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公開番号
2025086761
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-09
出願番号
2023201029
出願日
2023-11-28
発明の名称
ロボットシステム
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B25J
13/08 20060101AFI20250602BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】どの関節が振動しているかを検出することができ、効果的な振動を制御することのできるロボットシステムを提供すること。
【解決手段】ロボットシステムは、複数のアームと、複数の関節とを含み、前記複数の関節は、互いに平行な回動軸を有する基端側関節および前記基端側関節の先端側に位置する先端側関節が含まれているロボットアームを備えるロボットと、前記先端側関節と前記先端側関節の1つ先端側に位置する前記関節とを繋ぐ前記アームに配置される慣性センサーと、を有し、前記慣性センサーは、前記回動軸と平行な軸まわりの角速度と、前記慣性センサーが配置された前記アームの中心軸と直交し、かつ、前記回動軸に直交する方向の加速度を検出する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のアームと、複数の関節とを含み、前記複数の関節は、互いに平行な回動軸を有する基端側関節および前記基端側関節の先端側に位置する先端側関節が含まれているロボットアームを備えるロボットと、
前記先端側関節と前記先端側関節の1つ先端側に位置する前記関節とを繋ぐ前記アームに配置される慣性センサーと、を有し、
前記慣性センサーは、前記回動軸と平行な軸まわりの角速度と、前記慣性センサーが配置された前記アームの中心軸と直交し、かつ、前記回動軸に直交する方向の加速度を検出することを特徴とするロボットシステム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
複数のアームと、複数の関節とを含み、前記複数の関節は、互いに平行な回動軸を有する基端側関節および前記基端側関節の先端側に位置する先端側関節が含まれているロボットアームを備えるロボットと、
前記先端側関節の1つ先端側に位置する前記関節とさらに1つ先端側に位置する前記関節とを繋ぐ前記アームに配置される慣性センサーと、を有し、
前記慣性センサーは、前記回動軸と平行な軸まわりの角速度と、前記慣性センサーが配置された前記アームの中心軸と直交し、かつ、前記回動軸に直交する方向の加速度を検出することを特徴とするロボットシステム。
【請求項3】
複数のアームと、複数の関節とを含み、前記複数の関節は、互いに平行な回動軸を有する基端側関節および前記基端側関節の先端側に位置する先端側関節が含まれているロボットアームを備えるロボットと、
前記先端側関節と最も先端側に位置する前記関節との間に位置する前記アームに配置される慣性センサーと、を有し、
前記慣性センサーは、前記回動軸と平行な軸まわりの角速度と、前記慣性センサーが配置された前記アームの中心軸と直交し、かつ、前記回動軸に直交する方向の加速度を検出することを特徴とするロボットシステム。
【請求項4】
前記ロボットは、基台を有し、
前記ロボットアームは、前記基台に前記基端側関節とは異なり、かつ、前記先端側関節とは異なる前記関節を介して接続されている第1アームと、前記第1アームに前記基端側関節を介して接続されている第2アームと、前記第2アームに前記先端側関節を介して接続されている第3アームと、を有し、
前記第3アームに前記慣性センサーが配置されている請求項1または3に記載のロボットシステム。
【請求項5】
前記慣性センサーは、前記回動軸および前記第3アームの中心軸に直交する方向からの平面視で、前記第3アームの中心軸上に位置している請求項4に記載のロボットシステム。
【請求項6】
前記慣性センサーは、前記第3アームの前記先端側関節と反対側の端部に配置されている請求項4に記載のロボットシステム。
【請求項7】
前記ロボットは、前記第3アーム内に配置され、前記ロボットアームを駆動する駆動源を有し、
前記慣性センサーは、前記駆動源から離間して配置されている請求項4に記載のロボットシステム。
【請求項8】
前記慣性センサーは、前記第3アーム内に配置されている請求項4に記載のロボットシステム。
【請求項9】
前記慣性センサーは、前記第3アームの壁部に配置されている請求項8に記載のロボットシステム。
【請求項10】
前記壁部は、内壁と、外壁と、前記内壁と前記外壁との間に位置する中空部と、を有し、
