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公開番号2025105091
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023223389
出願日2023-12-28
発明の名称情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
出願人株式会社 資生堂
代理人個人,個人
主分類G16H 20/60 20180101AFI20250703BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】ユーザが摂取すべき栄養素の摂取態様を、その摂取所要時間を考慮した上でユーザに提案すること。
【解決手段】
栄養摂取管理システムの管理サーバ100は、プロセッサとメモリとを有するコンピュータにより実現される処理部110を備え、複数の栄養素について、各前記栄養素を摂取するための摂取態様と、各前記摂取態様による栄養摂取に要する時間である栄養摂取所要時間とが対応付けて記憶されており、前記処理部110は、ユーザの生体及び活動又はそれらのいずれかに関する情報を含むユーザ情報を取得し、取得した前記ユーザ情報に基づいて、当該ユーザが摂取すべき一又は複数の栄養素を決定し、決定された前記栄養素を摂取するための前記摂取態様と、対応付けられている前記栄養摂取所要時間とを抽出する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
プロセッサとメモリとを有するコンピュータにより実現される処理部を備え、
複数の栄養素について、各前記栄養素を摂取するための摂取態様と、各前記摂取態様による栄養摂取に要する時間である栄養摂取所要時間とが対応付けて記憶されており、
前記処理部は、
ユーザの生体及び活動又はそれらのいずれかに関する情報を含むユーザ情報を取得し、
取得した前記ユーザ情報に基づいて、当該ユーザが摂取すべき一又は複数の栄養素を決定し、
決定された前記栄養素を摂取するための前記摂取態様と、対応付けられている前記栄養摂取所要時間とを抽出する、
情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記処理部が、
前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザが前記栄養素を摂取するのに適当であると推奨された期間である栄養摂取推奨期間を導出し、
前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザが栄養素を摂取することができる期間である栄養摂取可能期間を導出し、
前記栄養摂取推奨期間と前記栄養摂取可能期間とが重複する重複期間の長さと、前記栄養摂取所要時間とに基づいて、該当する特定栄養素の摂取態様を決定して前記ユーザに通知する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記栄養素の摂取態様は、食事、及び栄養補助剤を含み、
前記処理部が、導出された前記重複期間の長さが所定の閾値以上である場合は摂取態様として食事を、所定の閾値より短い場合は摂取態様として栄養補助剤を選択する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記栄養素の摂取態様は、食事、栄養補助剤、及び食事と栄養補助剤との組合せを含み、導出された前記重複期間の長さに基づいて、食事又は栄養補助剤を選択し、あるいは食事と栄養補助剤との割合が前記重複期間の長さに応じて調整された組合せを導出する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記処理部が、取得した前記ユーザ情報に基づいて、前記栄養素の種類、及びその栄養摂取推奨期間を導出する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記処理部が、取得した前記ユーザ情報に含まれる前記ユーザの運動記録に基づいて、前記栄養素の種類及びその栄養摂取推奨期間を導出する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記処理部が、外部装置から取得する前記ユーザ情報に基づいて、前記ユーザが実行を予定している運動を検出した場合、前記運動の内容に応じて前記栄養素の種類とその摂取量及び前記運動前の摂取タイミングを導出する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記処理部が、前記栄養素の摂取態様として、食事と栄養補助剤との組合せを提示する場合、前記重複期間が長くなるほど食事から摂取する栄養素の割合が高くなるように調整する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記処理部が、前記ユーザ情報として前記ユーザの肌の状態を表す肌情報を取得し、前記肌情報に基づいて前記ユーザが摂取すべき前記栄養素と、少なくともその摂取タイミングとを導出する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
請求項1に記載の情報処理装置と、
前記情報処理装置と通信可能に接続されており、特定の栄養素を含む栄養補助剤を、前記情報処理装置の前記処理部からの指示に従ってユーザに供給可能とする供給装置と、
を備え、
前記供給装置は自身の位置情報を含む、前記供給装置に関する状況を示す状況情報を取得可能であり、前記処理部は、前記供給装置から取得する前記状況情報に基づいて、前記重複期間に前記供給装置が特定の栄養素である栄養補助剤を供給可能に制御する、
情報処理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
近年、人の体内時計を考慮に入れた栄養学である時間栄養学の進展に伴い、人が摂取する各種栄養素の効果が摂取する時刻によって変化することが明らかになってきた(例えば非特許文献1を参照)。このような時間栄養学の知見に基づいて、例えば特許文献1には、使用者の現在の概日リズムと該使用者の目標とする基準概日リズムとに基づき、該使用者の食事の内容を決定する健康管理支援装置が開示されている。また特許文献2には、錠剤が摂取されるべき場合に催促通知を発信するディスペンサシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-086867号公報
特表2014-515684号公報
【非特許文献】
【0004】
“時間栄養学(Chrono-nutrition)”、[online]、国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構、[令和5年11月17日検索]、インターネット<URL:https://www.naro.go.jp/laboratory/nfri/introduction/chart/0203/chrononutrition.html#>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特定の栄養素をある時間帯に摂取することが好ましいと判明したとしても、ユーザの活動予定によってはその栄養素を摂取するための食事の時間が確保できないなど、栄養素摂取に関する管理を行うにあたって栄養素摂取の態様と所要時間とが考慮されていないという問題があった。
【0006】
本発明の目的の一つは、ユーザが摂取すべき栄養素の摂取態様を、その摂取所要時間を考慮した上でユーザに提案することができる情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一つの態様による情報処理装置は、プロセッサとメモリとを有するコンピュータにより実現される処理部を備え、複数の栄養素について、各前記栄養素を摂取するための摂取態様と、各前記摂取態様による栄養摂取に要する時間である栄養摂取所要時間とが対応付けて記憶されており、前記処理部は、ユーザの生体及び活動又はそれらのいずれかに関する情報を含むユーザ情報を取得し、取得した前記ユーザ情報に基づいて、当該ユーザが摂取すべき一又は複数の栄養素を決定し、決定された前記栄養素を摂取するための前記栄養摂取態様と、対応付けられている前記栄養摂取所要時間とを抽出する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ユーザが摂取すべき栄養素の摂取態様を、その摂取所要時間を考慮した上でユーザに提案することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態における情報処理システムの全体構成例を示す図である。
本発明の一実施形態における管理サーバのハードウェア構成例及び機能ブロックを示す模式図である。
本発明の一実施形態におけるユーザ端末のハードウェア構成例及び機能ブロックを示す模式図である。
本発明の一実施形態におけるディスペンサのハードウェア構成例及び機能ブロックを示す模式図である。
本発明の一実施形態における管理サーバが格納するデータ例を示す図である。
本発明の一実施形態におけるユーザ端末が格納するデータ例を示す図である。
本発明の一実施形態におけるディスペンサが格納するデータ例を示す図である。
本発明の一実施形態における食事メニューのデータ例を示す図である。
本発明の一実施形態におけるサプリメントメニューのデータ例を示す図である。
本発明の一実施形態における栄養摂取管理の考え方を例示する模式図である。
本発明の一実施形態における栄養摂取タイミングの管理の考え方を例示する模式図である。
本発明の一実施形態における管理サーバで実行されるデータ処理フローを例示するフローチャートである。
本発明の一実施形態におけるディスペンサで実行されるデータ処理フローを例示するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明について、その実施形態に即して添付図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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