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公開番号
2025101026
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023217567
出願日
2023-12-25
発明の名称
コンバイン
出願人
井関農機株式会社
代理人
弁理士法人永井国際特許事務所
主分類
A01D
41/12 20060101AFI20250630BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】刈取装置に絡み付く穀稈を抑制することができるコンバインを提供する。
【解決手段】エンジン(E)が搭載された機体フレーム(1)の下側に圃場を走行する走行装置(2)を設け、機体フレーム(1)の前側に穀稈を刈取る刈取装置(3)を設け、刈取装置(3)の後方左側に刈取られた穀稈を脱穀する脱穀装置(4)を設け、刈取装置(3)の後方右側に作業者が搭乗する操縦部(5)を設け、操縦部(5)の後側に穀粒を貯留するグレンタンク(7)を設けたコンバインにおいて、刈取装置(3)の引起装置(3A)の前側の第1撮影画像(75)の穀稈の絡み率が、予め設定した絡み率以下の場合には、走行装置(2)の走行速度を減速し、引起装置(3A)の搬送速度を減速して、予め設定した絡み率を超える場合には、走行装置(2)の走行を停止するコントローラ(50)を設けた。
【選択図】図20
特許請求の範囲
【請求項1】
エンジン(E)が搭載された機体フレーム(1)の下側に圃場を走行する走行装置(2)を設け、該機体フレーム(1)の前側に穀稈を刈取る刈取装置(3)を設け、該刈取装置(3)の後方左側に刈取られた穀稈を脱穀する脱穀装置(4)を設け、前記刈取装置(3)の後方右側に作業者が搭乗する操縦部(5)を設け、該操縦部(5)の後側に穀粒を貯留するグレンタンク(7)を設けたコンバインにおいて、
前記刈取装置(3)の引起装置(3A)の前側の第1撮影画像(75)の穀稈の絡み率が、予め設定した絡み率以下の場合には、前記走行装置(2)の走行速度を減速し、前記引起装置(3A)の搬送速度を減速して、予め設定した絡み率を超える場合には、前記走行装置(2)の走行を停止するコントローラ(50)を設けたことを特徴とするコンバイン。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記コントローラ(50)は、前記第1撮影画像(75)よりも前方の第2撮影画像(70)の穀稈の倒伏率が、予め設定した倒伏率以下の場合には、前記走行装置(2)の走行速度を減速し、前記引起装置(3A)の搬送速度を増速して、予め設定した倒伏率を超える場合には、前記走行装置(2)の走行を停止する請求項1記載のコンバイン。
【請求項3】
前記コントローラ(50)は、前記第2撮影画像(70)に障害物が撮影された場合には、前記走行装置(2)の走行を停止する請求項1又は2記載のコンバイン。
【請求項4】
前記グレンタンク(7)の穀粒を外部に排出する排出オーガ(8)を設け、
該排出オーガ(8)の前部の排出装置(8A)に右壁に、前記第1撮影画像(75)を撮影する第1カメラ(11B)と、前記第2撮影画像(70)を撮影する第2カメラ(11A)を設けた請求項1又は2記載のコンバイン。
【請求項5】
前記引起装置(3A)の上部を覆うカバー(10)に、前記第1撮影画像(75)を撮影する第1カメラ(11B)と、前記第2撮影画像(70)を撮影する第2カメラ(11A)を設けた請求項1又は2記載のコンバイン。
【請求項6】
前記エンジン(E)と刈取装置(3)の伝動経路の間に、前記エンジン(E)の出力回転速度の増減速と出力回転方向を切替える刈取用無段変速装置(23)を設け、
前記刈取装置(3)の搬送装置(3C)に穀稈の滞留を検出する第1穀稈センサ(15)を設け、
前記コントローラ(50)は、前記第1穀稈センサ(15)が穀稈の滞留を検出した場合には、前記刈取用無段変速装置(23)を介して刈取装置(3)の駆動方向を逆さ方向に切替えた後に、前記刈取装置(3)の駆動を停止し、次に前記エンジン(E)の駆動を停止する請求項1又は2記載のコンバイン。
【請求項7】
前記エンジン(E)と刈取装置(3)の伝動経路の間に、前記エンジン(E)の出力回転速度の増減速と出力回転方向を切替える刈取用無段変速装置(23)を設け、
前記刈取装置(3)の搬送装置(3C)に穀稈の滞留を検出する第1穀稈センサ(15)を設け、
