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公開番号
2025091352
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-18
出願番号
2024164671
出願日
2024-09-23
発明の名称
緊固件打ち込み機
出願人
久維科技(蘇州)有限公司
代理人
フェリシテ弁理士法人
主分類
B25C
1/06 20060101AFI20250611BHJP(手工具;可搬型動力工具;手工具用の柄;作業場設備;マニプレータ)
要約
【課題】本発明は、緊固件打ち込み機について公開する。
【解決手段】本発明は、緊固件打ち込み機を提供し、その構成は蓄エネルギー装置、衝撃装置、伝送装置および駆動装置を含む。蓄エネルギー装置は蓄エネルギー状態と解放状態を有する。衝撃装置は第一方向に沿って移動し、緊固件を工件に打ち込む。伝送装置は蓄エネルギー装置と衝撃装置を接続する。駆動装置は衝撃装置と協働可能である。蓄エネルギー装置が解放状態から蓄エネルギー状態に切り替わる過程で、駆動装置は衝撃装置を第一方向とは異なる第二方向に移動させ、衝撃装置が伝送装置を介して蓄エネルギー装置を駆動し、エネルギーを蓄える。蓄エネルギー装置が蓄エネルギー状態から解放状態に切り替わる過程で、蓄エネルギー装置は第二方向に沿ってエネルギーを解放し、伝送装置を駆動し、伝送装置は衝撃装置を第一方向に移動させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
蓄エネルギー装置は、蓄エネルギー状態と解放状態を有し、
衝撃装置は、第一方向に沿って移動し、緊固件を工件に打ち込み、
伝送装置は、前記蓄エネルギー装置と前記衝撃装置を接続し、
駆動装置は、前記衝撃装置と協働可能であり、
前記蓄エネルギー装置が解放状態から蓄エネルギー状態に切り替わる過程で、前記駆動装置は、前記衝撃装置を前記第一方向とは異なる第二方向に移動させ、前記衝撃装置は、前記伝送装置を介して前記蓄エネルギー装置を駆動し蓄エネルギーさせ、
前記蓄エネルギー装置が蓄エネルギー状態から解放状態に切り替わる過程で、前記蓄エネルギー装置は、前記第二方向に沿ってエネルギーを解放し前記伝送装置を駆動し、前記伝送装置は、前記衝撃装置を前記第一方向に移動させることを特徴とする緊固件打ち込み機。
続きを表示(約 2,000 文字)
【請求項2】
前記第一方向と前記第二方向が逆方向である、請求項1に記載の緊固件打ち込み機。
【請求項3】
前記蓄エネルギー装置が蓄エネルギー状態にあるとき、前記衝撃装置は、少なくとも部分的に前記蓄エネルギー装置の内部に位置する、請求項1に記載の緊固件打ち込み機。
【請求項4】
前記蓄エネルギー装置が解放状態から蓄エネルギー状態に切り替わる過程で、前記駆動装置は、前記衝撃装置と協働し、前記駆動装置は、前記衝撃装置を前記第一方向とは異なる前記第二方向に移動させ、
前記蓄エネルギー装置が蓄エネルギー状態から解放状態に切り替わる過程で、前記駆動装置は、前記衝撃装置との協働を解除し、前記蓄エネルギー装置は、前記第二方向に沿ってエネルギーを解放し前記伝送装置を駆動し、前記伝送装置は、前記衝撃装置を前記第一方向に移動させる、請求項1に記載の緊固件打ち込み機。
【請求項5】
前記伝送装置は、伝送ベルトを含み、
前記伝送ベルトは、前記蓄エネルギー装置と前記衝撃装置との間に接続され、
前記伝送装置は、定滑輪を含み、
前記伝送ベルトは、前記定滑輪に取り付けられ、
前記蓄エネルギー装置は、バネを含み、
前記バネは、固定端と可動端を含み、
前記可動端は、前記固定端に対して移動可能であり、
前記可動端及び前記衝撃装置は、前記伝送装置を介して連動し、
前記可動端の移動方向は、前記衝撃装置の移動方向と異なる、請求項1に記載の緊固件打ち込み機。
【請求項6】
前記蓄エネルギー装置は、バネを含み、
前記バネは、固定端と可動端を含み、
前記可動端は、前記固定端に対して移動可能であり、
前記可動端は、前記第二方向に沿って移動しエネルギーを解放し、
前記可動端は、前記第一方向に沿って移動しエネルギーを蓄える、請求項1に記載の緊固件打ち込み機。
【請求項7】
前記蓄エネルギー装置は、仕切板とエンドキャップとを含み、
前記固定端は、前記仕切板に固定され、
前記可動端は、前記エンドキャップによって形成された収容空間内に収容され、
前記エンドキャップは、前記可動端と共に移動し、
前記伝送装置は、伝送ベルトを含み、
前記伝送ベルトは、前記エンドキャップと前記衝撃装置との間に接続される、請求項6に記載の緊固件打ち込み機。
【請求項8】
前記緊固件打ち込み機は、さらに第一固定板、第二固定板及び固定具を含み、
前記伝送ベルトは、中央部及び前記中央部の両側に位置する二つの端部を含み、
前記中央部は、本体部及び前記本体部の両側に位置する二つの連結部を含み、
前記連結部は、前記本体部と前記端部との間に接続されており、
前記連結部は、隣接して配置された第一連結部と第二連結部とを含み、
前記第一連結部は、前記エンドキャップと前記第一固定板との間に挟持され、
前記第二連結部は、前記第一固定板と前記第二固定板との間に挟持され、
前記端部は、前記本体部と前記第二固定板との間に挟持され、
