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公開番号2025090433
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-17
出願番号2023205641
出願日2023-12-05
発明の名称プログラム、方法、及び画像形成システム
出願人コニカミノルタ株式会社
代理人弁理士法人光陽国際特許事務所,弁理士法人信友国際特許事務所
主分類G06F 3/12 20060101AFI20250610BHJP(計算;計数)
要約【課題】画像形成装置における印刷中断の状況の可視化に関して、より容易に原因を把握し適切な対処に繋げることのできるデータを操作者に提示する。
【解決手段】画像形成装置からログを取得し、取得したログに基づいて、1回毎の印刷中断時間が基準時間を超えるか否かを判定し、基準時間を超えると判定された1回毎の印刷中断時間の割合が認識可能な表示形態で表示する。これにより、例えば、生産管理者が、画像形成装置のオペレータに対して、適切な対処を指示できる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
画像形成装置からログを取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得した前記ログに基づいて、1回毎の印刷中断時間が基準時間を超えるか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより前記基準時間を超えると判定された1回毎の印刷中断時間の割合が認識可能な表示形態の表示データを作成する表示データ作成ステップと、
前記表示データ作成ステップにより作成された表示データを出力する出力ステップと、
をコンピュータに実行させるプログラム。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記表示データ作成ステップは、1回毎の印刷中断時間の一覧表を作成すると共に、前記一覧表の中のそれぞれの印刷中断時間の中で、前記基準時間を超えるデータを、他のデータと区別できるように表示する
請求項1に記載のプログラム。
【請求項3】
前記表示データ作成ステップは、前記基準時間を超えるデータを強調表示する
請求項2に記載のプログラム。
【請求項4】
前記表示データ作成ステップは、前記一覧表の中のデータを印刷中断時間の長い順又は短い順に並べ替える
請求項2に記載のプログラム。
【請求項5】
前記判定ステップにより前記基準時間を超えると判定された1回毎の印刷中断時間の割合を算出する算出ステップ、を有し、
前記表示データ作成ステップは、前記算出ステップにより算出された前記割合を含む表示データを作成する
請求項1に記載のプログラム。
【請求項6】
前記算出ステップは、時間帯別の前記割合を算出し、
前記表示データ作成ステップは、前記算出ステップにより算出された時間帯別の前記割合を含む表示データを作成する
請求項5に記載のプログラム。
【請求項7】
前記算出ステップは、印刷中断が発生した前記画像形成装置でオペレーションが行われないことで前記基準時間を超えたデータの前記割合と、印刷中断が発生した前記画像形成装置でオペレーションが行われた状態で前記基準時間を超えたデータの前記割合とを算出し、
前記表示データ作成ステップは、前記算出ステップにより算出された、前記オペレーションが行われないことで前記基準時間を超えたデータの前記割合と、前記オペレーションが行われた状態で前記基準時間を超えたデータの前記割合とを含む表示データを作成する
請求項5に記載のプログラム。
【請求項8】
前記表示データ作成ステップは、指定した期間ごとの1回当たりの平均の印刷中断時間の時間的な推移を含む表示データを作成する
請求項1に記載のプログラム。
【請求項9】
前記基準時間として、第1の基準時間と、前記第1の基準時間よりも長い第2の基準時間があり、
前記判定ステップは、前記第1の基準時間および前記第2の基準時間のそれぞれに対し、1回毎の印刷中断時間が超えるか否かを判定し、
前記表示データ作成ステップは、前記第1の基準時間を超える割合および前記第2の基準時間を超える割合が認識可能な表示形態の表示データを作成する
請求項1に記載のプログラム。
【請求項10】
画像形成装置からログを取得する取得ステップと、
前記取得ステップで取得した前記ログに基づいて、1回毎の印刷中断時間が基準時間を超えるか否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップにより前記基準時間を超えると判定された1回毎の印刷中断時間の割合が認識可能な表示形態の表示データを作成する表示データ作成ステップと、
前記表示データ作成ステップにより作成された表示データを出力する出力ステップと、
を備える
方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プログラム、方法、及び画像形成システムに関する。特に本発明は、画像形成装置における印刷中断の状況を可視化する技術に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
印刷機での印刷中にエラーが発生した場合、印刷は中断され、中断要因がオペレータに通知され、オペレータがこの中断要因を取り除くことで印刷は再開される。
【0003】
エラーの発生の都度対処が行われるが、エラーが頻発したり、エラーへの対処に時間が掛かったり、エラーが放置されたりすると、印刷中断時間が長くなり、印刷物の生産性が低下することになる。
このため、印刷会社においては、保有する画像形成装置を監視し、各画像形成装置でのエラー回数や、中断時間等を集計して表示することで、印刷中断の状況を可視化している。印刷中断の状況を可視化することにより、原因の把握が容易になり、対策に繋げることができる。
【0004】
特許文献1には、画像形成装置での印刷中断要因ごとの中断回数や中断時間を集計して表示する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2023-155923号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、印刷中断要因ごとの集計結果から、原因を把握し対策に繋げるには、更なる改善の余地がある。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑み、印刷中断の状況の可視化に関して、より容易に原因を把握し適切な対処に繋げることのできる情報の提示が可能なプログラム、方法、及び画像形成システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のプログラムは、コンピュータに実行させるプログラムであり、画像形成装置からログを取得する取得ステップと、前記取得ステップで取得した前記ログに基づいて、1回毎の印刷中断時間が基準時間を超えるか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにより前記基準時間を超えると判定された1回毎の印刷中断時間の割合が認識可能な表示形態の表示データを作成する表示データ作成ステップと、前記表示データ作成ステップにより作成された表示データを出力する出力ステップと、を含む。
【0009】
また、本発明の方法は、画像形成装置からログを取得する取得ステップと、前記取得ステップで取得した前記ログに基づいて、1回毎の印刷中断時間が基準時間を超えるか否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップにより前記基準時間を超えると判定された1回毎の印刷中断時間の割合が認識可能な表示形態の表示データを作成する表示データ作成ステップと、前記表示データ作成ステップにより作成された表示データを出力する出力ステップと、を含む。
【0010】
また、本発明の画像形成システムは、画像形成装置と、情報処理装置と、表示装置とを備える。情報処理装置は、前記画像形成装置からログを取得する取得手段と、前記取得手段で取得した前記ログに基づいて、1回毎の印刷中断時間が基準時間を超えるか否かを判定する判定手段と、前記判定手段により前記基準時間を超えると判定された1回毎の印刷中断時間の割合が認識可能な表示形態の表示データを作成する表示データ作成手段と、前記表示データ作成手段により作成された表示データを出力する出力手段と、を有する。表示装置は、前記情報処理装置から出力された表示データを表示する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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