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公開番号
2025088613
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-11
出願番号
2023203422
出願日
2023-11-30
発明の名称
電力管理装置及び電力管理システム
出願人
京セラ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H02J
3/32 20060101AFI20250604BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】複数の分散型電源を制御する技術を向上させる。
【解決手段】電力管理装置は、制御部を備える。複数の分散型電源が、電力系統に電気的に接続される。制御部は、電力系統から供給される又は電力系統に逆潮流させる電力を第1目標値から第2目標値に変化させる第1タイミングの前後において、複数の分散型電源のうち、第1分散型電源が負荷追従運転を行い、第2分散型電源が所定値を上限とする電力を出力する運転を行うように制御する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電力系統から供給される又は前記電力系統に逆潮流させる電力を第1目標値から第2目標値に変化させる第1タイミングの前後において、前記電力系統に電気的に接続される複数の分散型電源のうち、第1分散型電源が負荷追従運転を行い、第2分散型電源が所定値を上限とする電力を出力する運転を行うように制御する制御部を備える、電力管理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
前記第1タイミングよりも前の第2タイミングで、前記第1分散型電源が前記第1目標値を基準値とする負荷追従運転を行うように制御し、
前記第1タイミングで、前記第1分散型電源が前記第2目標値を基準値とする負荷追従運転を行うように制御する、請求項1に記載の電力管理装置。
【請求項3】
前記制御部は、
前記第2タイミングよりも前のタイミングで、前記第2分散型電源が第1電力値を上限とする電力を出力する運転を行うように制御し、
前記第1タイミングの前後として前記第2タイミングから前記第1タイミングよりも後の第3タイミングまでの間において、前記第2分散型電源が前記所定値として第2電力値を上限とする電力を出力する運転を行うように制御し、
前記第2電力値は、前記第1電力値よりも小さい、請求項2に記載の電力管理装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記第1タイミングよりも後の第3タイミングで、前記第2分散型電源が第3電力値を上限とする電力を出力する運転を行うように制御し、
前記第1タイミングの前後として前記第2タイミングから前記第3タイミングまでの間において、前記第2分散型電源が前記所定値として第2電力値を上限とする電力を出力する運転を行うように制御し、
前記第2電力値は、前記第3電力値よりも小さい、請求項2に記載の電力管理装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記第2タイミングから前記第1タイミングまでの第1間隔を、前記第1分散型電源の出力電力の変化値が前記第1電力値と前記第2電力値との間の差分に相当するときの整定時間以上に設定する、請求項3に記載の電力管理装置。
【請求項6】
前記制御部は、前記第1タイミングから前記第3タイミングまでの第2間隔を、前記第1分散型電源の出力電力の変化値が前記第1目標値と前記第2目標値との間の差分に相当するときの整定時間以上に設定する、請求項4に記載の電力管理装置。
【請求項7】
前記第1分散型電源は、蓄電装置であり、
前記第2分散型電源は、太陽光発電装置である、請求項1から6までの何れか一項に記載の電力管理装置。
【請求項8】
前記制御部は、前記第3タイミングよりも後の第4タイミングで、前記電力系統に電気的に接続される負荷群の消費電力が電力閾値以上である場合、前記複数の分散型電源のうちの第3分散型電源が第4電力値を上限とする電力を出力する運転を行うように制御する、請求項3に記載の電力管理装置。
【請求項9】
前記第2分散型電源は、太陽光発電装置であり、
前記第3分散型電源は、燃料電池装置である、請求項8に記載の電力管理装置。
【請求項10】
前記第2分散型電源は、太陽光発電装置であり、
前記制御部は、
前記第3タイミング後、前記太陽光発電装置が最大電力点追従制御(MPPT:Maximum Power Point Tracking)で動作した場合に出力可能な最大電力値を算出し、
前記電力系統に電気的に接続される負荷群の消費電力から前記第2目標値を差し引いた差分電力値を算出し、
前記第3電力値を前記最大電力値及び前記差分電力値以下に設定する、請求項4に記載の電力管理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、電力管理装置及び電力管理システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
需要家施設に配置された複数の分散型電源を制御する技術が知られている。例えば、特許文献1には、蓄電池又は太陽光発電パネルを管理する管理装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-195696号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
需要家施設に配置された複数の分散型電源を制御する技術の向上が望まれる。
【0005】
かかる点に鑑みてなされた本開示の目的は、複数の分散型電源を制御する技術を向上させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係る電力管理装置は、
電力系統から供給される又は前記電力系統に逆潮流させる電力を第1目標値から第2目標値に変化させる第1タイミングの前後において、前記電力系統に電気的に接続される複数の分散型電源のうち、第1分散型電源が負荷追従運転を行い、第2分散型電源が所定値を上限とする電力を出力する運転を行うように制御する制御部を備える。
【0007】
本開示の一実施形態に係る電力管理システムは、
電力系統に電気的に接続される複数の分散型電源と、
前記電力系統から供給される又は前記電力系統に逆潮流させる電力を第1目標値から第2目標値に変化させる第1タイミングの前後において、前記複数の分散型電源のうち、第1分散型電源が負荷追従運転を行い、第2分散型電源が所定値を上限とする電力を出力する運転を行うように制御する電力管理装置と、を含む。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一実施形態によれば、複数の分散型電源を制御する技術を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態に係る電力管理システムの構成例を示すブロック図である。
図1に示す電力管理システムにおける制御の様子の一例を示す図である。
図1に示す電力管理システムにおける制御の様子の他の例を示す図である。
図1に示す電力管理システムにおける制御の様子の他の例を示す図である。
図1に示す電力管理システムの動作例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
一般送配電事業者には、需要家施設に供給する電力の周波数を維持するとともに需要家施設に電力を安定供給することが求められる。そのため、一般送配電事業者は、調整力を確保することを必要としている。調整力とは、電力系統に供給される供給電力と需要家施設の需要電力とを一致させる能力のことである。近年、この調整力の確保のために需給調整市場が導入されている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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