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公開番号
2025089640
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2023204377
出願日
2023-12-04
発明の名称
情報処理装置及びプログラム
出願人
AIQ株式会社
代理人
弁理士法人にじいろ特許事務所
主分類
G06Q
50/00 20240101AFI20250609BHJP(計算;計数)
要約
【課題】実在ユーザの代理としての仮想ユーザが、あたかも実在ユーザかのように違和感なく他者と対話することを実現すること。
【解決手段】情報処理装置1は、ユーザ端末5から他者ユーザの発言のデータを受信する受信部25と、他者ユーザの発言に応じる仮想ユーザの発言文の生成要求を発言文生成装置に送信する要求部27と、発言文のデータを受信する受信部28と、仮想ユーザの発言文のデータをユーザ端末に送信する送信部29とを具備する。生成要求に付して、実在ユーザがSNSサーバ3-1に投稿した少なくとも一つのコメントのデータを参照情報として発言文生成装置に送信する。
【選択図】 図3
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザ端末と、SNSサーバ、ブログサイトサーバ、口コミサイトサーバ及びECサイトサーバの少なくとも一つのサーバと、発言文生成装置(生成AI)とに対して通信回線を介して接続され、実在ユーザの代理としての仮想ユーザが、実在の他者ユーザと対話するための情報処理装置であって、
前記ユーザ端末から直接的に又は前記SNSサーバ、前記ブログサイトサーバ、前記口コミサイトサーバ及び前記ECサイトサーバの少なくとも一つのサーバを介して間接的に前記他者ユーザの発言のデータを受信する第1受信手段と、
前記他者ユーザの発言のデータを付して、前記他者ユーザの発言に応じる前記仮想ユーザの発言文の生成要求を前記発言文生成装置に送信する第1送信手段と、
前記発言文生成装置から、前記発言文のデータを受信する第2受信手段と、
前記受信された前記仮想ユーザの発言文のデータを前記ユーザ端末に又は前記SNSサーバ、前記ブログサイトサーバ、前記口コミサイトサーバ及び前記ECサイトサーバの少なくとも一つのサーバに送信する第2送信手段とを具備し、
前記第1送信手段は、前記他者ユーザの発言のデータに加えて、前記実在ユーザが前記SNSサーバ、前記ブログサイトサーバ、前記口コミサイトサーバ及び前記ECサイトサーバの少なくとも一つのサーバに投稿した少なくとも一つのコメントのデータを参照情報として前記生成要求に付して前記前記発言文生成装置に送信する、情報処理装置。
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【請求項2】
前記実在ユーザが前記SNSサーバ、前記ブログサイトサーバ、前記口コミサイトサーバ及び前記ECサイトサーバの少なくとも一つのサーバに投稿した複数のコメントから、前記少なくとも一つのコメントを選択する選択手段をさらに備える、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記選択手段は、前記複数のコメントから、前記他者ユーザの発言に対して、内容的特徴を定量化した特徴量が近似するコメントを前記少なくとも一つのコメントとして選択する、請求項2記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記複数のコメントと前記他者ユーザの発言それぞれから名詞を抽出する手段と、
前記抽出した名詞の内容に基づいて、N軸に名詞が表す複数種類の区分がそれぞれ対応付けられ、各軸にそれぞれの区分に関係する複数の名詞が座標値とともに割り付けられるN次元空間上の座標を前記特徴量として割り当てる手段とをさらに備える、請求項3記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記他者ユーザの発言の特徴量と前記複数のコメント各々の特徴量とを、発言及びコメントの内容的特徴を定量化する特徴量を出力するように予め学習された学習済みモデルを用いて求める手段をさらに備える、請求項3記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第1送信手段は、前記他者ユーザの発言のデータ及び前記少なくとも一つのコメントのデータとともに、前記実在ユーザが、前記SNSサーバ、前記ブログサイトサーバ、前記口コミサイトサーバ及び前記ECサイトサーバの少なくとも一つのサーバに登録したプロフィールを参照情報として前記発言文生成装置に送信する、請求項1記載の情報処理装置。
【請求項7】
通信ネットワークを介してユーザ端末と、SNSサーバ、ブログサイトサーバ、口コミサイトサーバ及びECサイトサーバの少なくとも一つのサーバと、発言文生成装置(生成AI)とに対して通信回線を介して接続され、実在ユーザの代理としての仮想ユーザが、実在の他者ユーザと対話するための情報処理装置を、
前記ユーザ端末から直接的に又は前記SNSサーバ、前記ブログサイトサーバ、前記口コミサイトサーバ及び及び前記ECサイトサーバの少なくとも一つのサーバを介して間接的に前記他者ユーザの発言のデータを受信する第1受信手段と、
前記他者ユーザの発言のデータを付して、前記他者ユーザの発言に応じる前記仮想ユーザの発言文の生成要求を前記発言文生成装置に送信する第1送信手段と、
前記発言文生成装置から、前記発言文のデータを受信する第2受信手段と、
前記受信された前記仮想ユーザの発言文のデータを前記ユーザ端末に又は前記SNSサーバ、前記ブログサイトサーバ、前記口コミサイトサーバ及び前記ECサイトサーバの少なくとも一つのサーバに送信する第2送信手段として機能させるプログラムであって、
