TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025092279
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023208062
出願日2023-12-08
発明の名称穿孔器およびガス排出装置
出願人株式会社ダイセル
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類F17C 7/00 20060101AFI20250612BHJP(ガスまたは液体の貯蔵または分配)
要約【課題】ガスボトルからガスを排出するための穿孔器において、ピストンロッドの刃先部によって封止板を穿孔する際、封止板が千切れてしまうことを抑制する技術を提供する。
【解決手段】穿孔器は、当該穿孔器がガスボトルに装着された状態において封止板に対向配置される刃先部を先端側に有するピストンロッドと、作動時にピストンロッドを封止板に向かって発射させ、刃先部に封止板を穿孔させる駆動部と、を備え、刃先部は、複数の稜線と、各稜線によって相互に区分される3面以上のピストン刃面と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ガスボトルを装着した状態で用いられ、作動時に前記ガスボトルにおけるガス出口を封止する封止板を開口することによって前記ガスボトルからガスを排出するための穿孔器であって、
前記穿孔器が前記ガスボトルに装着された状態において前記封止板に対向配置される刃先部を先端側に有するピストンロッドと、
作動時に前記ピストンロッドを前記封止板に向かって発射させ、前記刃先部に前記封止板を穿孔させる駆動部と、
を備え、
前記刃先部は、複数の稜線と、各稜線によって相互に区分される3面以上のピストン刃面と、を有する、
穿孔器。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記刃先部は、当該刃先部の先端を形成する先端稜線を含み、
前記先端稜線は、前記ピストンロッドの軸線方向に沿った投影長さが、当該ピストンロッドの直径よりも小さい、
請求項1に記載の穿孔器。
【請求項3】
前記先端稜線の両端に他の稜線の一端が接続されている、請求項2に記載の穿孔器。
【請求項4】
前記他の稜線における他端が前記ピストンロッドの側面まで伸びている、請求項2に記載の穿孔器。
【請求項5】
前記先端稜線の少なくとも一方の端部には、複数本の前記他の稜線が接続されている、請求項3に記載の穿孔器。
【請求項6】
前記刃先部の先端に形成される頂点に複数本の前記稜線における一端が集まっており、各稜線の他端が前記ピストンロッドの側面まで伸びている、請求項5に記載の穿孔器。
【請求項7】
請求項1から6の何れか一項に記載の穿孔器と、
前記穿孔器に装着可能なガスボトルと、
を備える、
ガス排出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ガスボトルからガスを排出させるための穿孔器およびガス排出装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
内部にガスを貯留するガスボトルを装着して用いられ、ガスボトルにおけるガス出口を封止する封止板を開口(開封)することによってガスボトルからガスを排出するための穿孔器が知られている(例えば、特許文献1などを参照)。
【0003】
この種の穿孔器は、ガスボトルに装着された状態において、封止板に対向配置される刃先を先端側に有するピストン、作動時にピストンを封止板に向かって発射させる駆動部などを有する。
【0004】
例えば、特許文献1には、側面視がV字状に尖ったV字形状を有する刃先部を先端側に有するピストンロッドを備えた穿孔器が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6283252号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、従来の穿孔器においては、ピストンロッドの刃先部によって封止板を穿孔する際、刃先部によって封止板が千切れてしまう虞があった。
【0007】
本開示の技術は、上記した実情に鑑みてなされたものであり、ガスボトルからガスを排出するための穿孔器において、ピストンロッドの刃先部によって封止板を穿孔する際、封止板が千切れてしまうことを抑制する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示は、以下の態様により上記課題を解決する。
すなわち、本開示に係る技術は、ガスボトルを装着した状態で用いられ、作動時に前記ガスボトルにおけるガス出口を封止する封止板を開口することによって前記ガスボトルからガスを排出するための穿孔器であって、
前記穿孔器が前記ガスボトルに装着された状態において前記封止板に対向配置される刃先部を先端側に有するピストンロッドと、
作動時に前記ピストンロッドを前記封止板に向かって発射させ、前記刃先部に前記封止板を穿孔させる駆動部と、
を備え、
前記刃先部は、複数の稜線と、各稜線によって相互に区分される3面以上のピストン刃面と、を有する。
【0009】
また、前記刃先部は、当該刃先部の先端を形成する先端稜線を含み、前記先端稜線は、前記ピストンロッドの軸線方向に沿った投影長さが、当該ピストンロッドの直径よりも小さくてもよい。
【0010】
また、前記先端稜線の両端に他の稜線の一端が接続されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社石井鐵工所
低温タンクの揚液装置
2か月前
川崎重工業株式会社
竪型タンク
1か月前
川崎重工業株式会社
三重殻タンク
3か月前
川崎重工業株式会社
三重殻タンク
3か月前
川崎重工業株式会社
液化ガス貯蔵タンク
5か月前
大日本印刷株式会社
ガス充填容器
5か月前
川崎重工業株式会社
液化水素貯蔵タンク
4か月前
川崎重工業株式会社
液化水素貯蔵タンク
4か月前
トヨタ自動車株式会社
水素充填装置
1か月前
那須電機鉄工株式会社
水素吸蔵合金タンク
5か月前
豊田合成株式会社
圧力容器
2か月前
川崎重工業株式会社
低温流体の移送システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
水素消費システム
17日前
トヨタ自動車株式会社
水素消費システム
7日前
清水建設株式会社
水素貯蔵供給システム
3か月前
トヨタ自動車株式会社
タンクモジュール
2か月前
川崎重工業株式会社
再液化装置
5か月前
川崎重工業株式会社
三重殻タンクのパージ方法
3か月前
トヨタ自動車株式会社
水素タンクシステム
17日前
トヨタ自動車株式会社
カートリッジタンク
1か月前
オリオン機械株式会社
燃料供給装置および発電システム
21日前
オリオン機械株式会社
燃料供給装置および発電システム
2か月前
トヨタ自動車株式会社
水素タンクの支持構造
2か月前
鹿島建設株式会社
水素吸蔵システム
4か月前
鹿島建設株式会社
水素供給システム
4か月前
トヨタ自動車株式会社
高圧タンクの製造方法
3か月前
JFEエンジニアリング株式会社
エネルギー貯蔵システム
9日前
DOWAエコシステム株式会社
容器の廃棄処理方法
4か月前
三浦工業株式会社
ガス気化システム
3か月前
トヨタ自動車株式会社
高圧タンク
5か月前
株式会社 商船三井
貨物タンク
8日前
川崎重工業株式会社
液化水素の移送方法および移送設備
5か月前
トヨタ自動車株式会社
高圧タンク
4か月前
川崎重工業株式会社
液化ガスの荷役方法および荷役装置
6か月前
株式会社SUBARU
水素充填制御方法
2か月前
トヨタ自動車株式会社
水素充填装置、水素充填方法
2か月前
続きを見る