TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025108948
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002514
出願日
2024-01-11
発明の名称
半導体装置、電子機器、車両
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
H02J
7/00 20060101AFI20250716BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】電源逆接続保護機能とアクティブクランプ機能を両立する。
【解決手段】半導体装置1は、電源端子T1、出力端子T2及び接地端子T4と、出力端子T2と導通する内部出力ノードOUT_Rと、接地端子T4と導通する内部接地ノードGND_INTと、電源端子T1と出力端子T2との間に接続される出力トランジスタ10と、出力トランジスタ10を駆動するゲートドライバ31と、接地端子T4が電源端子T1よりも高電位であるときにゲートドライバ31に依ることなく出力トランジスタ10をオン状態とする逆接保護回路110と、内部出力ノードOUT_Rが内部接地ノードGND_INTよりも低電位であるときにゲートドライバ31のオフ時スルーレートを引き上げるスルーレート制御回路130と、を備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
電源端子、出力端子及び接地端子と、
前記出力端子と導通するように構成された内部出力ノードと、
前記接地端子と導通するように構成された内部接地ノードと、
前記電源端子と前記出力端子との間に接続される出力トランジスタと、
前記出力トランジスタを駆動するように構成されたゲートドライバと、
前記接地端子が前記電源端子よりも高電位であるときに前記ゲートドライバに依ることなく前記出力トランジスタをオン状態とするように構成された逆接保護回路と、
前記内部出力ノードが前記内部接地ノードよりも低電位であるときに前記ゲートドライバのオフ時スルーレートを引き上げるように構成されたスルーレート制御回路と、
を備える、半導体装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記逆接保護回路は、
前記出力トランジスタの制御端と前記接地端子との間に直列接続された第1抵抗及び第1トランジスタと、
カソードが前記第1トランジスタの制御端に接続されてアノードが前記内部接地ノードに接続された第1ダイオードと、
前記第1トランジスタの制御端と前記接地端子との間に接続された第2抵抗と、
を含む、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項3】
前記第1ダイオードは、前記半導体装置の基板から電気的に分離されるように構成されたポリシリコンダイオードである、請求項2に記載の半導体装置。
【請求項4】
前記スルーレート制御回路は、前記内部出力ノードが前記内部接地ノードよりも低電位であるか否かに応じて前記出力トランジスタのオフ遷移期間に前記ゲートドライバで生成されるゲート電流の大きさを切り替える、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項5】
前記スルーレート制御回路は、
前記内部接地ノードと前記内部出力ノードとの間に接続された第3抵抗と、
前記内部出力ノードが前記内部接地ノードよりも低電位であるときに前記第3抵抗に流れる電流信号をミラーしてスルーレート制御信号を生成するように構成されたカレントミラーと、
前記スルーレート制御信号の出力端と前記内部出力ノードとの間に接続された第4抵抗と、
カソードが前記スルーレート制御信号の出力端に接続されてアノードが前記内部出力ノードに接続された第2ダイオードと、
を含む、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項6】
前記出力端子と前記内部出力ノードとの間に接続された抵抗をさらに備える、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項7】
前記出力トランジスタの両端間電圧をクランプ電圧以下に制限するように構成されたアクティブクランプ回路をさらに備える、請求項1に記載の半導体装置。
【請求項8】
請求項1~7のいずれかに記載の半導体装置と、
前記半導体装置の前記出力端子に接続される負荷と、
を備える、電子機器。
【請求項9】
前記負荷は、誘導性負荷である、請求項8に記載の電子機器。
【請求項10】
請求項8に記載の電子機器を備える、車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、半導体装置、電子機器及び車両に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
