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公開番号2025102842
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2025049434,2024566436
出願日2025-03-25,2024-06-27
発明の名称固体電解質層、電気化学セル、電気化学セル装置、モジュールおよびモジュール収容装置
出願人京セラ株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H01M 8/124 20160101AFI20250701BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】耐久性を向上することができる固体電解質層、電気化学セル、電気化学セル装置、モジュールおよびモジュール収容装置を提供する。
【解決手段】固体電解質層は、酸化物を含む複数の電解質粒子と、複数の気孔とを有する。複数の電解質粒子は、第1粒子および第2粒子を含む。複数の気孔は、第1気孔および第2気孔を含む。第1気孔は、第1粒子に接する。第2気孔は、第2粒子の内部にある。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
酸化物を含む複数の電解質粒子と、複数の気孔とを有し、
前記複数の電解質粒子は、第1粒子および第2粒子を含み、
前記複数の気孔は、第1気孔および第2気孔を含み、
前記第1気孔は、前記第1粒子に接し、
前記第2気孔は、前記第2粒子の内部にある
固体電解質層。
続きを表示(約 630 文字)【請求項2】
前記固体電解質層の断面において、前記第1気孔は、前記第2気孔より単位面積に存在する個数が少ない
請求項1に記載の固体電解質層。
【請求項3】
前記単位面積に存在する前記第1気孔の個数は、前記第2気孔の個数の1/2以下である
請求項2に記載の固体電解質層。
【請求項4】
前記固体電解質層の断面において、前記第1気孔の平均直径である第1直径が、前記第2気孔の平均直径である第2直径より小さい
請求項1に記載の固体電解質層。
【請求項5】
前記第2直径が、1μm以下である
請求項4に記載の固体電解質層。
【請求項6】
前記第1直径が、0.3μm以下である
請求項4に記載の固体電解質層。
【請求項7】
前記固体電解質層の断面において、前記複数の気孔は、面積率が2%以下である
請求項1に記載の固体電解質層。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか1つに記載の固体電解質層を備える電気化学セル。
【請求項9】
請求項8に記載の電気化学セルを備えるセルスタックを有する
電気化学セル装置。
【請求項10】
請求項9に記載の電気化学セル装置と、
前記電気化学セル装置を収納する収納容器と
を備えるモジュール。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、固体電解質層、電気化学セル、電気化学セル装置、モジュールおよびモジュール収容装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、次世代エネルギーとして、燃料電池セルを複数備える燃料電池セルスタック装置が種々提案されている。燃料電池セルは、水素含有ガス等の燃料ガスと空気等の酸素含有ガスとを用いて電力を得ることができる電気化学セルの一種である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2013/031961号
特開2015-46365号公報
【発明の概要】
【0004】
実施形態の一態様に係る固体電解質層は、酸化物を含む複数の電解質粒子と、複数の気孔とを有する。前記複数の電解質粒子は、第1粒子および第2粒子を含む。前記複数の気孔は、第1気孔および第2気孔を含む。前記第1気孔は、前記第1粒子に接する。前記第2気孔は、前記第2粒子の内部にある。
【0005】
また、本開示の電気化学セルは、上記に記載の固体電解質層を備える。
【0006】
また、本開示の電気化学セル装置は、上記に記載の電気化学セルを備えるセルスタックを有する。
【0007】
また、本開示のモジュールは、上記に記載の電気化学セル装置と、電気化学セル装置を収納する収納容器とを備える。
【0008】
また、本開示のモジュール収容装置は、上記に記載のモジュールと、モジュールの運転を行うための補機と、モジュールおよび補機を収容する外装ケースとを備える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1Aは、第1の実施形態に係る電気化学セルの一例を示す横断面図である。
図1Bは、第1の実施形態に係る電気化学セルの一例を空気極側からみた側面図である。
図1Cは、第1の実施形態に係る電気化学セルの一例をインターコネクタ側からみた側面図である。
図2Aは、第1の実施形態に係る電気化学セル装置の一例を示す斜視図である。
図2Bは、図2Aに示すX-X線の断面図である。
図2Cは、第1の実施形態に係る電気化学セル装置の一例を示す上面図である。
図3は、図1Aに示す領域R1を拡大した断面図である。
図4は、第1の実施形態に係るモジュールの一例を示す外観斜視図である。
図5は、第1の実施形態に係るモジュール収容装置の一例を概略的に示す分解斜視図である。
図6Aは、第2の実施形態に係る電気化学セル装置の一例を示す断面図である。
図6Bは、第2の実施形態に係る電気化学セルを示す横断面図である。
図7は、図6Bに示す領域R2を拡大した断面図である。
図8は、第3の実施形態に係る電気化学セルの一例を示す斜視図である。
図9は、図8に示す電気化学セルの部分断面図である。
図10は、図9に示す領域R3を拡大した断面図である。
図11Aは、第4の実施形態に係る電気化学セルの一例を示す横断面図である。
図11Bは、第4の実施形態に係る電気化学セルの他の一例を示す横断面図である。
図11Cは、第4の実施形態に係る電気化学セルの他の一例を示す横断面図である。
図12は、図11Aに示す領域R4を拡大した断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
上述の燃料電池セルスタック装置では、耐久性を向上させる点で改善の余地があった。
(【0011】以降は省略されています)

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