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公開番号
2025104564
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2023222457
出願日
2023-12-28
発明の名称
電子楽器用アナログエフェクタ
出願人
株式会社コルグ
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G10H
1/06 20060101AFI20250703BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】模倣品を作成しにくい電子楽器用アナログエフェクタを提供する。
【解決手段】本発明の電子楽器用アナログエフェクタ10は、第1回路100、第2回路200及び磁性体300を備える。第1回路100は、エフェクトの程度を決める信号を検出し、磁界の信号を出力信号とする。第2回路は、磁界の信号を入力信号とし、エフェクトを与える信号を出力する。磁性体300は、第1回路100の出力と第2回路200の入力とを結合する。なお、第2回路200が磁界の入力信号を検出する部分は、接地との間に抵抗値を有する電線としてもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
エフェクトの程度を決める信号を検出し、磁界の信号を出力信号とする第1回路と、
磁界の信号を入力信号とし、エフェクトを与える信号を出力する第2回路と、
前記第1回路の出力と前記第2回路の入力とを結合する磁性体と
を備える電子楽器用アナログエフェクタ。
続きを表示(約 680 文字)
【請求項2】
請求項1記載の電子楽器用アナログエフェクタであって、
前記第2回路が磁界の入力信号を検出する部分は、接地との間に抵抗値を有する電線である
ことを特徴とする電子楽器用アナログエフェクタ。
【請求項3】
請求項1または2記載の電子楽器用アナログエフェクタであって、
前記磁性体は、当該電子楽器用アナログエフェクタの筐体の内面側に配置された板状の磁性体である
ことを特徴とする電子楽器用アナログエフェクタ。
【請求項4】
請求項1または2記載の電子楽器用アナログエフェクタであって、
前記第1回路が検出する信号は、エフェクトを与える音響信号である
ことを特徴とする電子楽器用アナログエフェクタ。
【請求項5】
請求項1または2記載の電子楽器用アナログエフェクタであって、
前記第1回路が検出する信号は、当該電子楽器用アナログエフェクタの直流電源が供給する電流である
ことを特徴とする電子楽器用アナログエフェクタ。
【請求項6】
請求項1または2記載の電子楽器用アナログエフェクタであって、
前記第1回路が検出する信号は、外部から入力される信号である
ことを特徴とする電子楽器用アナログエフェクタ。
【請求項7】
請求項1または2記載の電子楽器用アナログエフェクタであって、
前記第1回路は、コイルで発生する磁界を出力信号とする
ことを特徴とする電子楽器用アナログエフェクタ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電子楽器用アナログエフェクタに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1~3などが電子楽器用エフェクタの従来技術として知られている。これらの従来技術は、音響信号の周波数特性を調整することで音色を調整している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-68188号公報
特開2000-194366号公報
特開平7-154175号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来技術は電子回路で構成されており、電子回路のリバースエンジニアリングを行えば、同様の周波数特性を持つ模倣品を作成しやすいという課題がある。特に、電子回路の構成品のパラメータ(抵抗値、容量など)を試行錯誤して得られた音色の場合でも、電子回路のリバースエンジニアリングを行えば試行錯誤することなくパラメータの情報を得ることができる。
そこで、本発明は、模倣品を作成しにくい電子楽器用アナログエフェクタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の電子楽器用アナログエフェクタは、第1回路、第2回路、磁性体を備える。第1回路は、エフェクトの程度を決める信号を検出し、磁界の信号を出力信号とする。第2回路は、磁界の信号を入力信号とし、エフェクトを与える信号を出力する。磁性体は、第1回路の出力と第2回路の入力とを結合する。
【発明の効果】
【0006】
本発明の電子楽器用アナログエフェクタによれば、磁性体を用いている。磁性体は、その特性を特定しにくいので、電子回路の部分のパラメータが分かっても音色の再現はできない。模倣品において同様の音色を再現するためには電子回路の構成品のパラメータ(抵抗値、容量など)の試行錯誤が必要になる。よって、模倣品を作成しにくい。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明のエフェクタの機能構成例を示す図。
エフェクトを与える音響信号を検出する場合の第1回路の構成例を示す図。
エフェクタの直流電源が供給する電流を検出する場合の第1回路の第1の構成例を示す図。
エフェクタの直流電源が供給する電流を検出する場合の第1回路の第2の構成例を示す図。
外部から入力される信号を検出する場合の第1回路の構成例を示す図。
磁性体を用いた構成の等価回路のイメージを示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。なお、同じ機能を有する構成部には同じ番号を付し、重複説明を省略する。
【実施例】
【0009】
図1に本発明のエフェクタの機能構成例を示す。エフェクタ10は、電子楽器用アナログエフェクタである。エフェクタ10は、第1回路100、第2回路200、磁性体300、音響信号処理部400、合成部500を備える。音響信号処理部400は、エフェクタ10の入力端子11から入力された音響信号に適宜、既存技術に基づく処理を与える。与える処理は、周波数特性に影響を与える処理、音量を調整する処理など、あらかじめ定めた処理に加え、ユーザからの指示に基づく処理を行えばよい。
【0010】
第1回路100は、エフェクトの程度を決める信号を検出し、磁界の信号を出力信号とする。第2回路200は、磁界の信号を入力信号とし、エフェクトを与える信号を出力する。磁性体300は、第1回路100の出力と第2回路200の入力とを結合する。第2回路200からの出力は、合成部500で音響信号処理部400からの出力に合成され、出力端子12から音響信号が出力される。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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