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公開番号2025099164
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023215603
出願日2023-12-21
発明の名称果実管理装置、果実管理システム、及びコンピュータプログラム
出願人株式会社クボタ
代理人弁理士法人サンクレスト国際特許事務所
主分類G06Q 50/02 20240101AFI20250626BHJP(計算;計数)
要約【課題】果物の品質管理の作業性を向上させる。
【解決手段】果実管理装置10は、果物及び果物が実る樹木のうちの一方又は双方に関する識別情報を用いて、果物の品質情報を管理するための情報処理を実行する処理部21を有する管理装置10であって、測定器11が測定した品質情報を取得する第一入力部23と、音声を入力として取得する第二入力部24と、を有し、処理部21は、第二入力部24に入力された音声が品質情報を保存する保存処理の実行を指示する音声である場合に保存処理を実行する。
【選択図】 図14
特許請求の範囲【請求項1】
果物及び果物が実る樹木のうちの一方又は双方に関する識別情報を用いて、前記果物の品質情報を管理するための情報処理を実行する処理部を有する管理装置であって、
測定器が測定した前記品質情報を取得する第一入力部と、
音声を入力として取得する第二入力部と、
を有し、
前記処理部は、
前記第二入力部に入力された音声が前記品質情報を保存する保存処理の実行を指示する音声である場合に前記保存処理を実行する果実管理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記処理部は、前記保存処理では、前記実行を指示する音声が前記識別情報に変換可能である場合、前記実行を指示する音声を識別情報に変換し、変換した前記識別情報と前記品質情報とを対応させて保存する請求項1に記載の果実管理装置。
【請求項3】
前記処理部は、前記第二入力部が、前記実行を指示する音声と、前記実行を指示する音声とは異なる音声とを取得した場合、前記保存処理では、前記実行を指示する音声とは異なる音声が前記識別情報に変換可能である場合、前記実行を指示する音声とは異なる音声を識別情報に変換し、変換した前記識別情報と前記品質情報とを対応させて保存する請求項1に記載の果実管理装置。
【請求項4】
前記処理部は、前記実行を指示する音声、又は、前記実行を指示する音声とは異なる音声が、少なくとも記号及び英数字のいずれか表される文字列に変換可能で且つ、前記文字列が言葉と区別できる場合に、前記識別情報に変換可能であると判断する請求項2又は3に記載の果実管理装置。
【請求項5】
前記管理装置は、前記保存処理の実行を指示する音声を判断する判断情報を記憶する記憶装置を備え、
前記処理部は、前記判断情報に基づいて、前記第二入力部に入力された音声が前記品質情報を保存する保存処理の実行を指示する音声であるか否かを判断する請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の果実管理装置。
【請求項6】
前記処理部は、
前記第二入力部に入力された音声が前記品質情報を保存する保存処理の実行を指示する音声でない場合、前記保存処理を開始せずに、前記第二入力部を通じて音声を入力させるための修正処理を実行する、
請求項5に記載の果実管理装置。
【請求項7】
音出力する出力部を有し、
前記処理部は、
前記修正処理として、作業者に対して前記識別情報についての発声を促す情報を前記出力部に音出力させる処理を実行する、
請求項6に記載の果実管理装置。
【請求項8】
前記処理部は、
前記第二入力部に入力された音声が識別情報に変換可能である場合、当該音声が示した前記識別情報をデータベースに登録させるための登録処理を実行可能である、
請求項2に記載の果実管理装置。
【請求項9】
前記識別情報は、列となって並ぶ複数の前記樹木による樹木列の一方側から他方側に向かう方向に、順番付けされている識別情報である、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の果実管理装置。
【請求項10】
前記測定器による測定の位置情報を取得する位置取得部を有し、
前記処理部は、前記識別情報と前記品質情報とが対応付けられた対応情報を、前記位置情報に基づいてグループ化するグループ化処理を実行可能である、
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の果実管理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、果物の品質情報を管理するための果実管理装置、果実管理システム、及びコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
