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公開番号2025127312
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-01
出願番号2024023977
出願日2024-02-20
発明の名称洗浄装置
出願人株式会社ダイフク
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類B60S 3/04 20060101AFI20250825BHJP(車両一般)
要約【課題】洗浄ユニットを支持する支持部に捻じれなどが生じる。
【解決手段】洗浄装置(1)は、洗浄ユニット(20)と、ガイドレール(10)と、を備える。ガイドレールは、内側にガイドローラ(23)を収容するとともに、一方の側面の少なくとも一部が開放された収容部(11)と、収容部の下部に位置する折返し部(12)と、を有し、ガイドレールの少なくとも一部には、収容部と折返し部とをガイドレールの外側から接続する補強具(13)が取り付けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
車両を洗浄する洗浄装置であって、
洗浄液を噴射する複数のノズルを有する洗浄ユニットと、
前記車両の車長方向に延伸し、前記洗浄ユニットを前記車両の載置面から離れた位置で支持するとともに、前記洗浄ユニットの移動をガイドするガイドレールと、を備え、
前記ガイドレールは、内側に前記ガイドレールに対して転動するガイドローラを収容するとともに、長手方向に沿って一方の側面の少なくとも一部が開放された収容部と、該収容部の下部に位置する折返し部と、を有しており、
前記ガイドレールの少なくとも一部には、前記収容部と前記折返し部とを前記ガイドレールの外側から接続する補強具が取り付けられている、洗浄装置。
続きを表示（約 250 文字）【請求項２】
前記ガイドレールは、該ガイドレールを支持する支柱よりも外側に位置するオーバーハング部を有しており、前記補強具は前記オーバーハング部に位置している、請求項１に記載の洗浄装置。
【請求項３】
前記補強具は、前記オーバーハング部において、前記洗浄ユニットが移動する移動範囲の端部に位置している、請求項２に記載の洗浄装置。
【請求項４】
前記補強具は、前記収容部の外側面と前記折返し部の底面とを接続するＬ字金具である、請求項１に記載の洗浄装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は洗浄装置に関する。
続きを表示（約 1,600 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、ごみ収集車（パッカー車）を洗浄する洗車設備が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開昭５７－１５８１５０公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載のような洗浄装置において、ノズルなどを備える洗浄ユニットは重さがあるため、洗浄ユニットを支持する支持部に捻じれなどが生じる可能性がある。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る洗浄装置は、車両を洗浄する洗浄装置であって、洗浄液を噴射する複数のノズルを有する洗浄ユニットと、前記車両の車長方向に延伸し、前記洗浄ユニットを前記車両の載置面から離れた位置で支持するとともに、前記洗浄ユニットの移動をガイドするガイドレールと、を備え、前記ガイドレールは、内側に前記ガイドレールに対して転動するガイドローラを収容するとともに、長手方向に沿って一方の側面の少なくとも一部が開放された収容部と、該収容部の下部に位置する折返し部と、を有しており、前記ガイドレールの少なくとも一部には、前記収容部と前記折返し部とを前記ガイドレールの外側から接続する補強具が取り付けられている。
【発明の効果】
【０００６】
本発明の一態様によれば、ガイドレールに洗浄ユニットの荷重がかかったときにレールに捻じれが生じる可能性を低減できる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
本発明の一実施形態に係る洗浄装置と車両との位置関係を示す概略図である。
本発明の一実施形態に係る洗浄装置の側面図である。
本発明の一実施形態に係る洗浄装置の上面図である。
図２にＩＶ－ＩＶとして表された位置での洗浄装置の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
〔実施形態〕
以下、本発明の一実施形態に係る洗浄装置１について図１～図４を用いて詳細に説明する。以下の説明および添付の図面において、洗車位置に停車する車両Ｘの車長方向を前後方向とする。洗車位置とは、車両Ｘが洗浄装置１によって洗車されるときの位置である。このとき、洗車位置に停車する車両Ｘの前進方向を前方とし、後進方向を後方とする。または、洗浄装置１に対して車両Ｘが停車している方向を前方とする。また、車両Ｘの車幅方向を幅方向とし、車両Ｘの車高方向を上下方向とする。なお、上下方向は前後方向及び幅方向と直交する方向であり、前後方向は幅方向と直交しているものとする。また、幅方向を左右方向と読み替えてもよいものとする。
【０００９】
図１は、洗浄装置１と洗車位置に位置する車両Ｘとの位置関係を示す概略図である。説明のために、図１には、洗浄装置１が備える洗浄ユニット２０が、第１位置Ａに位置している様子と、第２位置Ｂに位置している様子を併記して示している。図２でも同様である。洗浄装置１は、洗車位置に停車している車両Ｘを洗車する。車両Ｘは運転者に運転されて洗車位置に配置され得る。車両Ｘは、特に限定されないが、例えば、普通乗用車、トラック・バスなどの大型車両、またはダンプカー・ゴミ収集用のパッカー車などの特殊車両であってよい。図１～図３では、車両Ｘがパッカー車である場合を図示している。
【００１０】
図２は、洗浄装置１の側面図である。図３は、洗浄装置１の上面図である。図２および図３に示す通り、洗浄装置１は、２本のガイドレール１０と、梁３２と、洗浄ユニット２０と、操作パネル２６と、補強具１３と、中間支柱３０と、後部支柱３１とを備える。
（【００１１】以降は省略されています）

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