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公開番号
2025082866
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2023196357
出願日
2023-11-20
発明の名称
画像形成装置、画像形成装置の制御方法、およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人谷・阿部特許事務所
主分類
B41J
29/38 20060101AFI20250523BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】画像形成装置においてネスティング機能を有効に活用する。
【解決手段】ネスティング機能を用いた印刷を行う画像形成装置は、一定時間内に投入された複数の待機印刷ジョブについての印刷設定を比較した結果に基づき、投入された複数の待機印刷ジョブの少なくとも1つの待機印刷ジョブに係る印刷設定の一部を変更することにより当該複数の待機印刷ジョブの印刷設定を同一にして、当該複数の待機印刷ジョブに係るそれぞれの画像データを連続シートの搬送方向に直交する方向に配置して印刷する制御手段を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ネスティング機能を用いた印刷を行う画像形成装置であって、
一定時間内に投入された複数の待機印刷ジョブについての印刷設定を比較した結果に基づき、前記投入された複数の待機印刷ジョブの少なくとも1つの待機印刷ジョブに係る印刷設定の一部を変更することにより当該複数の待機印刷ジョブの印刷設定を同一にして、当該複数の待機印刷ジョブに係るそれぞれの画像データを連続シートの搬送方向に直交する方向に配置して印刷する制御手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記印刷設定は、印字目的、印刷品位、カラーモード、解像度、給紙口、カット方法、カットスピード、レイアウト、および左右反転の少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記複数の待機印刷ジョブの中から印刷順序を変更する前記待機印刷ジョブが選択された場合、選択された当該待機印刷ジョブの変更可能な印刷順序と、印刷順序を変更するのに必要な前記印刷設定の変更内容と、を表示手段に表示する表示制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記表示制御手段が、前記待機印刷ジョブに対する印刷順序の変更指示をユーザ操作により受け付けた場合、前記制御手段は、前記印刷順序の変更指示を受け付けた前記待機印刷ジョブの印刷設定を変更することにより、当該待機印刷ジョブを含む前記複数の待機印刷ジョブに係るそれぞれの前記画像データを前記連続シートの搬送方向に直交する方向に配置して印刷することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記表示制御手段は、印刷設定が異なる複数の前記待機印刷ジョブの印刷順序の変更指示をユーザ操作により受け付けることを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
選択された前記待機印刷ジョブに複数の変更可能な印刷順序がある場合、前記表示制御手段は、ユーザ操作により選択された前記印刷順序および当該印刷順序を変更するのに必要な前記印刷設定を前記表示手段に表示することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項7】
1つの待機印刷ジョブの画像データの画像データ幅が1つ以上の他の待機印刷ジョブの画像データが配置された箇所における前記連続シートの前記搬送方向に直交する方向の余白幅より長い場合、前記制御手段は、当該1つの待機印刷ジョブの画像データを当該1つ以上の他の待機印刷ジョブの画像データが配置された箇所の前記搬送方向に直交する方向に配置しないことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記印刷設定が第1待機印刷ジョブとは異なる第2待機印刷ジョブと、前記印刷設定が前記第2待機印刷ジョブと同一である第3待機印刷ジョブが存在し、且つ、前記表示制御手段が前記第1待機印刷ジョブと前記第2待機印刷ジョブとの間で印刷順序の変更指示をユーザ操作により受け付けた場合、前記制御手段は、前記第1待機印刷ジョブより先に前記第2待機印刷ジョブの画像データおよび前記第3待機印刷ジョブの画像データを前記連続シートの搬送方向に直交する方向に配置して印刷することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
【請求項9】
ネスティング機能を用いた印刷を行う画像形成装置の制御方法であって、
一定時間内に投入された複数の待機印刷ジョブについての印刷設定を比較した結果に基づき、前記投入された複数の待機印刷ジョブの少なくとも一つの待機印刷ジョブに係る印刷設定の一部を変更することにより当該複数の待機印刷ジョブの印刷設定を同一する工程と、
当該複数の待機印刷ジョブに係るそれぞれの画像データを連続シートの搬送方向に直交する方向に配置して印刷する工程と、
を備えることを特徴とする画像形成装置の制御方法。
【請求項10】