果物の品質を測定する装置として、携帯型の測定器が知られている(特許文献1参照)。作業者は、農園に測定器を携帯し、測定作業を行う。測定器は、果物に測定光を照射し、透過光又は反射光を受光し、例えば分光分析法により成分分析を行う。測定器は、糖度、酸度等の果物の品質を非破壊で測定することが可能である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-101409号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示の測定器は、分析処理を行う演算処理装置を有する筐体と、測定光を照射及び受光する測定ヘッドと、筐体から測定ヘッドまで延びるケーブルとを有する。作業者は測定ヘッドを手に持って測定作業を行う。測定した品質情報は、測定対象とした果実、及びその果実が実る樹木の識別情報等の管理のための情報(識別情報)と、対応付けて記録される。
【0005】
しかし、作業者の手は、ふさがっていることから、例えば別の携帯端末装置等に識別情報等の管理のための情報を手入力することは、作業を煩雑とし、作業性が悪い。
そこで、本発明では、果物の品質管理の作業性を向上させることが可能となる果実管理装置、及び、そのような果実管理装置としてコンピュータを動作させるためのコンピュータプログラムを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の果実管理装置は、果物及び果物が実る樹木のうちの一方又は双方に関する識別情報を用いて、前記果物の品質情報を管理するための情報処理を実行する処理部を有する管理装置であって、測定器が測定した前記品質情報を取得する第一入力部と、音声を入力として取得する第二入力部と、を有し、前記処理部は、前記第二入力部に入力された音声が前記品質情報を保存する保存処理の実行を指示する音声である場合に前記保存処理を実行する。
【0007】
本開示のコンピュータプログラムは、果物及び果物が実る樹木のうちの一方又は双方に関する識別情報を用いて、前記果物の品質情報を管理するための情報処理を実行する果実管理装置として、コンピュータを動作させるためのコンピュータプログラムであって、測定器が測定した前記品質情報を取得する第一入力ステップと、音声を入力として取得する第二入力ステップと、前記入力された音声が前記品質情報を保存する保存処理の実行を指示する音声である場合に前記保存処理を実行する保存処理ステップと、をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0008】
本開示の果実管理装置及びコンピュータプログラムによれば、果物の品質管理の作業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、果実管理装置を備える管理システムの説明図である。
図2は、果実管理装置のブロック図である。
図3は、ディスプレイに表示される画像(農園選択画面)を示す説明図である。
図4は、ディスプレイに表示される画像を示す説明図である。
図5は、ディスプレイに表示される画像を示す説明図である。
図6は、ディスプレイに表示される画像を示す説明図である。
図7は、ディスプレイに表示される画像を示す説明図である。
図8は、ディスプレイに表示される画像を示す説明図である。
図9は、ディスプレイに表示される画像を示す説明図である。
図10は、ディスプレイに表示される画像を示す説明図である。
図11は、ディスプレイに表示される画像を示す説明図である。
図12は、ディスプレイに表示される画像を示す説明図である。
図13は、品質管理処理のフロー図である。
図14は、入力工程のフロー図である。
図15は、音声認識処理の別の手段を示すシーケンス図である。
図16は、第一照合処理を含む音声認識処理のシーケンス図である。
図17は、列となる樹木と、各樹木の測定位置とを示す説明図である。
図18は、第二照合処理のフロー図である。
図19は、判断情報の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<本開示の実施形態の概要>
以下、本開示の実施形態の概要を列記して説明する。
(1)本実施形態の果実管理装置は、果物及び果物が実る樹木のうちの一方又は双方に関する識別情報を用いて、前記果物の品質情報を管理するための情報処理を実行する処理部を有する管理装置であって、測定器が測定した前記品質情報を取得する第一入力部と、
音声を入力として取得する第二入力部と、を有し、前記処理部は、前記第二入力部に入力された音声が前記品質情報を保存する保存処理の実行を指示する音声である場合に前記保存処理を実行する。
前記構成を有する果実管理装置によれば、保存処理により、識別情報と、測定器により得られた品質情報とは、対応付けて保存される。保存処理は、第二入力部が取得する作業者の音声(発声)によって簡単に実行することができる。作業者の手入力が省かれ、果物の品質管理の作業性が向上する。
(【0011】以降は省略されています)

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