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公開番号2025126108
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-28
出願番号2024145802
出願日2024-08-27
発明の名称開閉機構およびカバー構造
出願人株式会社ダイフク
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類H05K 5/03 20060101AFI20250821BHJP(他に分類されない電気技術)
要約【課題】蓋体を開閉する開閉機構の操作の利便性を向上させる。
【解決手段】開閉機構(10)は、回転軸(41)を中心に回転することにより開閉する蓋体(3)の裏面(31)に取り付けられ、蓋体(3)の回転軸(41)を有するブロック部材(4)と、中心軸(51)が回転軸(41)と平行な方向に延伸する柱状部材であって、蓋体(3)の第1開閉状態においてブロック部材(4)を支持し、蓋体(3)の回転を制限するストッパ(5)と、を備え、ブロック部材(4)およびストッパ(5)の少なくとも一方は弾性体であり、蓋体(3)を、第1開閉状態から第2開閉状態まで回転させる間の開閉動作中において、弾性体が弾性変形することによりブロック部材(4)の回転を許容する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
面方向に延伸する軸を中心に回転することにより開閉する蓋体の裏面に取り付けられ、該蓋体の回転軸を有するブロック部材と、
中心軸が前記回転軸と平行な方向に延伸する柱状部材であって、前記蓋体の第1開閉状態において前記ブロック部材を支持し、蓋体の回転を制限するストッパと、を備え、
前記ブロック部材および前記ストッパの少なくとも一方は弾性体であり、
前記蓋体を、前記第1開閉状態から第2開閉状態まで回転させる間の開閉動作中において、前記弾性体が弾性変形することにより前記ブロック部材の回転を許容する、開閉機構。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
前記第1開閉状態は、前記蓋体の開状態であり、
前記ブロック部材は前記回転軸の軸方向から見たときに多角形状を有する角柱であり、
前記第1開閉状態において、前記ストッパは、前記角柱の側面および/または角部と、前記ストッパとが接した状態で、前記ブロック部材を支持している、請求項1に記載の開閉機構。
【請求項3】
前記ストッパが着脱可能な円柱形状の弾性体であり、前記ブロック部材は非弾性体である、請求項1に記載の開閉機構。
【請求項4】
洗車機に取り付けられ、
蓋体と、請求項1から3のいずれか1項に記載の開閉機構と、を備える、カバー構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、開閉機構およびカバー構造に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に記載の洗車機本体には、タッチパネル式の液晶表示画面を有する操作パネルが設けられている。このような操作パネルには、飛散水などからの保護のためにフードが取り付けられる場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-172488公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述のような従来技術は、操作パネルを操作する際には、フード(蓋体)を手で持ち上げて操作するが、フードが開いた状態を保持する機構を有していない場合、操作中、フードを片手で持ち上げている必要があり、不便であるという問題がある。
【0005】
本発明の一態様は、蓋体を開閉する開閉機構の操作の利便性を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る開閉機構は、面方向に延伸する軸を中心に回転することにより開閉する蓋体の裏面に取り付けられ、該蓋体の回転軸を有するブロック部材と、中心軸が前記回転軸と平行な方向に延伸する柱状部材であって、前記蓋体の第1開閉状態において前記ブロック部材を支持し、蓋体の回転を制限するストッパと、を備え、前記ブロック部材および前記ストッパの少なくとも一方は弾性体であり、前記蓋体を、前記第1開閉状態から第2開閉状態まで回転させる間の開閉動作中において、前記弾性体が弾性変形することにより前記ブロック部材の回転を許容する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、蓋体を開閉する開閉機構の操作の利便性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態に係る表示装置のカバー構造において、蓋体が開状態である場合のカバー構造を示す斜視図である。
上記蓋体が閉状態である場合の上記カバー構造を示す斜視図である。
上記蓋体が開状態である場合の上記カバー構造を示す側面図である。
上記蓋体が開状態から閉状態まで回転する間の開閉動作中である場合の上記カバー構造を示す側面図である。
上記蓋体が閉状態である場合の上記カバー構造を示す側面図である。
上記カバー構造の変形例を示す側面図である。
上記カバー構造の他の変形例を示す側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について詳細に説明する。ただし、以下の説明は、本発明に係るカバー構造100および開閉機構10の一例を説明するものであり、本発明の技術的範囲は、以下の説明および図の内容に限定されるものではない。なお、以下の説明では、表示装置11から枠2の上面部22に向かう方向を上方向とし、操作盤1における表示装置11の設置面12上で上下方向と直交する方向を左右方向として説明する。
【0010】
(カバー構造)
図1は、本発明の実施形態に係る表示装置11のカバー構造100において、蓋体3が開状態である場合のカバー構造100を示す斜視図である。図2は、蓋体3が閉状態である場合のカバー構造100を示す斜視図である。図1および図2に示すように、カバー構造100は、枠体2と、蓋体3と、開閉機構10と、を備えている。本実施形態のカバー構造100は、例えば、屋外に設置される洗車機の操作盤1に設置されている表示装置11をカバーするために用いられる。カバー構造100・100Aは洗車機本体に取り付けられていてもよいし、洗車機本体から離れた位置にある洗車機の構成要素に取り付けられていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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