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公開番号2025099788
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023216717
出願日2023-12-22
発明の名称容量表示方法及び容量表示装置
出願人株式会社豊田自動織機
代理人インフォート弁理士法人
主分類G01R 31/387 20190101AFI20250626BHJP(測定;試験)
要約【課題】二次電池の交換時期が近づいたときにユーザに二次電池の交換を促す。
【解決手段】二次電池Bの容量を表示部DSPに表示させる容量表示装置1は、二次電池Bの現在の容量及び二次電池Bの現在の容量維持率を取得し、現在の容量維持率が容量維持率閾値Sth11以上である場合、現在の容量を表示部DSPに表示させ、現在の容量維持率が容量維持率閾値Sth11より小さい場合、現在の容量維持率に応じて現在の容量を減少させ、その減少後の容量を表示部DSPに表示させる。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
劣化が進むにつれて容量維持率が減少する二次電池の容量を表示部に表示させる容量表示装置により行われる容量表示方法であって、
前記容量表示装置は、
前記二次電池の現在の容量及び前記二次電池の現在の容量維持率を取得し、
前記現在の容量維持率が容量維持率閾値以上である場合、前記現在の容量を前記表示部に表示させ、
前記現在の容量維持率が前記容量維持率閾値より小さい場合、前記現在の容量維持率に応じて前記現在の容量を減少させ、その減少後の容量を前記表示部に表示させる
容量表示方法。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
劣化が進むにつれて劣化率が増加する二次電池の容量を表示部に表示させる容量表示装置により行われる容量表示方法であって、
前記容量表示装置は、
前記二次電池の現在の容量及び前記二次電池の現在の劣化率を取得し、
前記現在の劣化率が劣化率閾値以下である場合、前記現在の容量を前記表示部に表示させ、
前記現在の劣化率が前記劣化率閾値より大きい場合、前記現在の劣化率に応じて前記現在の容量を減少させ、その減少後の容量を前記表示部に表示させる
容量表示方法。
【請求項3】
請求項1または請求項2に記載の容量表示方法であって、
前記減少後の容量に対応するセグメントバーが前記表示部に表示されるときの前記セグメントバーの色は、前記現在の容量に対応するセグメントバーが前記表示部に表示されるときの前記セグメントバーの色と異なる
容量表示方法。
【請求項4】
請求項1または請求項2に記載の容量表示方法であって、
前記減少後の容量に対応する数字が前記表示部に表示されるときの前記数字の色は、前記現在の容量に対応する数字が前記表示部に表示されるときの前記数字の色と異なる
容量表示方法。
【請求項5】
請求項2に記載の容量表示方法であって、
前記現在の劣化率は、前記二次電池の内部抵抗値に基づいて求められている
容量表示方法。
【請求項6】
請求項1に記載の容量表示方法であって、
前記容量維持率閾値は、事前に決められている
容量表示方法。
【請求項7】
請求項2に記載の容量表示方法であって、
前記劣化率閾値は、事前に決められている
容量表示方法。
【請求項8】
請求項1に記載の容量表示方法であって、
前記容量表示装置は、前記現在の容量維持率が前記容量維持率閾値より小さい場合、前記二次電池の容量維持率と調整値とが対応付けられている情報を参照して、前記現在の容量維持率に対応する調整値を求め、その求めた調整値と前記現在の容量との乗算結果を前記減少後の残容量とし、
前記情報において、前記容量維持率閾値である第1容量維持率から前記第1容量維持率より小さい第2容量維持率までの範囲における単位容量維持率あたりの前記調整値の低下幅は、前記第2容量維持率から前記第2容量維持率より小さい第3容量維持率までの範囲における単位容量維持率あたりの前記調整値の低下幅より小さい
容量表示方法。
【請求項9】
請求項2に記載の容量表示方法であって、
前記容量表示装置は、前記現在の劣化率が前記劣化率閾値より大きい場合、前記二次電池の劣化率と調整値とが対応付けられている情報を参照して、前記現在の劣化率に対応する調整値を求め、その求めた調整値と前記現在の容量との乗算結果を前記減少後の残容量とし、
