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公開番号2025109247
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-25
出願番号2024002960
出願日2024-01-12
発明の名称バックアッププログラム、バックアップシステム、及びバックアップ方法
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類B41J 29/38 20060101AFI20250717BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】プリンタに記憶されたデータを、プリンタが故障した場合でも読み出すことができるようバックアップを行うためのバックアッププログラム、バックアップシステム、及びバックアップ方法を提供する。
【解決手段】管理サーバは、プリンタの稼働状態を示す第1プリンタ情報を、プリンタから取得する(S329、S333)。管理サーバは、取得した第1プリンタ情報に基づき、プリンタに関する情報のうちバックアップの対象とするバックアップ情報を決定する(S337、S339)。管理サーバは、決定したバックアップ情報を、プリンタから取得する(S345)。管理サーバは、取得したバックアップ情報を、記憶部に記憶する(S347)。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
ネットワークを介してプリンタと通信を行うことが可能な装置のコンピュータに、
前記プリンタの稼働状態を示す第1プリンタ情報を、前記プリンタから取得する第1取得処理と、
前記第1取得処理により取得した前記第1プリンタ情報に基づき、前記プリンタに関する情報のうちバックアップの対象とする第2プリンタ情報を決定する情報決定処理と、
前記情報決定処理により決定した前記第2プリンタ情報を、前記プリンタから取得する第2取得処理と、
前記第2取得処理により取得した前記第2プリンタ情報を、記憶部に記憶する記憶処理と、
を実行させるためのバックアッププログラム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記情報決定処理は、
前記第1プリンタ情報に基づき、バックアップの必要度を決定する第1決定処理と、
前記第1決定処理により決定した前記必要度に応じた前記第2プリンタ情報を決定する第2決定処理と、
を含むことを特徴とする請求項1に記載のバックアッププログラム。
【請求項3】
前記第1決定処理は、
前記第1プリンタ情報に基づき、前記プリンタが故障する可能性を前記必要度として決定する請求項2に記載のバックアッププログラム。
【請求項4】
前記第2決定処理は、
前記第1決定処理により決定した前記必要度に基づき、前記プリンタが故障する可能性が高いほど、容量の大きい前記第2プリンタ情報を決定することを特徴とする請求項2に記載のバックアッププログラム。
【請求項5】
バックアップを行うか否かを示すバックアップ設定情報を取得する第1設定取得処理を、前記コンピュータに更に実行させ、
前記第2取得処理は、
前記第1設定取得処理により、バックアップを行うことを示す前記バックアップ設定情報が取得された場合、前記プリンタから前記第2プリンタ情報を取得し、
前記第1設定取得処理により、バックアップを行わないことを示す前記バックアップ設定情報が取得された場合、前記プリンタから前記第2プリンタ情報を取得しない
ことを特徴とする請求項1に記載のバックアッププログラム。
【請求項6】
前記第1設定取得処理により、バックアップを行わないことを示す前記設定情報が取得された場合、前記プリンタに適用されるサービスを、ユーザにとって有利性が高いサービスに変更する変更処理を、更に前記コンピュータに実行させることを特徴とする請求項5に記載のバックアッププログラム。
【請求項7】
前記プリンタに適用されるサービスに基づき、前記第2取得処理により前記プリンタから前記第2プリンタ情報を取得するタイミングを決定するタイミング決定処理を、更に前記コンピュータに実行させ、
前記第2取得処理は、
前記タイミング決定処理により決定した前記タイミングで、前記プリンタから前記第2プリンタ情報を取得することを特徴とする請求項1に記載のバックアッププログラム。
【請求項8】
前記第2取得処理により前記プリンタから前記第2プリンタ情報を取得するタイミングを示すタイミング設定情報を取得する第2設定取得処理を、前記コンピュータに更に実行させ、
前記第2取得処理は、
