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公開番号
2025100248
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023217475
出願日
2023-12-22
発明の名称
半導体装置
出願人
ルネサスエレクトロニクス株式会社
代理人
個人
主分類
H10D
30/60 20250101AFI20250626BHJP()
要約
【課題】高性能の半導体装置を提供すること。
【解決手段】本開示に係る半導体装置は、第1の方向に沿って設けられた複数のトレンチ20を有する半導体基板10と、第1の方向において交互に配置された凹部21aと間引き部21bとを備え、トレンチ20に設けられたFP電極21と、FP電極21上に設けられた酸化膜23と、酸化膜23上に形成され、それぞれの凹部21aに配置されたゲート電極22と、を備え、隣接するトレンチ20において、ゲート電極22が第1の方向にずれて配置されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の方向に沿って設けられた複数のトレンチを有する半導体基板と、
前記第1の方向において交互に配置された凹部と間引き部とを備え、前記トレンチに設けられたフィールドプレート電極と、
前記フィールドプレート電極上に設けられた酸化膜と、
前記酸化膜上に形成され、それぞれの前記凹部に配置されたゲート電極と、を備え、
隣接する前記トレンチにおいて、前記ゲート電極が第1の方向にずれて配置されている半導体装置。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
前記フィールドプレート電極は、前記第1の方向における終端部において、前記半導体基板の表面側にせり上がった引き上げ部を有する請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
1つの前記トレンチにおいて、複数の前記凹部に配置された前記ゲート電極を接続するように設けられたゲート接続電極をさらに備えた請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記間引き部が、前記引き上げ部よりも低く形成されており、
前記ゲート接続電極は、前記トレンチ内において、チャネル深さよりも浅い領域に形成され、
前記ゲート接続電極は、隣接する前記凹部に設けられた前記ゲート電極を接続するように、前記間引き部に形成されている請求項3に記載の半導体装置。
【請求項5】
隣接する前記トレンチの前記ゲート電極は、前記第1の方向において端部が重複するように形成されている請求項4に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記間引き部が、前記引き上げ部と同じ高さで形成されており、
前記ゲート接続電極が、前記トレンチ内において、チャネル深さよりも浅い領域に形成され、
平面視で前記第1の方向と直交する第2の方向において、前記ゲート接続電極が前記フィールドプレート電極の両側に配置されている請求項3に記載の半導体装置。
【請求項7】
隣接する前記トレンチの前記ゲート電極は、前記第1の方向において端部が重複するように形成されている請求項6に記載の半導体装置。
【請求項8】
前記ゲート接続電極が、前記半導体基板の表面よりも高い位置に形成されており、
平面視において、前記ゲート接続電極が、複数の前記凹部に渡って形成されるよう、前記第1の方向に沿って設けられている請求項3に記載の半導体装置。
【請求項9】
隣接する前記トレンチの前記ゲート電極は、前記第1の方向において端部が重複するように形成されている請求項8に記載の半導体装置。
【請求項10】
前記トレンチにおいて、複数の前記ゲート電極が第1の方向に互いに離間して設けられている請求項1に記載の半導体装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は半導体装置に関し、特にフィールドプレート電極を備えたMOSトランジスタ等の半導体装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、トレンチゲート型のMOSFET(Metal-oxide-semiconductor field-effect transistor)が開示されている。このMOSFETは、半導体基板上に設けられたソース電極と、基板の裏面側に設けられたドレイン電極とを備えている。さらに、MOSFETは、トレンチ長手方向に延伸したゲート電極を備えている。また、実施の形態では、MOSFETが、ゲート電極の下方に埋込電極を形成したトレンチフィールドプレート構造となっている
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-149431号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このようなMOSトランジスタ等の半導体装置では、さらなる高性能化が望まれている。
【0005】
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様にかかる半導体装置は、第1の方向に沿って設けられた複数のトレンチを有する半導体基板と、前記第1の方向において交互に配置された凹部と間引き部とを備え、前記トレンチに設けられたフィールドプレート電極と、前記フィールドプレート電極上に設けられた酸化膜と、前記酸化膜上に形成され、それぞれの前記凹部に配置されたゲート電極と、を備え、隣接する前記トレンチにおいて、前記ゲート電極が第1の方向にずれて配置されている。
【発明の効果】
【0007】
本開示は、高性能な半導体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施の形態1にかかるMOSトランジスタの構成を模式的に示す上面図である。
実施の形態1にかかるMOSトランジスタの構成を模式的に示すXZ断面図である。
実施の形態1にかかるMOSトランジスタの構成を模式的に示すYZ断面図である。
実施の形態2にかかるMOSトランジスタの構成を模式的に示す上面図である。
実施の形態2にかかるMOSトランジスタの構成を模式的に示すXZ断面図である。
実施の形態2にかかるMOSトランジスタの構成を模式的に示すYZ断面図である。
実施の形態3にかかるMOSトランジスタの構成を模式的に示す上面図である。
実施の形態3にかかるMOSトランジスタの構成を模式的に示すXZ断面図である。
実施の形態3にかかるMOSトランジスタの構成を模式的に示すYZ断面図である。
変形例1にかかるMOSトランジスタの構成を模式的に示すYZ断面図である。
製造工程におけるトレンチの構成を模式的に示す斜視図である。
MOSトランジスタの特性を示すグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を参照しつつ、実施の形態について説明する。なお、図面は簡略的なものであるから、この図面の記載を根拠として実施の形態の技術的範囲を狭く解釈してはならない。また、同一の要素には、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0010】
実施の形態1
本実施の形態にかかるMOSトランジスタは、半導体基板に形成されたトレンチを有するトレンチゲートMOSFETである。例えば、MOSトランジスタは縦型のパワーデバイスとなる。MOSトランジスタの構成について、図1~図3を用いて説明する。図1はMOSトランジスタ100の構成を模式的に示すXY平面図である。図2は、図1のII-II断面を模式的に示すXZ断面図である。図3は図1のIII-III断面を模式的に示すYZ断面図である。
(【0011】以降は省略されています)
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