前記コントローラ(50)は、前記第1穀稈センサ(15)が穀稈の滞留を検出した場合には、前記刈取用無段変速装置(23)を介して刈取装置(3)の駆動方向を逆さ方向に切替えた後に、前記走行装置(2)の走行と刈取装置(3)の駆動を停止し、次に前記エンジン(E)の駆動を停止する請求項1又は2記載のコンバイン。
【請求項8】
前記引起装置(3A)に穀稈を検出する第2穀稈センサ(13)を設け、
前記コントローラ(50)は、前記コンバインを自動走行させる自動操縦スイッチ(55)が押下され、前記第2穀稈センサ(13)が穀稈を検出しない場合には、前記操縦部(5)のブザー(5A)を鳴らした後、前記自動操縦スイッチ(55)の押下が継続される場合には、前記走行装置(2)の走行を停止する請求項1又は2記載のコンバイン。
【請求項9】
前記コントローラ(50)は、前記走行装置(2)のブレーキ(2A)を操作して、前記刈取装置(3)の分草体(3D)の前後方向に延在する仮想線と、前記圃場におけるコンバインの進行方向に延在する畦の交差角度を小さくする構成とした請求項1又は2記載のコンバイン。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、圃場の穀稈を収穫するコンバインに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、予め設定された設定経路に沿ってコンバインを自動走行させる技術が知られている。(特許文献1)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-7314号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1の技術では、コンバインの穀稈を刈取る刈取装置に多くの穀稈が絡み付いた場合には、コンバインの自動走行を停止して絡み付いた穀稈を取除くのに長い時間が係るという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、刈取装置に絡み付く穀稈を抑制することができるコンバインを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決した本発明は次のとおりである。
すなわち、請求項1記載の発明は、エンジン(E)が搭載された機体フレーム(1)の下側に圃場を走行する走行装置(2)を設け、該機体フレーム(1)の前側に穀稈を刈取る刈取装置(3)を設け、該刈取装置(3)の後方左側に刈取られた穀稈を脱穀する脱穀装置(4)を設け、前記刈取装置(3)の後方右側に作業者が搭乗する操縦部(5)を設け、該操縦部(5)の後側に穀粒を貯留するグレンタンク(7)を設けたコンバインにおいて、
前記刈取装置(3)の引起装置(3A)の前側の第1撮影画像(75)の穀稈の絡み率が、予め設定した絡み率以下の場合には、前記走行装置(2)の走行速度を減速し、前記引起装置(3A)の搬送速度を減速して、予め設定した絡み率を超える場合には、前記走行装置(2)の走行を停止するコントローラ(50)を設けたことを特徴とするコンバインである。
【0007】
請求項2記載の発明は、前記コントローラ(50)は、前記第1撮影画像(75)よりも前方の第2撮影画像(70)の穀稈の倒伏率が、予め設定した倒伏率以下の場合には、前記走行装置(2)の走行速度を減速し、前記引起装置(3A)の搬送速度を増速して、予め設定した倒伏率を超える場合には、前記走行装置(2)の走行を停止する請求項1記載のコンバインである。
【0008】
請求項3記載の発明は、前記コントローラ(50)は、前記第2撮影画像(70)に障害物が撮影された場合には、前記走行装置(2)の走行を停止する請求項1又は2記載のコンバインである。
【0009】
請求項4記載の発明は、前記グレンタンク(7)の穀粒を外部に排出する排出オーガ(8)を設け、該排出オーガ(8)の前部の排出装置(8A)に右壁に、前記第1撮影画像(75)を撮影する第1カメラ(11B)と、前記第2撮影画像(70)を撮影する第2カメラ(11A)を設けた請求項1又は2記載のコンバインである。
【0010】
請求項5記載の発明は、前記引起装置(3A)の上部を覆うカバー(10)に、前記第1撮影画像(75)を撮影する第1カメラ(11B)と、前記第2撮影画像(70)を撮影する第2カメラ(11A)を設けた請求項1又は2記載のコンバインである。
(【0011】以降は省略されています)
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