前記固定具は、前記エンドキャップ、前記第一固定板及び前記第二固定板を一体に固定する、請求項7に記載の緊固件打ち込み機。
【請求項9】
前記駆動装置は、第一噛み合い機構を含み、
前記衝撃装置は、第二噛み合い機構を含み、
前記第一噛み合い機構は、周期的に前記第二噛み合い機構と噛み合うか又は噛み合いを解除し、
前記第一噛み合い機構が前記第二噛み合い機構と噛み合うとき、前記駆動装置は、前記衝撃装置を第二方向に移動させ、
前記第一噛み合い機構が前記第二噛み合い機構との噛み合いを解除するとき、前記蓄エネルギー装置は、前記第二方向に沿ってエネルギーを解放し前記伝送装置を駆動し、前記伝送装置は、前記衝撃装置を前記第一方向に移動させることにある、請求項1に記載の緊固件打ち込み機。
【請求項10】
前記第一噛み合い機構は、出力軸、第一カム及び第二カムを含み、
前記第一カム及び前記第二カムは、共に前記出力軸に取り付けられ前記出力軸と共に回転し、
前記第一カム及び前記第二カムは、前記出力軸の軸方向に沿って位置ずれして設けられており、
前記第二噛み合い機構は、第一噛み合い部と第二噛み合い部を含み、
前記第一カムは、前記出力軸の回転過程で周期的に前記第一噛み合い部と噛み合うか又は噛み合いを解除し、
前記第二カムは、前記出力軸の回転過程で周期的に前記第二噛み合い部と噛み合うか又は噛み合いを解除する、請求項9に記載の緊固件打ち込み機。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は電動工具分野に関し、特に緊固件打ち込み機に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、緊固件打ち込み機は蓄エネルギー装置を含み、この蓄エネルギー装置にはバネが含まれている。緊固件打ち込み機はバネを圧縮してエネルギーを蓄え、その後、バネを迅速に解放することで外部に仕事を行い、つまり緊固件を工件に打ち込む機能を実現する。具体的には、従来の緊固件打ち込み機は、第一方向に沿ってバネを圧縮してエネルギーを蓄え、その後、第二方向に沿ってバネを迅速に解放することで、緊固件を第二方向に沿って工件に打ち込む。この場合、第一方向と第二方向は反対方向である。上述のように、バネを利用してエネルギーを蓄えたり解放したりする緊固件打ち込み機は、通常、反動が大きいという欠点があり、つまり緊固件打ち込み機の本体、特にハンドル部に作用する反動の勢いが大きく、ユーザーが感じる反動力も大きい。
【0003】
したがって、新しい緊固件打ち込み機を提供する必要がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上述した既存の問題点を解決するため、動作が安定し、スムーズな緊固件打ち込み機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
具体的には、本発明は以下を含む緊固件打ち込み機を提供する、
蓄エネルギー装置、蓄エネルギー状態と解放状態を有する、
衝撃装置、第一方向に沿って移動し、緊固件を工件に打ち込む、
伝送装置、前記蓄エネルギー装置と前記衝撃装置を接続する、
駆動装置、前記衝撃装置と協働することができる、
前記蓄エネルギー装置が解放状態から蓄エネルギー状態に切り替わる過程において、前記駆動装置が前記衝撃装置を前記第一方向とは異なる第二方向に沿って移動させ、前記衝撃装置が前記伝送装置を介して前記蓄エネルギー装置を駆動しエネルギーを蓄える;前記蓄エネルギー装置が蓄エネルギー状態から解放状態に切り替わる過程において、前記蓄エネルギー装置が前記第二方向に沿ってエネルギーを解放し前記伝送装置を駆動し、前記伝送装置が前記衝撃装置を前記第一方向に沿って移動させる。
【0006】
さらに、前記第一方向と前記第二方向は反対方向である。
【0007】
さらに、前記蓄エネルギー装置が蓄エネルギー状態にあるとき、前記衝撃装置は少なくとも部分的に前記蓄エネルギー装置の内部に位置する。
【0008】
さらに、前記蓄エネルギー装置が解放状態から蓄エネルギー状態に切り替わる過程において、前記駆動装置は前記衝撃装置と協働し、前記駆動装置が前記衝撃装置を前記第一方向とは異なる前記第二方向に沿って移動させる;前記蓄エネルギー装置が蓄エネルギー状態から解放状態に切り替わる過程において、前記駆動装置は前記衝撃装置との協働を解除し、前記蓄エネルギー装置が前記第二方向に沿ってエネルギーを解放し前記伝送装置を駆動し、前記伝送装置が前記衝撃装置を前記第一方向に沿って移動させる。
【0009】
さらに、前記伝送装置は伝送ベルトを含み、前記伝送ベルトは前記蓄エネルギー装置と前記衝撃装置の間に接続されている。
【0010】
さらに、前記伝送装置は定滑輪も含み、前記伝送ベルトは前記定滑輪に取り付けられている。前記蓄エネルギー装置はバネを含み、前記バネは固定端と可動端を含み、前記可動端は前記固定端に対して移動可能であり、前記可動端と前記衝撃装置は前記伝送装置を介して連動し、前記可動端の移動方向は前記衝撃装置の移動方向とは異なる。
(【0011】以降は省略されています)
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