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公開番号2025085922
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-06
出願番号2023199632
出願日2023-11-27
発明の名称画像形成装置および画像形成システム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類G03G 21/00 20060101AFI20250530BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】 ユーザが実際に印字する画像の画像情報に基づいて、転写部材の寿命を適切に検知し、転写部材の交換時期を適切にユーザに報知する。
【解決手段】 画像情報に応じて形成されるトナー像を担持する像担持体と、
前記像担持体に担持された前記トナー像を転写するための転写部材と、前記転写部材に電圧を印加する電圧印加部と、前記トナー像のトナー量に関する情報を画像情報から取得し、前記トナー量に関する情報に基づいて前記転写部材に印加される電圧を補正して補正値を取得し、その補正値に基づいて前記転写部材の寿命予測に関するデータを取得する制御部と、を備えたことを特徴とする。
【選択図】 図5
特許請求の範囲【請求項1】
画像情報に応じて形成されるトナー像を担持する像担持体と、
前記像担持体に担持された前記トナー像を転写するための転写部材と、
前記転写部材に電圧を印加する電圧印加部と、
前記トナー像のトナー量に関する情報を画像情報から取得し、前記トナー量に関する情報に基づいて前記転写部材に印加される電圧を補正して補正値を取得し、その補正値に基づいて前記転写部材の寿命予測に関するデータを取得する制御部と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記転写部材を流れる電流を検知する電流検知部と、
前記転写部材に所定の電流が流れるように前記転写部材に印加される電圧を制御する電圧制御部と、
を更に備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記画像形成装置は、複数色のトナーを用いて画像を形成する画像形成装置であって、
前記トナー量に関する情報は、複数のトナー色を重ねたトナー像の中で最もトナー量が多い部分のトナー量を最大トナー量とするとき、前記最大トナー量の情報である、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記寿命予測に関するデータに基づいて前記転写部材の寿命に関する情報をユーザに報知する報知部を更に備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項5】
前記寿命に関する情報は、前記転写部材の残り寿命に関する情報である、
ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
【請求項6】
画像を形成した時からの経過時間を計測するタイマーを更に備え、
所定の経過時間を経過したときに前記電流検知部が電流の検知を実行し、
前記電圧制御部は前記電流に基づいて前記転写部材に印加される電圧を制御し、
前記所定の経過時間が経過したときの前記転写部材に印加される電圧と、前記トナー量に関する情報とに基づいて前記転写部材に印加される電圧を補正して補正値を取得し、その補正値に基づいて前記転写部材の寿命予測に関するデータを前記制御部が取得する、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項7】
画像情報に応じて形成されるトナー像を担持する像担持体と、
前記像担持体に担持された前記トナー像を転写するための転写部材と、
前記転写部材に電圧を印加する電圧印加部と、
前記転写部材を流れる電流を検知する電流検知部と、
前記トナー像のトナー量に関する情報を画像情報から取得し、前記転写部材に印加される電圧と前記電流とに基づいて前記転写部材の抵抗値を取得し、前記トナー量に関する情報に基づいて前記抵抗値を補正して補正値を取得し、その補正値に基づいて前記転写部材の寿命予測に関するデータを取得する制御部と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
【請求項8】
前記転写部材に所定の電流が流れるように前記転写部材に印加される電圧を制御する電圧制御部を更に備える、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記画像形成装置は、複数色のトナーを用いて画像を形成する画像形成装置であって、
前記トナー量に関する情報は、複数のトナー色を重ねトナー像の中で最もトナー量が多い部分のトナー量を最大トナー量とするとき、前記最大トナー量の情報である、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記寿命予測に関するデータに基づいて前記転写部材の寿命に関する情報をユーザに報知する報知部を更に備える、
ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子写真方式や静電記録方式を利用した複写機、プリンタなどの画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、電子写真方式の画像形成装置として感光体から転写材へトナー像を直接転写する画像形成装置や、感光体から中間転写ベルトに1次転写したトナー像を転写材に2次転写して画像を出力する中間転写方式の画像形成装置がある。
【0003】
このような画像形成装置において、画像形成時には転写部材には転写バイアスが常時印加されるため、その転写部材の抵抗値は装置の使用時間とともに、不可逆的に上昇する。そして、転写部材の抵抗値が所定の値以上に変化すると、転写に必要な電圧が印加できなくなり結果として、転写不良を生じさせ、良好に画像を形成することができなくなる。そのため、たとえば、プリント枚数や総回転時間からあらかじめ寿命を設定する方式がある。また、長期間の使用において転写部材の抵抗値を測定して、測定された抵抗値が所定の許容範囲から外れた場合にその許容範囲から外れた時を寿命として予測する方式もある。また、長期間の使用において良好な転写性を得るために必要な転写電圧の上昇から寿命を予測する方式等もが提案されている。
【0004】
また、転写部材の抵抗値を測定して寿命を予測する場合に、転写部材等の抵抗測定においては、抵抗測定時の温度や湿度などの環境による影響を受ける。そこで抵抗値を正確に検知するために、特許文献1では抵抗検知手段によって検知された前記転写部材の抵抗値と、前記環境検知手段によって検知された環境とに基づいて、正確に抵抗値を測定し、前記転写部材の寿命を判断するといった方式も提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2003-195700号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来、転写設定は、ユーザが様々な画像を印刷したときに、常に画像品質を維持できるように設定されている。例えば、装置が設置されている温湿度環境や、使用するメディアといった種々の条件に対して最適な転写性が得られるように転写設定は設定されている。
【0007】
転写設定としては、例えば単色の画像の場合と、2次色の画像の場合とでは、2次色の画像を転写する場合の方が必要な転写電流が大きくなる。
【0008】
そこで、例えば画像情報に基づいて画像形成時の転写設定を変更させる構成が考えられる。しかし、実際には連続ジョブ等の場合や複数のジョブを同時に受け付けた場合等においては、画像展開の処理能力の制約により必ずしも印字される画像毎に適切なタイミングで正しい画像情報が取得できない恐れがある。したがって、もし必ずしも正しい画像情報が取得できなくても常に良好な転写性を得るために、ユーザが実際に印字する画像が単色か2次色かによらない転写条件を設定する。例えば、色を重ねて形成されるいわゆる2次色画像では大きな転写電流が必要となるので、2次色画像が常に転写できるように転写条件を設定する。
【0009】
しかし、転写部材に必要以上に高い電圧が印加されることになるため、電圧の上昇から転写部材の寿命を予測する場合は、単色の画像を頻繁に用いるユーザに対しては必要以上に寿命が短く転写部材の寿命が予測されてしまう。このようにユーザ毎の装置の使用状況に応じて適切に転写部材の寿命を予測するという観点からは改善の余地がある。
【0010】
そこで本発明の目的は、上述の課題を解消しユーザが印字する画像情報に基づいて転写部材の寿命を適切に予測することである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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