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公開番号
2025086005
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023199758
出願日
2023-11-27
発明の名称
荷役システム
出願人
株式会社豊田自動織機
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B66F
9/24 20060101AFI20250530BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】コスト低減を図りながら省人化を図ることができる荷役システムを提供する。
【解決手段】荷役システム100は、作業場110において産業車両1とは異なる位置に設けられ、作業場110の状態を監視する監視部40を備える。従って、各産業車両1に過剰な性能の監視部を設けることなく、作業場110の状態を監視することが可能となる。荷役システム100は、識別情報付与部28を読み取る読取部31,45を備える。そのため、読取部31,45は、荷物W及びパレットPTの少なくとも一方を識別する識別情報を読み取ることができる。また、産業車両1は、読取部31,45で読み取られた識別情報に基づいて作業を行う。そのため、産業車両1は、作業者によるパレットPTの識別を要することなく、作業を行うことができる。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
産業車両が搬送車両に対して荷役作業を行う荷役システムであって、
前記産業車両と、
前記産業車両が荷役作業を行う作業場と、
前記作業場において前記産業車両とは異なる位置に設けられ、前記作業場の状態を監視する監視部と、
荷物が載置されたパレットと、
前記パレットに設けられ、前記荷物及び前記パレットの少なくとも一方を識別するための識別情報を付与する識別情報付与部と、
前記識別情報付与部を読み取る読取部と、を備え、
前記産業車両は、前記読取部で読み取られた前記識別情報に基づいて作業を行う、荷役システム。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記識別情報付与部は、前記パレットを識別するための前記識別情報を含み、
前記産業車両は、前記識別情報及び前記監視部による監視結果の少なくとも一方に基づいて決定された、前記産業車両のフォーク幅、及び荷役位置に基づいて、荷降し作業、及び荷積み作業の一方を行う、請求項1に記載された荷役システム。
【請求項3】
前記産業車両は、決定された前記フォーク幅が、現在のフォーク幅と異なる場合、自動的に前記フォーク幅を調整する、請求項2に記載された荷役システム。
【請求項4】
前記作業場において情報を通知する通知部を更に備え、
前記作業場内の搬送車両の荷台に前記荷物が存在すると判定された場合、前記通知部は、荷降し可能である旨を通知する、請求項1に記載された荷役システム。
【請求項5】
前記作業場において作業者が情報を入力可能な入力部と、
前記作業場において情報を通知する通知部と、
前記産業車両へ指令を送信する指令部と、を更に備え、
前記通知部によって前記荷降し可能である旨を通知しても、前記入力部に荷積み指示が入力された場合、前記指令部は、前記産業車両、及び他の車両の少なくとも一方へ、保管場所から荷積み対象の識別情報を付与する前記識別情報付与部が設けられた前記パレットを探知するように指令する、請求項1に記載された荷役システム。
【請求項6】
前記作業場において情報を通知する通知部と、
前記産業車両へ指令を送信する指令部と、を更に備え、
前記作業場内の搬送車両の荷台に前記荷物が存在しないと判定された場合、前記通知部は、荷積み可能である旨を通知し、
前記指令部は、前記産業車両、及び他の車両の少なくとも一方へ、保管場所から荷積み対象の識別情報を付与する前記識別情報付与部が設けられた前記パレットを探知するように指令する、請求項1に記載された荷役システム。
【請求項7】
前記監視部は、画像を取得する画像取得部、及び対象物との距離を測定する距離測定部の少なくとも一方を有する、請求項1に記載された荷役システム。
【請求項8】
前記識別情報付与部は、二次元コード、及びRFIDの少なくとも一方を有する、請求項1に記載された荷役システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、荷役システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の荷役システムとして、例えば特許文献1に記載の荷役システムがある。この従来の荷役システムは、搬送車両に対してフォークリフトなどの産業車両で荷役作業を行うシステムである。荷役システムは、地上装置として距離を測定する機器を有している。荷役システムは、荷台上のパレットの距離を測定し、当該距離情報に基づいて、産業車両に荷役に関する指令を送信する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-195215号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した従来の荷役システムでは、地上設備だけではどのような荷役作業を行えばよいかを十分に把握できない場合がある。この場合、各種判断を現場の作業者が行う必要があった。あるいは、各産業車両に高性能な検出機器を設ける必要があり、コストが増大するという問題があった。
【0005】
本開示は、上記課題の解決のためになされたものであり、コスト低減を図りながら省人化を図ることができる荷役システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一側面に係る荷役システムは、産業車両が搬送車両に対して荷役作業を行う荷役システムであって、産業車両と、産業車両が荷役作業を行う作業場と、作業場において産業車両とは異なる位置に設けられ、作業場の状態を監視する監視部と、荷物が載置されたパレットと、パレットに設けられ、荷物及びパレットの少なくとも一方を識別するための識別情報を付与する識別情報付与部と、識別情報付与部を読み取る読取部と、を備え、産業車両は、読取部で読み取られた識別情報に基づいて作業を行う。
【0007】
この荷役システムは、作業場において産業車両とは異なる位置に設けられ、作業場の状態を監視する監視部を備える。従って、各産業車両に過剰な性能の監視部を設けることなく、作業場の状態を監視することが可能となる。ここで、パレットには、荷物及びパレットの少なくとも一方を識別するための識別情報を付与する識別情報付与部が設けられる。また、荷役システムは、識別情報付与部を読み取る読取部を備える。そのため、読取部は、荷物及びパレットの少なくとも一方を識別する識別情報を読み取ることができる。また、産業車両は、読取部で読み取られた識別情報に基づいて作業を行う。そのため、産業車両は、作業者によるパレットの識別を要することなく、作業を行うことができる。以上より、コスト低減を図りながら荷役システムにおける省人化を図ることができる。
【0008】
識別情報付与部は、パレットを識別するための識別情報を含み、産業車両は、識別情報及び監視部による監視結果の少なくとも一方に基づいて決定された、産業車両のフォーク幅、及び荷役位置に基づいて、荷降し作業、及び荷積み作業の一方を行ってよい。この場合、産業車両は、作業者の判断によらずに、フォーク幅の調整や、荷役位置への移動を行うことができる。
【0009】
産業車両は、決定されたフォーク幅が、現在のフォーク幅と異なる場合、自動的にフォーク幅を調整してよい。この場合、産業車両は、作業者の調整によらず、フォーク幅を調整することができる。
【0010】
荷役システムは、作業場において情報を通知する通知部を更に備え、作業場内の搬送車両の荷台に荷物が存在すると判定された場合、通知部は、荷降し可能である旨を通知してよい。この場合、荷役システムは、搬送車両の荷台の状況に応じて、容易に荷役作業の内容を決めることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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