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公開番号
2025092222
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023207965
出願日
2023-12-08
発明の名称
トンネル用盤
出願人
日新電機株式会社
代理人
弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類
H02B
1/28 20060101AFI20250612BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】筐体内外に圧力差が生じても、筐体内の容積を変化させることなく、筐体内外の圧力差を緩和できるトンネル用盤を提供する。
【解決手段】トンネル用盤100は、トンネル内に設置されるトンネル用盤100であって、筐体1と、筐体1内に通じる第1通気口2及び第2通気口3と、第1通気口2を覆うフィルタ4と、第2通気口3を開閉可能に閉じる扉体5と、を備え、扉体5は、筐体1内が筐体1外に比べて正圧になると、第2通気口3を開放するように構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
トンネル内に設置されるトンネル用盤であって、
筐体と、
前記筐体内に通じる第1通気口及び第2通気口と、
前記第1通気口を覆うフィルタと、
前記第2通気口を開閉可能に閉じる扉体と、
を備え、
前記扉体は、前記筐体内が前記筐体外に比べて正圧になると、前記第2通気口を開放するように構成されている、
トンネル用盤。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記第2通気口は、前記第1通気口よりも下方に形成されている、
請求項1に記載のトンネル用盤。
【請求項3】
前記第1通気口及び前記フィルタは、前記扉体に形成されている、
請求項1に記載のトンネル用盤。
【請求項4】
前記扉体は、前記筐体に対して、上端部が水平方向に沿う回転軸で回転可能に取り付けられ、前記扉体の下端部が前記筐体から離れることで、前記扉体が開くように構成され、
前記筐体は、前記扉体の開度を規制するストッパを有する、
請求項1から3のいずれか一項に記載のトンネル用盤。
【請求項5】
前記ストッパは、筐体と扉体とをつなぐ弾性体である、
請求項4に記載のトンネル用盤。
【請求項6】
前記ストッパが、前記扉体が開いた際に前記扉体に当たる回転規制部である、
請求項4に記載のトンネル用盤。
【請求項7】
前記筐体は、前記筐体の外側から内側に流れる気流を前記扉体の外面に導く流路ガイドを有する、
請求項1から3のいずれか一項に記載のトンネル用盤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、トンネル用盤に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、従来の盤装置が開示されている。特許文献1に記載の盤装置は、車両が通過するトンネル内に設置される。盤装置は、トンネル内を車両が通過した際に生じる気圧波により、盤装置の筐体外の周囲が負圧となると共に、筐体内が相対的に正圧となり、筐体内と筐体外とで圧力差が生じる。
【0003】
そこで、特許文献1の盤装置は、フィルタを装着したフィルタ装着部材と、伸縮自在な蛇腹構造の遮断部材とを備え、筐体内が筐体外に対して正圧になると、蛇腹構造が伸長して、筐体内の体積を増大させ、筐体内の圧力を低減させることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-31474号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1の盤装置は、筐体内が筐体外に対して正圧になると、筐体の体積を増大させるように変形するため、蛇腹構造の変形後の形状を考慮した設置スペースを考慮する必要があるという問題がある。
【0006】
本発明は、上記事情に鑑みてなされ、筐体内外に圧力差が生じても、筐体内の容積を変化させることなく、筐体内外の圧力差を緩和できるトンネル用盤を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る一態様のトンネル用盤は、トンネル内に設置されるトンネル用盤であって、筐体と、前記筐体内に通じる第1通気口及び第2通気口と、前記第1通気口を覆うフィルタと、前記第2通気口を開閉可能に閉じる扉体と、を備え、前記扉体は、前記筐体内が前記筐体外に比べて正圧になると、前記第2通気口を開放するように構成されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る上記態様のトンネル用盤は、筐体内外に圧力差が生じても、筐体内の容積を変化させることなく、筐体内外の圧力差を緩和できる、という利点がある。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1(A)は本実施形態に係るトンネル用盤の模式斜視図である。図1(B)は、本実施形態に係るトンネル用盤の第1通気口及び第2通気口周辺の鉛直面での断面図である。
図2(A)は、本実施形態に係るトンネル用盤において、扉体が開位置にあるときの断面図である。図2(B)は、本実施形態に係るトンネル用盤において、扉体が閉位置にあるときの断面図である。
図3(A)は、第1変形例に係るトンネル用盤の第1通気口及び第2通気口周辺の鉛直面での断面図である。図3(B)は、第1変形例に係るトンネル用盤において、扉体が開位置にあるときの断面図である。図3(C)は、第1変形例に係るトンネル用盤において、扉体が閉位置にあるときの断面図である。
図4(A)は、第2変形例に係るトンネル用盤において、扉体が開位置にあるときの断面図である。図4(B)は、第2変形例に係るトンネル用盤において、扉体が閉位置にあるときの断面図である。
図5(A)は、第3変形例に係るトンネル用盤において、扉体が開位置にあるときの断面図である。図5(B)は、第3変形例に係るトンネル用盤において、扉体が閉位置にあるときの断面図である。
図6(A)は、第4変形例に係るトンネル用盤において、扉体が開位置にあるときの断面図である。図6(B)は、第4変形例に係るトンネル用盤において、扉体が閉位置にあるときの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<実施形態>
トンネル用盤100は、トンネル内に設置される盤である。トンネル用盤100は、図1に示すように、筐体1と、筐体1内に通じる第1通気口2及び第2通気口3と、第1通気口2を覆うフィルタ4と、第2通気口3を開閉可能に閉じる扉体5とを備える。扉体5は、筐体1内が筐体1外に比べて正圧になると、第2通気口3を開放するように構成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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