキ機構を作動状態とする、または、前記作動状態から解除するスイッチ機構7と、前記載置部を最下位置で固定するロック機構8と、前記ロック機構を解除する解除機構9と、を有し、前記スイッチ機構は、前記載置部に前記物が載置されていない場合には、前記載置部よりも所定の距離だけ高い位置にあることにより、前記ブレーキ機構が作動状態となり、前記載置部に前記物が載置された場合に、前記位置から前記載置部の高さまで押し下げられることにより、前記ブレーキ機構が解除状態となる、昇降補助装置1を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
物が載置される載置部と、
前記載置部を上方向に付勢する付勢機構と、
上下方向に延在する第1レールと、
作動時に前記載置部の上昇を阻止するブレーキ機構と、
前記第1レールに昇降可能に取り付けられ、前記ブレーキ機構を作動状態とする、または、前記作動状態から解除するスイッチ機構と、
前記載置部を最下位置で固定するロック機構と、
前記ロック機構を解除する解除機構と、を有し、
前記載置部に前記物が載置されていない場合には、前記スイッチ機構が前記載置部よりも所定の距離だけ高い位置Hにあることにより、前記ブレーキ機構が作動状態となり、
前記載置部に前記物が載置された場合には、前記スイッチ機構が前記位置Hから前記載置部の高さまで押し下げられることにより、前記ブレーキ機構が解除状態となる、昇降補助装置。
続きを表示(約 560 文字)【請求項2】
前記昇降補助装置は、さらに、前記第1レールと並行に配置された第2レールを有し、
前記ブレーキ機構は、前記第2レールに昇降可能に取り付けられ、
作動時には前記第2レールに固定されることにより前記載置部の上昇を阻止し、
解除時には前記第2レールに対する固定が外れることにより、前記載置部の上昇を可能とする、請求項1に記載の昇降補助装置。
【請求項3】
前記ブレーキ機構は、伸縮部を備える本体部、および前記本体部に前記伸縮部を介して接続する可動部を有し、
前記スイッチ機構は、前記ブレーキ機構における前記可動部と連結しており、
前記スイッチ機構が前記位置Hから前記載置部の高さまで押し下げられるのに連動して前記伸縮部が縮むと、前記ブレーキ機構が解除され、前記本体部の前記第2レールに対する固定が外れる、請求項2に記載の昇降補助装置。
【請求項4】
前記付勢機構は、スプリングバランサである、請求項1に記載の昇降補助装置。
【請求項5】
前記昇降補助装置は、浮遊導体を有さない、請求項1に記載の昇降補助装置。
【請求項6】
前記昇降補助装置は、キャスターを有する、請求項1に記載の昇降補助装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、昇降補助装置に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、作業者による重量物の昇降作業を補助する昇降補助装置として、電気、空圧、油圧、スプリング等を利用した昇降機構を備える昇降補助装置が提案されている。
【0003】
中でも、スプリングバランサを用いた昇降補助装置は、電気や油圧式の昇降機構に比べて付勢力(昇降力)は弱いが、動力源を必要としないため使用場所が限定されず、昇降速度も速い等の利点を有するとして注目されている。例えば、特許文献1には、荷役作業を補助する作業用リフトであって、荷を保持する荷受部と、荷受部を昇降可能に支持する昇降機構と、を有し、昇降機構としてスプリングバランサを含む、作業用リフトが開示されている。
【0004】
昇降補助装置に関する発明ではないが、特許文献2には、車輪を有する台上に、昇降可能な台座を設置するとともに、台座を支える支柱部に弾性体を設けることで、常に一定の高さに台座を保持できる台車が開示されており、内部の弾性体によって、常に一定の高さに台座を保持できることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-2414号公報
特開平4-118363号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
載置部を上方向に付勢する付勢機構を有する昇降装置では、誤って載置部に物がない状態で上昇動作をした場合や、物が載置部から途中で落下してしまった場合に、載置部が急に上昇し、作業者が負傷してしまう危険がある。特に、スプリングバランサ等のばねの牽引力を用いた付勢機構を有する装置は、載置部に常に上方向へ一定の力が加わっているため、このような問題が生じやすい。
【0007】
本開示は、上記事情に鑑みてなされた発明であり、作業者が少ない力で昇降作業を実施することができ、かつ、安全性が高い昇降補助装置を提供することを主目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示は、物が載置される載置部と、上記載置部を上方向に付勢する付勢機構と、上下方向に延在する第1レールと、作動時に上記載置部の上昇を阻止するブレーキ機構と、上記第1レールに昇降可能に取り付けられ、上記ブレーキ機構を作動状態とする、または、上記作動状態から解除するスイッチ機構と、上記載置部を最下位置で固定するロック機構と、上記ロック機構を解除する解除機構と、を有し、上記載置部に上記物が載置されていない場合には、上記スイッチ機構が上記載置部よりも所定の距離だけ高い位置Hにあることにより、上記ブレーキ機構が作動状態となり、上記載置部に上記物が載置された場合には、上記スイッチ機構が上記位置Hから上記載置部の高さまで押し下げられることにより、上記ブレーキ機構が解除状態となる、昇降補助装置を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、作業者が少ない力で昇降作業を実施することができ、かつ、安全性が高い昇降補助装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本開示の昇降補助装置の一例を示す概略正面図および概略側面図である。
本開示におけるブレーキ機構の作動状態および解除状態を説明する概略側面図である。
本開示の昇降補助装置の作動機構を説明するための概略斜視図である。
本開示の図3の昇降補助装置の一例を示す概略斜視図である。
本開示におけるロック機構を例示する概略側面図である。
本開示におけるブレーキ機構の作動状態および解除状態を説明する概略側面図である。
本開示におけるブレーキ機構の作動状態および解除状態を説明する概略側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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