前記第1送信手段は、前記他者ユーザの発言のデータに加えて、前記実在ユーザが前記SNSサーバ、前記ブログサイトサーバ、前記口コミサイトサーバ及び前記ECサイトサーバの少なくとも一つのサーバに投稿した少なくとも一つのコメントのデータを参照情報として前記生成要求に付して前記前記発言文生成装置に送信する、プログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
現在、アパレル等のECサイト(オンライン販売)が一般化しており、今後、インターネット上にある仮想空間(メタバース)のショッピングモールに仮想店舗を出店する機会が増えていくことが想定される。このような状況の中で、ECサイトでも実在店舗と同様に、スタッフがユーザとの対話を通じてお勧めの商品を紹介したり、ユーザのニーズを掘り起こしユーザが望んでいる商品を具現化させたり、様々な問い合わせに対応する1対1での接客サービスを提供することは販売促進の観点から重要視されている。
【0003】
一般的に、ECサイトに訪れるユーザ数は実在店舗を訪問する顧客の数に比べて格段に多い。そのため実在のスタッフがECサイトに訪れるユーザ全員に対して個別に接客することは現実的ではない。そこで仮想スタッフ(デジタルスタッフともいう)をコンピュータ上に構築し、実在のスタッフに代わりデジタルスタッフがユーザに対して1対1で接客することが想定されている。
【0004】
デジタルスタッフには様々なキャラクタが設定されるが、接客能力のあるキャラクタを生成することは容易ではない。そこで実在のスタッフに似せたキャラクタを設定することがある。
【0005】
しかし、仮想スタッフのキャラクタを実在のスタッフのそれに如何に似せようとも、その発言内容や言葉遣いなど様々な点で実在のスタッフとは明らかに相違することが多い。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
目的は、実在ユーザの代理としての仮想ユーザが、あたかも実在ユーザかのように違和感なく他者と対話することを実現することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本実施形態に係る情報処理装置は、
ユーザ端末と、SNSサーバ、ブログサイトサーバ、口コミサイトサーバ及びECサイトサーバの少なくとも一つのサーバと、発言文生成装置(生成AI)とに対して通信回線を介して接続され、実在ユーザの代理としての仮想ユーザが、実在の他者ユーザと対話するための情報処理装置であって、
前記ユーザ端末から直接的に又は前記SNSサーバ、前記ブログサイトサーバ、前記口コミサイトサーバ及び前記ECサイトサーバの少なくとも一つのサーバを介して間接的に前記他者ユーザの発言のデータを受信する第1受信手段と、
前記他者ユーザの発言のデータを付して、前記他者ユーザの発言に応じる前記仮想ユーザの発言文の生成要求を前記発言文生成装置に送信する第1送信手段と、
前記発言文生成装置から、前記発言文のデータを受信する第2受信手段と、
前記受信された前記仮想ユーザの発言文のデータを前記仮想ユーザのメッセージとして、前記ユーザ端末に又は前記SNSサーバ、前記ブログサイトサーバ、前記口コミサイトサーバ及び前記ECサイトサーバの少なくとも一つのサーバに送信する第2送信手段とを具備し、
前記第1送信手段は、前記他者ユーザの発言のデータに加えて、前記実在ユーザが前記SNSサーバ、前記ブログサイトサーバ、前記口コミサイトサーバ及び前記ECサイトサーバの少なくとも一つのサーバに投稿した少なくとも一つのコメントのデータを参照情報として前記生成要求に付して前記前記発言文生成装置に送信する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本実施形態に係る情報処理装置を含む全体システムの構成図である。
図2は、図1の情報処理装置の物理的構成を示す図である。
図3は、図1の情報処理装置の機能的構成を示す図である。
図4は、図1の全体システムのデータフロー及び情報処理装置の処理を示す図である。
図5は、図4のプロフィールの一例を示す図である。
図6は、図4の投稿コメント及びその特徴量の一例を示す図である。
図7は、図4のユーザメッセージ及びその特徴量の一例を示す図である。
図8は、図6及び図7の特徴量を示すN次元空間上でのユーザメッセージと投稿コメントとの距離の一例を示す図である。
図9は、図1の情報処理装置による処理の流れを概略的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。本実施形態は、人と人とのつながりを促進・サポートするコミュニティ型のサービスとしてソーシャルネットワーキングサービス(以下「SNS」という)、ユーザが日常の事柄や考え等を記事として投稿しそれらを時系列で表示させるブログサイト、ユーザが商品やサービスの評価を書き込んだり、閲覧するための口コミサイト、インターネット上で商品やサービスを販売するECサイト等へ実在ユーザが自ら実際に作成し投稿したコメント(投稿文、記事文、口コミ文、評価文、メッセージ等の文章という)を参照させて、発言文生成装置としての生成AIに他者ユーザの発言に応答する発言文を生成させることにより、他者ユーザの発言に整合する発言内容であって、しかも仮想ユーザの発言の内容が、それが代理する実在ユーザが発信するかのような内容で実在のユーザが使うであろう言葉遣いで違和感のないものであることを実現する。
【0010】
例えば、SNSとしては、「インスタグラム(登録商標)」、「フェイスブック(登録商標)」、「現Xであるツイッター(登録商標)」等がその代表例である。口コミサイトとしては、「食べログ(登録商標)」、「価格コム(登録商標)」等がその代表例である。またブログサイトとしては、FC2(登録商標)のブログ等多くのサイトが存在する。
(【0011】以降は省略されています)
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