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公開番号2025092563
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2025051961,2022081032
出願日2025-03-26,2022-05-17
発明の名称優先度設定装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類G08G 1/00 20060101AFI20250612BHJP(信号)
要約【課題】道路区間または車両周囲の状況ごとに、自動運転または運転支援に関連する複数の処理に対して適切に優先度を設定することができる優先度設定装置を提供する。
【解決手段】優先度設定装置は、記憶部(42,43)と、少なくとも一つの車両2から通信部41を介して受信した、自動運転または運転支援に関連する複数の処理のうちの何れかが実行されたときに車両2が走行していた道路区間または車両2の周囲の状況を表すとともに実行された処理を表す実行情報を記憶部(42,43)に保存する受信処理部51と、記憶された複数の実行情報に基づいて、道路区間ごと、または、車両2の周囲の取り得る状況ごとに、実行された回数が多い処理ほど優先度が高くなるように、複数の処理のそれぞれの優先度を設定する優先度設定部52と、複数の処理のそれぞれの優先度を表す優先度テーブルを、通信部41を介して車両2へ通知する通知処理部53とを有する。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
記憶部と、
少なくとも一つの車両から、前記車両の自動運転または運転支援に関連する複数の処理のうちの何れかが実行されたときに当該車両が走行していた道路区間または当該車両の周囲の状況を表すとともに、実行された処理を表す実行情報を、通信部を介して受信する度に、当該実行情報を前記記憶部に保存する受信処理部と、
前記記憶部に記憶された複数の前記実行情報に基づいて、道路区間ごと、または、前記車両の周囲の取り得る状況ごとに、前記複数の処理のうちの実行された回数が多い処理ほど優先度が高くなるように、前記複数の処理のそれぞれの優先度を設定する優先度設定部と、
道路区間ごと、または、前記車両の周囲の取り得る状況ごとにおける、前記複数の処理のそれぞれの優先度を表す優先度テーブルを、前記通信部を介して前記車両へ通知する通知処理部と、
を有する優先度設定装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、優先度設定装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
車両の自動運転制御または運転支援では、車両の位置によって適用すべき処理が異なることがある。そこで、車両の現在位置に応じた自動運転制御を可能とする技術が提案されている(特許文献1を参照)。
【0003】
特許文献1に開示された自動運転装置は、道路の予め定められた区間ごとに対応付けられた、自動運転制御の自動化レベルを示す運転自動化レベルを含む地図データを参照する。そしてこの自動運転装置は、その地図データと自車の現在位置とに基づいて、自車の現在位置及びその前方における運転自動化レベルに応じた自動運転制御に関する情報を誘導情報として生成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2017/051478号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
車両の自動運転または運転支援のために複数の処理が行われることがある。このような場合、自動運転または運転支援に支障を生じないようにするためには、車両が位置する道路区間または車両周囲の状況に応じて、それら複数の処理を適切に実行することが求められる。
【0006】
そこで、本発明は、道路区間または車両周囲の状況ごとに、自動運転または運転支援に関連する複数の処理に対して適切に優先度を設定することができる優先度設定装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一つの形態によれば、優先度設定装置が提供される。この優先度設定装置は、記憶部と、少なくとも一つの車両から、その車両の自動運転または運転支援に関連する複数の処理のうちの何れかが実行されたときにその車両が走行していた道路区間またはその車両の周囲の状況を表すとともに、実行された処理を表す実行情報を、通信部を介して受信する度に、受信した実行情報を記憶部に保存する受信処理部と、記憶部に記憶された複数の実行情報に基づいて、道路区間ごと、または、車両の周囲の取り得る状況ごとに、複数の処理のうちの実行された回数が多い処理ほど優先度が高くなるように、複数の処理のそれぞれの優先度を設定する優先度設定部と、道路区間ごと、または、車両の周囲の取り得る状況ごとにおける、複数の処理のそれぞれの優先度を表す優先度テーブルを、通信部を介して車両へ通知する通知処理部とを有する。
【発明の効果】
【0008】
本開示に係る優先度設定装置は、道路区間または車両周囲の状況ごとに、自動運転または運転支援に関連する複数の処理に対して適切に優先度を設定することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
車両制御装置及び優先度設定装置が実装される車両制御システムの概略構成図である。
車両の概略構成図である。
車両制御装置の一実施形態である電子制御装置のハードウェア構成図である。
車両制御処理に関する、電子制御装置のプロセッサの機能ブロック図である。
優先度設定の概要を説明する図である。
車両制御処理の動作フローチャートである。
優先度設定装置の一例であるサーバのハードウェア構成図である。
優先度設定処理に関する、サーバのプロセッサの機能ブロック図である。
優先度設定処理の動作フローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図を参照しつつ、車両制御装置、車両制御装置において実行される車両制御方法及び車両制御用コンピュータプログラム、及び、優先度設定装置ならびに車両制御装置と優先度設定装置を含む車両制御システムについて説明する。この車両制御装置は、車両に搭載され、車両の自動運転または運転支援に関連する複数の処理の何れかが実行されると、その実行された処理及びその処理が実行されたときに車両が走行していた道路区間または車両周囲の状況を表す実行情報を生成する。そしてこの車両制御装置は、生成した実行情報を優先度設定装置へ送信する。一方、優先度設定装置は、受信した複数の実行情報に基づいて、道路区間ごと、または、車両の周囲の状況ごとに、実行された回数が多い処理ほど優先度が高くなるように、各処理の優先度を設定する。そして優先度設定装置は、道路区間ごと、または、車両の周囲の取り得る状況ごとに設定した各処理の優先度を表す優先度テーブルを、各車両へ配信する。
(【0011】以降は省略されています)

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