TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025097156
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-30
出願番号
2023213284
出願日
2023-12-18
発明の名称
排熱機構
出願人
株式会社竹中工務店
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
F24F
7/08 20060101AFI20250623BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】建物内の夏季及び冬季の温熱環境を調整できる排熱機構を提供する。
【解決手段】排熱機構は、デシカントロータ38を備えた外気処理空調装置30と、建物10の外周部に設けられ、各階のフロアと連通した吹き抜け14と、吹き抜け14の頂部に設けられ、下方に空気溜まり空間24が形成されたトップライト20と、空気溜まり空間24からの排気をデシカントロータ38へ導入可能な第一排気路(排気経路62)と、吹き抜け底部のフロアから冷気を排気する第二排気路(排気経路74)と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
デシカントロータを備えた外気処理空調装置と、
建物の外周部に設けられ、各階のフロアと連通した吹き抜けと、
前記吹き抜けの頂部に設けられ、下方に空気溜まり空間が形成されたトップライトと、
前記空気溜まり空間からの排気を前記デシカントロータへ導入可能な第一排気路と、
前記吹き抜け底部のフロアから冷気を排気する第二排気路と、
を備えた排熱機構。
続きを表示(約 310 文字)
【請求項2】
前記外気処理空調装置は全熱交換器を備え、
前記第一排気路には、室内空気を排気する第三排気路が接続され、
前記空気溜まり空間の空気の温度及び前記室内空気の温度に応じて、前記全熱交換器へ導入する空気を切り替える制御装置を備えた、
請求項1に記載の排熱機構。
【請求項3】
前記第二排気路へ排出された冷気は、冷気需要室へ導入される、加熱して室内へ還流される、又は、屋外へ排出される、
請求項1又は2に記載の排熱機構。
【請求項4】
前記空気溜まり空間は、上下の透光板で挟まれて形成されている、
請求項1又は2に記載の排熱機構。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、排熱機構に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、太陽光からの熱を蓄積する蓄熱空間が、建物の吹き抜け空間に形成された空調システムが記載されている。この空調システムによると、蓄熱空間の空気が、デシカントロータである除湿部の再生に用いられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-172886号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1に示された空調システムを備えた建物では、吹き抜け空間が建物の内部に設けられている。一方で、採光や眺望の観点から、吹き抜けを建物の外周部に設ける場合がある。このような場合は、吹き抜けが外気温に晒されるため、建物内の夏季及び冬季の温熱環境が悪化し易い。
【0005】
本発明は、上記事実を考慮し、建物内の夏季及び冬季の温熱環境を調整できる排熱機構を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1の排熱機構は、デシカントロータを備えた外気処理空調装置と、建物の外周部に設けられ、各階のフロアと連通した吹き抜けと、前記吹き抜けの頂部に設けられ、下方に空気溜まり空間が形成されたトップライトと、前記空気溜まり空間からの排気を前記デシカントロータへ導入可能な第一排気路と、前記吹き抜け底部のフロアから冷気を排気する第二排気路と、を備える。
【0007】
請求項1の排熱機構では、第一排気路によって、空気溜まり空間の熱をデシカントロータの再生に用いる。これにより、加熱コイルなどにより再生熱を生成する必要がなく、あるいは、加熱コイルなどによって生成する再生熱量を低減し、エネルギーを節約できる。
【0008】
また、第一排気路によって建物の外周部に設けられた吹き抜けの頂部から暖かい空気を排気して、第二排気路によって吹き抜けの底部から冷たい空気を排気できる。これにより、建物内の夏季及び冬季の温熱環境を調整できる。
【0009】
請求項2の排熱機構は、請求項1に記載の排熱機構において、前記外気処理空調装置は全熱交換器を備え、前記第一排気路には、室内空気を排気する第三排気路が接続され、前記空気溜まり空間の空気の温度及び前記室内空気の温度に応じて、前記全熱交換器へ導入する空気を切り替える制御装置を備える。
【0010】
請求項2の排熱機構では、第一排気路に第三排気路が接続され、空気溜まり空間の空気の温度及び室内空気の温度に応じて、全熱交換器へ導入する空気を切り替えることができる。これにより、冬季において空気溜まりの空気温度が低い場合に、相対的に温度が高い室内空気を外気との熱交換に利用できる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社竹中工務店
架構
10日前
株式会社竹中工務店
制振構造
3日前
株式会社竹中工務店
排熱機構
6日前
株式会社竹中工務店
排熱機構
6日前
株式会社竹中工務店
建物構造
3日前
株式会社竹中工務店
避雷設備
3日前
株式会社竹中工務店
建築方法
3日前
株式会社竹中工務店
アーチ架構
6日前
株式会社竹中工務店
梁構築方法
5日前
株式会社竹中工務店
空調システム
3日前
株式会社竹中工務店
耐震補強構造
6日前
株式会社竹中工務店
集成材の製造方法
6日前
株式会社竹中工務店
電力制御システム
4日前
株式会社竹中工務店
放射線遮蔽パネルの接合構造
6日前
株式会社竹中工務店
軸力調整柱、構造物の施工方法
5日前
株式会社竹中工務店
建物用の感染リスク低減システム
5日前
株式会社竹中工務店
関係性推定装置及び関係性推定プログラム
3日前
株式会社竹中工務店
放射線遮蔽パネル、放射線遮蔽パネルの接合構造
6日前
株式会社竹中工務店
足場
10日前
株式会社竹中工務店
機器制御機構、家具、情報処理システム及び情報処理プログラム
4日前
株式会社竹中工務店
スロッシング水位推定方法、溢水量推定方法、及び溢水量推定システム
10日前
株式会社竹中工務店
木質柱コンクリート梁の施工方法、及び木質柱コンクリート梁の接合構造
5日前
株式会社竹中工務店
鋼板コンクリート造のスラブ接合構造とこれに使用する鋼板コンクリート造のスラブ接合方法
6日前
株式会社竹中工務店
地図補正システム、及び地図補正プログラム
10日前
個人
空気調和機
1か月前
個人
エアコン室内機
25日前
株式会社コロナ
空調装置
4か月前
株式会社コロナ
加湿装置
1か月前
株式会社コロナ
空調装置
2か月前
株式会社コロナ
空調装置
6日前
株式会社コロナ
加湿装置
4か月前
株式会社コロナ
空調装置
3か月前
株式会社コロナ
加湿装置
2か月前
株式会社コロナ
空調装置
3か月前
株式会社コロナ
空調装置
4か月前
株式会社コロナ
加湿装置
3か月前
続きを見る
他の特許を見る