コンピュータを、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の画像形成装置として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、印刷におけるネスティング機能に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
ロール紙を一定の速度で搬送させて連続して画像を形成する画像形成装置がある。このような画像形成装置では、入力された印刷ジョブに係る画像データをシート搬送方向(副走査方向)に順次並べてロール紙を用いて印刷が行われる。画像形成装置において画像データを不揮発性メモリに保存し、印刷設定が同一である画像データを連続シートのシート搬送方向に直交する方向(主走査方向)に配置することによってシートの無駄を抑制するネスティング機能が知られている。ネスティング機能を用いた印刷では、予め決められた待ち時間が経過した場合、または印刷設定が異なる印刷ジョブを受信した場合には、連続シートの主走査方向の余白幅が大きい場合でも印刷を開始される。利便性を改善するため、特許文献1には、複数の画像データに対して異なる印刷品位が指定されていた場合に、すべての画像データに対して同じ印刷品位を適用することによりネスティング機能を用いた印刷を行う画像形成装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-284821号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
画像データ毎の印刷設定項目には、印刷品位以外にもカラーモード、解像度など多数の項目が存在する。特許文献1の技術においては、入力された複数の画像データそれぞれの印刷設定において、印刷品位以外の項目が異なる場合にはネスティング機能を使用できず、当該複数の画像データをシート搬送方向(副走査方向)に配置することになる。そうなると、シートの無駄を抑制することは十分に達成できない。また、印刷に要する時間も長くなる。
【0005】
本開示は、上記課題を鑑みてなされたものであり、ロール紙を用いた画像形成装置においてネスティング機能を有効に活用することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る画像形成装置は、ネスティング機能を用いた印刷を行う画像形成装置であって、一定時間内に投入された複数の待機印刷ジョブについての印刷設定を比較した結果に基づき、前記投入された複数の待機印刷ジョブの少なくとも1つの待機印刷ジョブに係る印刷設定の一部を変更することにより当該複数の待機印刷ジョブの印刷設定を同一にして、当該複数の待機印刷ジョブに係るそれぞれの画像データを連続シートの搬送方向に直交する方向に配置して印刷する制御手段と、を備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本開示の技術によれば、ロール紙を用いた画像形成装置においてネスティング機能を有効に活用することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像形成装置のハードウェアの概略内部構成を示す図。
画像形成装置のソフトウェアの機能ブロックを示す図。
画像データ受信から印刷開始までの一例を示すフローチャート。
印刷順序変更要求から印刷設定および印刷順序変更までを示すフローチャート。
連続シートに配置された画像データを示す模式図。
印刷ジョブを管理する印刷ジョブ管理テーブルの一例を示す表。
連続シートの余白幅を管理する余白幅管理テーブルの一例を示す表。
表示部に表示する印刷ジョブ一覧情報を示す模式図。
表示部に表示する印刷順序変更情報を示す模式図。
印刷順序表示要求から印刷設定および印刷順序変更までを示すフローチャート。
連続シートに配置された画像データを示す模式図。
印刷ジョブを管理する印刷ジョブ管理テーブルの一例を示す表。
連続シートの余白幅を管理する余白幅管理テーブルの一例を示す表。
表示部に表示する印刷ジョブ一覧情報を示す模式図。
表示部に表示する印刷順序情報を示す模式図。
印刷順序表示要求から印刷順序変更までを示すフローチャート。
連続シートに配置された画像データを示す模式図。
印刷ジョブを管理する印刷ジョブ管理テーブルの一例を示す表。
表示部に表示する印刷ジョブ一覧情報を示す模式図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示の実施形態について、添付図面を参照して説明する。尚、以下の実施形態は本開示を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本開示の解決手段に必須のものとは限らない。尚、同一の構成については、同じ符号を付して説明する。また、フローチャートにおける各工程(ステップ)については「S」で始まる符号を用いて示す。
【0010】
[第1実施形態]
《装置構成》
図1は、本実施形態に係る画像形成装置100のハードウェアの概略構成図である。画像形成装置100は、コントローラユニット110およびプリントエンジンユニット120を含む。また、画像形成装置100は、ネットワーク191を介してホスト装置190に接続可能である。
(【0011】以降は省略されています)
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