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公開番号2025107765
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-22
出願番号2024001172
出願日2024-01-09
発明の名称電池モジュール
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20250714BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】車両側電気回路に接続された場合にのみ外部に電力を供給する。
【解決手段】電池モジュール1は、蓄電部2から外部への電力の供給を供給可能状態と供給禁止状態とに切り替える切替回路3と、車両側電気回路CのGNDに接続される接続確認端子P3と、を備える。切替回路3は、接続確認端子P3がGNDに接続されている場合、外部への電力の供給を供給可能状態とする。切替回路3は、接続確認端子P3がGNDに接続されていない場合、外部への電力の供給を供給禁止状態とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
車両に搭載される電池モジュールであって、
蓄電部と、
前記蓄電部に接続された正極端子及び負極端子と、
前記蓄電部から外部への電力の供給を供給可能状態と供給禁止状態とに切り替える切替回路と、
前記車両に設けられた車両側電気回路に前記正極端子及び前記負極端子が接続された場合に、前記車両側電気回路の所定の端子接続位置に接続される接続確認端子と、
を備え、
前記切替回路は、前記接続確認端子が前記端子接続位置に接続されている場合に外部への電力の供給を供給可能状態とし、前記接続確認端子が前記端子接続位置に接続されていない場合に外部への電力の供給を供給禁止状態とする、電池モジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、車両に搭載される電池モジュールに関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
電気自動車(BEV:Battery Electric Vehicle)の駆動源となる電動モータに電力を供給する電池モジュール等、車両には各種の電池モジュールが搭載されている。例えば、特許文献１には、車両に搭載された電池モジュールが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１６－４８６９３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
このような車両に搭載される電池モジュールは、輸送中等のときには、外部に電力を供給する必要が無い。一方、電池モジュールは、車両に搭載され、車両側電気回路に接続されたときには、外部に電力を供給できる状態である必要がある。
【０００５】
このため、本開示は、車両側電気回路に接続された場合にのみ外部に電力を供給可能な電池モジュールについて説明する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示の一態様は、車両に搭載される電池モジュールであって、蓄電部と、蓄電部に接続された正極端子及び負極端子と、蓄電部から外部への電力の供給を供給可能状態と供給禁止状態とに切り替える切替回路と、車両に設けられた車両側電気回路に正極端子及び負極端子が接続された場合に、車両側電気回路の所定の端子接続位置に接続される接続確認端子と、を備え、切替回路は、接続確認端子が端子接続位置に接続されている場合に外部への電力の供給を供給可能状態とし、接続確認端子が端子接続位置に接続されていない場合に外部への電力の供給を供給禁止状態とする。
【発明の効果】
【０００７】
本開示の一態様によれば、車両側電気回路に接続された場合にのみ外部に電力を供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係る電池モジュールの概略構成を示すブロック図である。
図２は、電池モジュールにおいて行われる外部への電力供給の切替処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
【００１０】
図１に示されるように、電池モジュール１は、電気自動車等の車両に搭載される。電池モジュール１は、車両に設けられた車両側電気回路Ｃに電気的に接続される。車両側電気回路Ｃには、車両の駆動源となる電動モータ等の各種の電気機器が設けられている。電池モジュール１は、車両側電気回路Ｃに接続されることによって、車両に搭載された各種の電気機器に対して電力を供給する。また、電池モジュール１は、車両側電気回路Ｃに設けられた発電機によって発電された電力を蓄えてもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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