前記情報において、前記劣化率閾値である第1劣化率から前記第1劣化率より大きい第2劣化率までの範囲における単位劣化率あたりの前記調整値の低下幅は、前記第2劣化率から前記第2劣化率より大きい第3劣化率までの範囲における単位劣化率あたりの前記調整値の低下幅より小さい
容量表示方法。
【請求項10】
二次電池の現在の容量及び前記二次電池の現在の容量維持率を取得する取得部と、
前記現在の容量維持率が容量維持率閾値以上である場合、前記現在の容量を表示部に表示させ、前記現在の容量維持率が前記容量維持率閾値より小さい場合、前記現在の容量維持率に応じて前記現在の容量を減少させ、その減少後の容量を前記表示部に表示させる表示制御部と、
を備える容量表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、二次電池の容量を表示部に表示させる技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
容量表示方法として、二次電池の劣化が進むにつれて、二次電池の容量を示すインジケータ自体を小さくするものがある。関連する技術として、特許文献1がある。
【0003】
しかしながら、上記容量表示方法は、インジケータ自体の大きさの変化により二次電池の劣化の進行度合いをユーザに認識させることができるが、二次電池の交換時期が近づいたときにユーザに二次電池の交換を促すことができないという懸念がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-38943号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の一側面に係る目的は、二次電池の交換時期が近づいたときにユーザに二次電池の交換を促すことが可能な容量表示方法及び容量表示装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る一つの形態である容量表示方法は、劣化が進むにつれて容量維持率が減少する二次電池の容量を表示部に表示させる容量表示装置により行われる容量表示方法であって、前記容量表示装置は、前記二次電池の現在の容量及び前記二次電池の現在の容量維持率を取得し、前記現在の容量維持率が容量維持率閾値以上である場合、前記現在の容量を前記表示部に表示させ、前記現在の容量維持率が前記容量維持率閾値より小さい場合、前記現在の容量維持率に応じて前記現在の容量を減少させ、その減少後の容量を前記表示部に表示させる。
【0007】
また、本発明に係る一つの形態である容量表示方法は、劣化が進むにつれて劣化率が増加する二次電池の容量を表示部に表示させる容量表示装置により行われる容量表示方法であって、前記容量表示装置は、前記二次電池の現在の容量及び前記二次電池の現在の劣化率を取得し、前記現在の劣化率が劣化率閾値以下である場合、前記現在の容量を前記表示部に表示させ、前記現在の劣化率が前記劣化率閾値より大きい場合、前記現在の劣化率に応じて前記現在の容量を減少させ、その減少後の容量を前記表示部に表示させる。
【0008】
これにより、二次電池の交換時期が近づいたときの二次電池の容量維持率を容量維持率閾値に設定することで、または、二次電池の交換時期が近づいたときの二次電池の劣化率を劣化率閾値に設定することで、二次電池の交換時期が近づいたときに容量維持率または劣化率に応じて減少した容量を表示部に表示させることができる。そのため、二次電池を満充電状態になるまで充電したにもかかわらず、表示部に表示される容量が最大にならなくなったり、二次電池の使用中において表示部に表示される容量の減り方が以前に比べて速くなったりするため、二次電池の寿命が短くなったとユーザに感じさせることができ、二次電池を交換する必要があるとユーザに思わせることができる。すなわち、二次電池の交換時期が近づいたときにユーザに二次電池の交換を促すことができる。
【0009】
また、前記減少後の容量に対応するセグメントバーが前記表示部に表示されるときの前記セグメントバーの色は、前記現在の容量に対応するセグメントバーが前記表示部に表示されるときの前記セグメントバーの色と異なるように構成してもよい。
【0010】
これにより、二次電池の交換時期が近付いていることをユーザに思わせ易くすることができる。
(【0011】以降は省略されています)

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