前記慣性センサーは、前記中空部に配置されている請求項8に記載のロボットシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロボットシステムに関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載されたマニピュレーターは、複数の関節を有するアームと、各関節に配置されたアクチュエーターと、アームの先端部に接続されたエンドエフェクターと、エンドエフェクターに配置された加速度センサーと、を有する。このような構成のマニピュレーターでは、加速度センサーによってエンドエフェクターの振動を検出して、検出結果に基づいて振動を制御する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-177607号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1のマニピュレーターでは、アームが有する複数の関節のうち、どの関節によってエンドエフェクターの振動が引き起こされているかを判別することができない。そのため、効果的な振動を制御することが困難である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のロボットシステムは、複数のアームと、複数の関節とを含み、前記複数の関節は、互いに平行な回動軸を有する基端側関節および前記基端側関節の先端側に位置する先端側関節が含まれているロボットアームを備えるロボットと、
前記先端側関節と前記先端側関節の1つ先端側に位置する前記関節とを繋ぐ前記アームに配置される慣性センサーと、を有し、
前記慣性センサーは、前記回動軸と平行な軸まわりの角速度と、前記慣性センサーが配置された前記アームの中心軸と直交し、かつ、前記回動軸に直交する方向の加速度を検出する。
【0006】
本発明のロボットシステムは、複数のアームと、複数の関節とを含み、前記複数の関節は、互いに平行な回動軸を有する基端側関節および前記基端側関節の先端側に位置する先端側関節が含まれているロボットアームを備えるロボットと、
前記先端側関節の1つ先端側に位置する前記関節とさらに1つ先端側に位置する前記関節とを繋ぐ前記アームに配置される慣性センサーと、を有し、
前記慣性センサーは、前記回動軸と平行な軸まわりの角速度と、前記慣性センサーが配置された前記アームの中心軸と直交し、かつ、前記回動軸に直交する方向の加速度を検出する。
【0007】
本発明のロボットシステムは、複数のアームと、複数の関節とを含み、前記複数の関節は、互いに平行な回動軸を有する基端側関節および前記基端側関節の先端側に位置する先端側関節が含まれているロボットアームを備えるロボットと、
前記先端側関節と最も先端側に位置する前記関節との間に位置する前記アームに配置される慣性センサーと、を有し、
前記慣性センサーは、前記回動軸と平行な軸まわりの角速度と、前記慣性センサーが配置された前記アームの中心軸と直交し、かつ、前記回動軸に直交する方向の加速度を検出する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態に係るロボットシステムの全体図である。
加速度だけでは第2、第3関節のそれぞれの関節の振動量を検出できない姿勢を示す模式図である。
角速度だけでは第2、第3関節のそれぞれの関節の振動量を検出できない姿勢を示す模式図である。
ロボットの制御工程を示すフローチャートである。
第2、第3関節のそれぞれの関節の振動量の検出方法を説明するための模式図である。
第2、第3関節のそれぞれの関節の振動量の検出方法を説明するための模式図である。
第2、第3関節のそれぞれの関節の振動量の検出方法を説明するための模式図である。
第2、第3関節のそれぞれの関節の振動量の検出方法を説明するための模式図である。
第2、第3関節のそれぞれの関節の振動量の検出方法を説明するための模式図である。
第2、第3関節のそれぞれの関節の振動量の検出方法を説明するための模式図である。
制御装置が有する制御部の構成を示すブロック図である。
慣性センサーの配置の例を示す図である。
慣性センサーの配置の例を示す図である。
慣性センサーの配置の例を示す図である。
慣性センサーの配置の例を示す図である。
第2実施形態に係るロボットを示す模式図である。
慣性センサーの配置を示す図である。
第3実施形態に係るロボットを示す模式図である。
第4実施形態に係るロボットを示す模式図である。
第5実施形態に係るロボットを示す模式図である。
第6実施形態に係るロボットを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明のロボットシステムを添付図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
【0010】
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係るロボットシステムの全体図である。図2は、加速度だけでは第2、第3関節のそれぞれの関節の振動量を検出できない姿勢を示す模式図である。図3は、角速度だけでは第2、第3関節のそれぞれの関節の振動量を検出できない姿勢を示す模式図である。図4は、ロボットの制御工程を示すフローチャートである。図5ないし図10は、それぞれ、第2、第3関節のそれぞれの関節の振動量の検出方法を説明するための模式図である。図11は、制御装置が有する制御部の構成を示すブロック図である。図12ないし図15は、それぞれ、慣性センサーの配置の例を示す図である。
(【0011】以降は省略されています)
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