本願出願人は、車載向けの半導体装置(例えばIPD[intelligent power device]又はSPS[smart power switch])に関して、これまでに数多くの新技術を提案している(例えば特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2017/187785号
【0004】
[概要]
しかし、従来の半導体装置は、電源逆接続時の保護機能(特にアクティブクランプ機能との両立)について検討の余地があった。
【0005】
例えば、本開示に係る半導体装置は、電源端子、出力端子及び接地端子と、前記出力端子と導通するように構成された内部出力ノードと、前記接地端子と導通するように構成された内部接地ノードと、前記電源端子と前記出力端子との間に接続される出力トランジスタと、前記出力トランジスタを駆動するように構成されたゲートドライバと、前記接地端子が前記電源端子よりも高電位であるときに前記ゲートドライバに依ることなく前記出力トランジスタをオン状態とするように構成された逆接保護回路と、前記内部出力ノードが前記内部接地ノードよりも低電位であるときに前記ゲートドライバのオフ時スルーレートを引き上げるように構成されたスルーレート制御回路と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、半導体装置を備えた電子機器の一構成例を示す図である。
図2は、半導体装置の全体構成を示す図である。
図3は、アクティブクランプ回路の一構成例を示す図である。
図4は、アクティブクランプ動作の一例を示す図である。
図5は、半導体装置の第1実施形態(比較例)を示す図である。
図6は、第1実施形態のターンオフ挙動を示す図である。
図7は、半導体装置の第2実施形態を示す図である。
図8は、第2実施形態のターンオフ挙動を示す図である。
図9は、半導体装置に集積化されるダイオードの概略構成を示す図である。
図10は、車両の外観を示す図である。
【0007】
[詳細な説明]
<電子機器>
図1は、半導体装置を備えた電子機器の一構成例を示す図である。本構成例の電子機器Aは、半導体装置1と、直流電源2と、負荷3とを備える。直流電源2は、車載バッテリであってもよい。負荷3は、エンジン制御用ECU[electronic control unit]、エアコン、ボディ機器などであってもよい。
【0008】
半導体装置1は、直流電源2と負荷3との間を導通/遮断するハイサイドスイッチIC(IPDの一種)である。本図に即して述べると、半導体装置1は、出力トランジスタ10(例えばNMOSFET[N-channel type metal oxide semiconductor field effect transistor])と、コントローラ11と、を集積化して成る。
【0009】
なお、本明細書において、MOSFETとは、ゲートの構造が、「導電体又は抵抗値が小さいポリシリコン等の半導体からなる層」、「絶縁層」及び「P型、N型又は真性の半導体層」の少なくとも3層からなるトランジスタをいう。つまり、MOSFETのゲートの構造は、金属、酸化物及び半導体の3層構造に限定されない。
【0010】
また、半導体装置1は、装置外部との電気的な接続を確立するための手段として、外部端子T1~T4を備える。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
ニデック株式会社
モータ
1日前
個人
恒久電源開発の装置
29日前
個人
ステッピングモータ実習装置
8日前
キヤノン株式会社
電源装置
22日前
株式会社竹中工務店
避雷設備
22日前
トヨタ自動車株式会社
充電方法
15日前
ダイハツ工業株式会社
溶接装置
29日前
サンデン株式会社
電力変換装置
2日前
サンデン株式会社
電力変換装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
充電装置
1か月前
愛知電機株式会社
ステータおよびモータ
29日前
愛知電機株式会社
ステータおよびモータ
29日前
愛知電機株式会社
ステータおよびモータ
29日前
サンデン株式会社
モータ制御装置
29日前
トヨタ自動車株式会社
電池システム
今日
株式会社エスイー
上載物の支持装置
22日前
因幡電機産業株式会社
充電システム
29日前
新電元工業株式会社
充電装置
15日前
AGC株式会社
太陽電池モジュール
22日前
矢崎総業株式会社
電池切替装置
1か月前
三菱電機株式会社
回転子および電動機
22日前
ダイハツ工業株式会社
絶縁紙成型装置
25日前
シャープ株式会社
冷蔵庫
2日前
住友金属鉱山株式会社
遮熱装置
16日前
株式会社デンソー
電源装置
3日前
株式会社IJTT
オイル冷却装置
29日前
株式会社ゲットクリーンエナジー
発電機
22日前
ミネベアミツミ株式会社
回転機器
8日前
ミネベアミツミ株式会社
回転機器
8日前
ミネベアミツミ株式会社
回転機器
8日前
株式会社日立製作所
回転電機
8日前
株式会社ジェイテクト
モータ装置
18日前
トヨタ自動車株式会社
電力管理システム
今日
ミネベアミツミ株式会社
回転機器
8日前
日産自動車株式会社
光電変換装置
22日前
三菱電機株式会社
束線器具
1か月前
続きを見る
他の特許を見る