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公開番号
2025105037
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023223311
出願日
2023-12-28
発明の名称
投射システム
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
E01F
9/518 20160101AFI20250703BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約
【課題】路面標示の下書き作業を簡易且つ手軽に行い、施工者や作業者の負担を軽減する。
【解決手段】本発明の投射システムは、路面に路面標示を塗装するための画像を路面に投射する投射システムであって、画像を前記路面に向けて投射するプロジェクターと、プロジェクターが設置される第1設置部と、第1設置部が設けられたベースと、ベースを移動させる移動機構と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
路面に路面標示を塗装するための画像を前記路面に投射する投射システムであって、
前記画像を前記路面に向けて投射するプロジェクターと、
前記プロジェクターが設置される第1設置部と、
前記
第1
設置部が設けられたベースと、
前記ベースを移動させる移動機構と、
を備える、
投射システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記プロジェクターは、
光源から出射された光を変調する光変調装置と、
前記光変調装置から射出された光を前記画像として投射する投射光学装置と、
を備え、
前記投射光学装置は、前記光変調装置から入射した光の光路を屈曲させる反射ミラーを有する、
請求項1に記載の投射システム。
【請求項3】
前記プロジェクターは、前記プロジェクターの外装筐体から前記画像としての光が射出される射出部を有し、
前記路面における前記画像のサイズは、80インチ以上200インチ以下であり、
前記射出部の前記路面からの高さは、100mm以上1000mm以下であり、
スローレシオは、0.023以上0.615以下である、
請求項1又2に記載の投射システム。
【請求項4】
前記ベースは、前記プロジェクターが投射する前記画像を制御する電子機器が設置される第2設置部を有する、
請求項1又は請求項2に記載の投射システム。
【請求項5】
前記ベースを移動させるために使用者が把持する把持部を有するハンドル部をさらに備え、
前記プロジェクターは、前記プロジェクターの外装筐体から前記画像としての光が射出される射出部を有し、
前記射出部の前記路面からの高さは、前記把持部の前記路面からの高さよりも低い、
請求項1又は請求項2に記載の投射システム。
【請求項6】
前記プロジェクターの投射方向は、前記ベースの移動方向に対して側方であり、
前記プロジェクターから投射される前記画像の向きは、前記ベースの前記移動方向に沿った向きである、
請求項1又は請求項2に記載の投射システム。
【請求項7】
前記プロジェクターの投射方向は、前記ベースの移動方向とは反対方向であり、
前記プロジェクターから投射される前記画像の向きは、前記ベースの前記移動方向に対して交差する向きである、
請求項1又は請求項2に記載の投射システム。
【請求項8】
前記移動機構によって移動される前記ベースの移動方向を所定方向に規制する移動規制機構をさらに備える、
請求項1又は請求項2に記載の投射システム。
【請求項9】
前記移動機構による前記ベースの移動を規制するロック機構をさらに備える、
請求項1又は請求項2に記載の投射システム。
【請求項10】
前記第1設置部に設けられ、前記プロジェクターを回転させることで、前記ベースの移動方向に対する前記プロジェクターの投射方向を変化させる回転機構をさらに備える、
請求項1又は請求項2に記載の投射システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、投射システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
道路や駐車場等の敷地の路面に文字や記号等の路面標示を描画する際は、先ず、路面表示の図面が作成される。従来は、路面標示を実際に描画する現地で測量が行われ、描画する路面標示の外形線を含む補助線がチョーク等によって路面に下書きされていた。その後、路面に下書きされた補助線に合わせて、塗装装置によって塗料が塗装され、路面標示が完成する。
【0003】
現地での測量や路面標示の下書きには、労力がかかり、作業者の熟練した技術が求められる。そこで、作業者の労力軽減及び負担低減を図る試みがなされてきた。例えば、特許文献1には、GPS(Global Positioning System)衛星や準天頂衛星と通信可能に構成された路面標示用塗装装置が開示されている。特許文献1の路面標示用塗装装置は、各種衛星から受信した信号電波に基づいて、液晶等の表示部の画面上に、塗装対象の路面標示の形状と塗装ノズルの位置とを表示する。特許文献1の路面標示用塗装装置では、表示部の画面上のガイドラインに沿って塗装を行い、精度の高い路面標示の塗装を容易に行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-086590号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来では、補助線の下書きに作業者の熟練した技術が要求される上に、路面が道路の場合には路面標示を描画する領域の交通を制御或いは停止して領域内で長時間作業するため、作業者に大きな負担をかけていた。また、特許文献1の路面標示用塗装装置では、衛星と接続する必要があるため、規模が大きくならざるを得ない。衛星通信システムを使用可能な環境や使用者が限られるため、特許文献1の路面標示用塗装装置を手軽に使用することが難しい。これらのことから、路面標示の下書き作業を簡易且つ手軽に行い、施工者や作業者の負担を軽減可能なシステムが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一つの態様の投射システムは、路面に路面標示を塗装するための画像を路面に投射する投射システムであって、画像を前記路面に向けて投射するプロジェクターと、プロジェクターが設置される第1設置部と、第1設置部が設けられたベースと、ベースを移動させる移動機構と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
一実施形態の投射システムの側面図である。
図1の投射システムの他の側面図である。
図1の投射システムを用いて路面標示の下書きをする様子を示す斜視図である。
図1の投射システムを用いて路面標示の下書きをする様子を示す他の斜視図である。
図1の投射システムを用いて路面標示の下書きをする様子を示すさらに他の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。各図面では、各構成要素を見やすくするために、構成要素によって寸法の縮尺が変更されている場合がある。
【0009】
先ず、本発明の一実施形態について、図1から図5を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態の投射システム100の構成を示す側面図であり、後述するY方向に沿って見た場合の図である。投射システム100は、路面に標示を塗装するための画像を路面に投射するシステムである。図1に示すように、投射システム100は、プロジェクター110と、第1設置部161と、ベース150と、移動機構180と、を備え、第2設置部162と、ハンドル部154と、移動規制機構と、ロック機構と、をさらに備える。
【0010】
プロジェクター110は、路面に路面標示を塗装するための画像を路面に投射する投射装置である。画像は、例えば、路面標示のうちの道路標示の単純な線、シンボルとなる図形や記号、文字や数字の外形線を表し、線や図形を含む。路面標示の様式や画像に含まれる線や図形の寸法は、路面標示の内容や塗装する路面の場所によっては道路交通法、道路標識、区画線及び道路標示に関する命令に基づいて定められている。画像は、路面に投射された際に拡大される。そのため、プロジェクター110からの投射前の元画像は、拡大率と路面の幅や長さに応じて、路面に拡大投射された際に画像に含まれる線や図形が前述の命令に基づいた寸法を有するように作成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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