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公開番号
2025107029
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-17
出願番号
2024000735
出願日
2024-01-05
発明の名称
蓄電設備、情報処理装置、及びコンピュータプログラム
出願人
株式会社GSユアサ
代理人
個人
,
個人
主分類
H02J
3/32 20060101AFI20250710BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】蓄電設備、情報処理装置、及びコンピュータプログラムの提供。
【解決手段】蓄電設備は、複数の蓄電素子と、複数の蓄電素子の充放電を制御する制御部とを備える。制御部は、複数の蓄電素子の夫々について、売電によって得られる経済的利益に係る指標を算出する。制御部は、算出した指標を参照して、充放電する1又は複数の蓄電素子を選定する。制御部は、選定した1又は複数の蓄電素子を対象として充放電を制御する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の蓄電素子と、該複数の蓄電素子の充放電を制御する制御部とを備える蓄電設備であって、
前記制御部は、
前記複数の蓄電素子の夫々について、売電によって得られる経済的利益に係る指標を算出し、
算出した指標を参照して、充放電する1又は複数の蓄電素子を選定し、
選定した1又は複数の蓄電素子を対象として充放電を制御する
蓄電設備。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記制御部は、
各蓄電素子の劣化度合いを示す劣化情報と、前記蓄電設備の運用情報とを取得し、
取得した劣化情報と運用情報とに基づき、各蓄電素子の経済的利益に係る指標を算出する
請求項1に記載の蓄電設備。
【請求項3】
前記制御部は、
設定した期間毎に前記指標を算出し、
前記期間毎に算出した指標を参照して、充放電する1又は複数の蓄電素子を前記期間毎に選定する
請求項1に記載の蓄電設備。
【請求項4】
前記複数の蓄電素子は、第1蓄電素子と、該第1蓄電素子とは劣化度合いが異なる第2蓄電素子とを含む
請求項1に記載の蓄電設備。
【請求項5】
前記制御部は、
充放電の対象とした第1蓄電素子の経済的利益が、充放電の対象としていない第2蓄電素子の経済的利益よりも低くなった場合、充放電の対象を前記第1蓄電素子から前記第2蓄電素子に変更する
請求項1に記載の蓄電設備。
【請求項6】
各蓄電素子は、劣化度合いが略均一な複数の蓄電セルにより構成されるバンク又はモジュールである
請求項1に記載の蓄電設備。
【請求項7】
複数の蓄電素子と、該複数の蓄電素子の充放電を制御する制御部とを備える蓄電設備について、売電によって得られる経済的利益に係る指標を前記蓄電素子毎に算出する算出部と、
算出した指標を参照して、充放電する1又は複数の蓄電素子を選定する選定部と、
選定した1又は複数の蓄電素子の情報を出力する出力部と
を備える情報処理装置。
【請求項8】
複数の蓄電素子と、該複数の蓄電素子の充放電を制御する制御部とを備える蓄電設備について、売電によって得られる経済的利益に係る指標を前記蓄電素子毎に算出し、
算出した指標を参照して、充放電する1又は複数の蓄電素子を選定し、
選定した1又は複数の蓄電素子の情報を出力する
処理をコンピュータに実行させるためのコンピュータプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電設備、情報処理装置、及びコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
太陽光発電設備や風力発電設備などの発電設備より供給される電力を蓄電し、蓄電した電力を必要に応じて工場やオフィスビルなどの負荷に供給する蓄電設備が普及している。蓄電設備は多数の蓄電素子(蓄電モジュール若しくはバンク)を搭載する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-125482号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、蓄電設備が蓄電している電力量に基づき充放電制御が行われており、運用経済性の観点からは充放電制御は行われていない。
【0005】
本開示は、運用経済性の観点から充放電制御できる蓄電設備、情報処理装置、及びコンピュータプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の蓄電設備は、複数の蓄電素子と、複数の蓄電素子の充放電を制御する制御部とを備える。制御部は、複数の蓄電素子の夫々について、売電によって得られる経済的利益に係る指標を算出する。制御部は、算出した指標を参照して、充放電する1又は複数の蓄電素子を選定する。制御部は、選定した1又は複数の蓄電素子を対象として充放電を制御する。
【発明の効果】
【0007】
本開示では、運用経済性の観点から充放電制御できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
蓄電設備を含む蓄電システムの全体構成を示す模式図である。
蓄電設備の内部構成を示す模式図である。
蓄電設備の回路構成を説明する説明図である。
バンクの選定手法を説明する説明図である。
蓄電設備が実行する処理の手順を説明するフローチャートである。
監視サーバの内部構成を説明するブロック図である。
監視サーバが実行する処理の手順を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(1)本開示の蓄電設備は、複数の蓄電素子と、該複数の蓄電素子の充放電を制御する制御部とを備える蓄電設備であって、前記制御部は、前記複数の蓄電素子の夫々について、売電によって得られる経済的利益に係る指標を算出し、算出した指標を参照して、充放電する1又は複数の蓄電素子を選定し、選定した1又は複数の蓄電素子を対象として充放電を制御する。
【0010】
蓄電設備は、太陽光発電設備、風力発電設備などの発電設備に並設され、発電設備から供給される電力を蓄電し、蓄電した電力を負荷に供給する設備である。蓄電設備の一例は、ESS(Energy Storage System)である。代替的に、蓄電設備は、パワーコンディショナやバックアップ電源装置などであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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