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公開番号
2025086501
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-09
出願番号
2023200511
出願日
2023-11-28
発明の名称
ボルテージレギュレータ及び半導体装置
出願人
エイブリック株式会社
代理人
主分類
G05F
1/56 20060101AFI20250602BHJP(制御;調整)
要約
【課題】電圧調整端子のボンディングワイヤーが断線した場合において出力端子に過大な電圧が発生すること抑制可能なボルテージレギュレータを提供する。
【解決手段】ソースが入力端子VIに接続されドレインが出力端子VOに接続された出力トランジスタM1と、電圧調整端子VAと接地端子の間に接続され電圧調整端子VAに入力される調整電圧VADJを分圧して帰還電圧Vfbを出力する分圧抵抗R1、R2と、基準電圧Vrefを出力する基準電圧回路20と、基準電圧Vrefと帰還電圧Vfbに基づいて出力トランジスタM1のゲート電圧を制御する誤差増幅回路10と、ソースが出力端子VOに接続されゲートが電圧調整端子VAに接続された第一MOSトランジスタM2を備え電圧調整端子VAのボンディングワイヤーW3が断線したことを検出する断線保護回路を備えた。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
入力端子から入力電圧を入力され、出力端子に出力電圧を出力するボルテージレギュレータであって、
ソースが前記入力端子に接続され、ドレインが前記出力端子に接続された出力トランジスタと、
電圧調整端子と接地端子の間に接続され、前記電圧調整端子に入力される調整電圧を分圧して帰還電圧を出力する分圧抵抗と、
基準電圧を出力する基準電圧回路と、
前記基準電圧と前記帰還電圧に基づいて前記出力トランジスタのゲート電圧を制御する誤差増幅回路と、
ソースが前記出力端子に接続され、ゲートが前記電圧調整端子に接続された第一MOSトランジスタを備え、前記電圧調整端子のボンディングワイヤーが断線したことを検出する断線保護回路と、
を備えたことを特徴とするボルテージレギュレータ。
続きを表示(約 790 文字)
【請求項2】
前記断線保護回路は、
前記第一MOSトランジスタのドレインが前記分圧抵抗の出力端子に接続され、
前記ボンディングワイヤーが断線したことを検出すると前記出力電圧を前記基準電圧まで下降させる
ことを特徴とする請求項1に記載のボルテージレギュレータ。
【請求項3】
前記断線保護回路は、
前記第一MOSトランジスタのドレインと前記接地端子の間に接続された電流源と、
ゲートが前記第一MOSトランジスタのドレインに接続され、ソースが前記接地端子に接続された第二MOSトランジスタと、
入力端子が前記第二MOSトランジスタのドレインに接続され、出力端子が前記出力トランジスタのゲートに接続されたカレントミラー回路と、を備え、
前記ボンディングワイヤーが断線したことを検出すると前記出力電圧を接地電圧から前記第一MOSトランジスタの閾値電圧分高い電圧まで下降させる
ことを特徴とする請求項1に記載のボルテージレギュレータ。
【請求項4】
前記分圧抵抗は、前記電圧調整端子と前記分圧抵抗の出力端子の間の第一抵抗が複数直列に接続して構成され、前記第一MOSトランジスタのゲートが前記第一抵抗の任意の接続点に接続された
ことを特徴とする請求項3に記載のボルテージレギュレータ。
【請求項5】
前記カレントミラー回路は、前記誤差増幅回路の能動負荷と共用するように構成した
ことを特徴とする請求項3に記載のボルテージレギュレータ。
【請求項6】
請求項1から5のいずれかに記載のボルテージレギュレータの前記入力端子が入力ピンに接続され、前記出力端子と前記電圧調整端子が出力ピンに接続された
ことを特徴とする半導体装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ボルテージレギュレータ及び半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、ボルテージレギュレータは、入力端子に入力される電源電圧から一定の電圧を発生し、出力端子に一定の電圧を出力する。そして、電源電圧や負荷電流が変動しても出力電圧を一定の値に維持する。出力電流が大きい場合に出力電圧の精度を保証するため、出力端子とは別に帰還電圧端子を設けたボルテージレギュレータが知られている。
【0003】
図5は、帰還電圧端子を設けた従来のボルテージレギュレータ及び半導体装置である。
【0004】
従来のボルテージレギュレータ51は、演算増幅器OP1、出力トランジスタM1、分圧抵抗R1及びR2、保護用抵抗Rp1、入力端子Pi1、出力端子Po1、帰還電圧端子Pf1を備えている。
【0005】
半導体装置52は、入力端子Pi2、出力端子Po2を備えている。出力端子Po2は、ボルテージレギュレータの出力端子Po1及び帰還電圧端子Pf1に接続され、負荷LDに電圧を供給している。
【0006】
帰還電圧端子Pf1は、出力端子Po2に接続されているため、出力端子Po1のように出力電流とボンディングワイヤーによる電圧降下の影響を受けることが無く、出力端子Po2の電圧が入力される。
【0007】
保護用抵抗Rp1は、出力端子Po1と帰還電圧端子Pf1の間に接続され、帰還電圧端子Pf1のボンディングワイヤーが断線した場合に出力電圧を所定の電圧に制限するように働く(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2004-128329号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、従来のボルテージレギュレータでは、帰還電圧端子Rf1のボンディングワイヤーが断線した場合に、保護用抵抗Rp1が分圧抵抗と直列に接続されるため、出力電圧が所望の電圧値より高くなってしまう、と言う課題があった。
【0010】
本発明は、上述した事情を考慮し、帰還電圧端子のボンディングワイヤーが断線した場合において、出力端子に過大な電圧が発生すること抑制可能なボルテージレギュレータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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