TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025106678
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-16
出願番号2024000103
出願日2024-01-04
発明の名称超音波装置
出願人日本特殊陶業株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類H04R 1/34 20060101AFI20250709BHJP(電気通信技術)
要約【課題】対象物に十分な超音波エネルギーを与えつつも消費電力の増加を抑える。
【解決手段】本開示の超音波装置10は、自身の先端から超音波USを放射する超音波装置10であって、振動を発生する振動発生部と、振動発生部の先端側に接続されて、先端向き面62Aを有する振動板62と、中心軸Lを軸心として先後方向にのびる円筒形をなし、振動発生部および振動板62を内部に収容する外筒30と、を備え、外筒30は、超音波USを外部に放出する放出口31を有するスライド部32と、スライド部32を先後方向に移動可能に支持する支持部33と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
自身の先端から超音波を放射する超音波装置であって、
振動を発生する振動発生部と、
前記振動発生部の先端側に接続されて、先端向き面を有する振動板と、
中心軸を軸心として先後方向にのびる円筒形をなし、前記振動発生部および前記振動板を内部に収容する外筒と、を備え、
前記外筒は、前記超音波を外部に放出する放出口を有するスライド部と、前記スライド部を前記先後方向に移動可能に支持する支持部と、を備える、超音波装置。
続きを表示(約 300 文字)【請求項2】
前記スライド部は、前記支持部の内周側に嵌合している、請求項1に記載の超音波装置。
【請求項3】
前記スライド部は、前記支持部の外周側に嵌合している、請求項1に記載の超音波装置。
【請求項4】
前記スライド部は、一定の内径で前記先後方向にのびる円筒部と、前記円筒部に連なって設けられ前記円筒部から前記放出口に近づくほど内径が小さくなる先端部と、を備える、請求項1または請求項2に記載の超音波装置。
【請求項5】
前記放出口を覆うように前記スライド部に取り付けられるメッシュ状のカバーをさらに備える、請求項1または請求項2に記載の超音波装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、超音波装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、車両用の超音波や、音波に指向性を持たせて投射するパラメトリックスピーカとして、小型の超音波投射装置が用いられている。例えば、特開2019-97052号公報(下記特許文献1)には、振動部で発生した振動を振動板に伝達して超音波を投射する超音波投射装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-97052号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
超音波投射装置においては、空中に放出された超音波の音圧が拡散することにより急激に弱くなっていく。したがって、対象物に十分な超音波エネルギーを与えるには、超音波投射装置の出力を高くする必要があり、消費電力が増加してしまう。
【0005】
本開示は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、対象物に十分な超音波エネルギーを与えつつも消費電力の増加を抑えることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の超音波装置は、自身の先端から超音波を放射する超音波装置であって、振動を発生する振動発生部と、前記振動発生部の先端側に接続されて、先端向き面を有する振動板と、中心軸を軸心として先後方向にのびる円筒形をなし、前記振動発生部および前記振動板を内部に収容する外筒と、を備え、前記外筒は、前記超音波を外部に放出する放出口を有するスライド部と、前記スライド部を前記先後方向に移動可能に支持する支持部と、を備える、超音波装置である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、対象物に十分な超音波エネルギーを与えつつも消費電力の増加を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1の超音波装置の概略構成図である。
図2は、ボルト締めランジュバン型振動子の内部構成を示す断面図である。
図3は、実施形態2の超音波装置の概略構成図である。
図4は、実施形態3の超音波装置の概略構成図である。
図5は、実施形態4の超音波装置の概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
[1]本開示の超音波装置は、自身の先端から超音波を放射する超音波装置であって、振動を発生する振動発生部と、前記振動発生部の先端側に接続されて、先端向き面を有する振動板と、中心軸を軸心として先後方向にのびる円筒形をなし、前記振動発生部および前記振動板を内部に収容する外筒と、を備え、前記外筒は、前記超音波を外部に放出する放出口を有するスライド部と、前記スライド部を前記先後方向に移動可能に支持する支持部と、を備える、超音波装置である。
【0010】
スライド部が支持部に対して先後方向に移動可能となっているから、先端向き面から対象物までの寸法を可変にでき、対象物で振幅が最大となるように調整できる。したがって、対象物に十分な超音波エネルギーを与えつつも消費電力の増加を抑えることができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

日本特殊陶業株式会社
保持部材
3日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
15日前
日本特殊陶業株式会社
超音波装置
9日前
日本特殊陶業株式会社
超音波装置
9日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
16日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
16日前
日本特殊陶業株式会社
ガスセンサ
18日前
日本特殊陶業株式会社
スパークプラグ
16日前
日本特殊陶業株式会社
スパークプラグ
18日前
日本特殊陶業株式会社
CO2施用システム
22日前
日本特殊陶業株式会社
回路基板、およびパワーデバイス
16日前
国立大学法人東京科学大学
クリーム
18日前
日本特殊陶業株式会社
甲殻類の陸上養殖における水質管理システムおよび甲殻類の生産方法
15日前
個人
携帯端末保持具
2か月前
個人
音響装置
2か月前
個人
店内配信予約システム
9日前
日本精機株式会社
投影システム
2か月前
サクサ株式会社
中継装置
16日前
日本無線株式会社
音声通信方式
2か月前
キヤノン株式会社
電子機器
8日前
キヤノン株式会社
撮像装置
29日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
1か月前
キヤノン株式会社
通信装置
2か月前
ヤマハ株式会社
信号処理装置
29日前
ヤマハ株式会社
音響出力装置
2か月前
ヤマハ株式会社
音響出力装置
2か月前
電気興業株式会社
無線中継器
1か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
2か月前
日本精機株式会社
画像投映システム
18日前
キヤノン電子株式会社
モバイル装置
16日前
個人
補聴器のイヤピース耳穴挿入具
2か月前
キヤノン電子株式会社
画像読取装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
2か月前
株式会社シグマ
撮像素子及び撮像装置
2か月前
日本放送協会
映像伝送システム
2か月前
続きを見る