前記第2設定取得処理により取得した前記タイミングで、前記プリンタから前記第2プリンタ情報を取得することを特徴とする請求項1に記載のバックアッププログラム。
【請求項9】
前記記憶処理は、
前記装置の前記記憶部である第1記憶部に前記第2プリンタ情報を記憶する第1記憶処理と、前記ネットワークを介して通信可能な外部装置の記憶部である第2記憶部に前記第2プリンタ情報を記憶する第2記憶処理とのうち少なくとも一方を実行することを特徴とする請求項1に記載のバックアッププログラム。
【請求項10】
前記第1記憶処理及び前記第2記憶処理のうち何れを実行するかを、前記プリンタに適用されるサービスに基づいて判定する判定処理と、
を、更に前記コンピュータに実行させ、
前記記憶処理は、
前記判定処理により判定された前記第1記憶処理及び前記第2記憶処理のうち少なくとも一方を実行することを特徴とする請求項9に記載のバックアッププログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタに記憶されたデータをバックアップするためのバックアッププログラム、バックアップシステム、及びバックアップ方法に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
プリンタに記憶されたデータのバックアップを行うための方法が提案されている。例えば、特許文献1に記載のプリンタは、RAM及びハードディスクを備える。プリンタは、RAMに記憶されたデータを定期的にハードディスクにコピーすることでバックアップを行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-35229号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の方法では、プリンタが故障した場合、ハードディスクにバックアップされたデータを読み出すことができなくなる可能性がある。
【0005】
本発明の目的は、プリンタに記憶されたデータを、プリンタが故障した場合でも読み出すことができるようバックアップを行うためのバックアッププログラム、バックアップシステム、及びバックアップ方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1態様に係るバックアッププログラムは、ネットワークを介してプリンタと通信を行うことが可能な装置のコンピュータに、前記プリンタの稼働状態を示す第1プリンタ情報を、前記プリンタから取得する第1取得処理と、前記第1取得処理により取得した前記第1プリンタ情報に基づき、前記プリンタに関する情報のうちバックアップの対象とする第2プリンタ情報を決定する情報決定処理と、前記情報決定処理により決定した前記第2プリンタ情報を、前記プリンタから取得する第2取得処理と、前記第2取得処理により取得した前記第2プリンタ情報を、記憶部に記憶する記憶処理と、を実行させることを特徴とする。
【0007】
第1態様によれば、装置は、バックアップの対象となる第2プリンタ情報をプリンタから取得し、記憶部に記憶する。この場合、装置は、プリンタが故障した場合でも読み出し可能なように、第2プリンタ情報をバックアップできる。また、装置は、プリンタの稼働状態を示す第1プリンタ情報に基づいて第2プリンタ情報を決定し、記憶部に記憶する。これにより、プリンタの稼働状態に応じた第2プリンタ情報をプリンタから取得してバックアップできる。
【0008】
本発明の第2態様に係るバックアッププログラムは、プリンタのコンピュータに、前記プリンタの稼働状態を示す第1プリンタ情報を取得する第1取得処理と、前記第1取得処理により取得した前記第1プリンタ情報に基づき、前記プリンタに関する情報のうちバックアップの対象とする第2プリンタ情報を決定する情報決定処理と、前記情報決定処理により決定した前記第2プリンタ情報を取得する第2取得処理と、前記第2取得処理により取得した前記第2プリンタ情報を、記憶部に記憶する記憶処理と、を実行させることを特徴とする。第2態様によれば、第1態様と同様の効果を奏することができる。
【0009】
本発明の第3態様に係るバックアップシステムは、プリンタと、ネットワークを介して前記プリンタと通信を行うことが可能な装置とを含むバックアップシステムであって、前記プリンタの第1コンピュータは、前記プリンタの稼働状態を示す第1プリンタ情報を前記装置に送信する第1送信処理を実行し、前記装置の第2コンピュータは、前記第1送信処理により前記プリンタが送信した前記第1プリンタ情報を取得する第1取得処理と、前記第1取得処理により取得した前記第1プリンタ情報に基づき、前記プリンタに関する情報のうちバックアップの対象とする第2プリンタ情報を決定する情報決定処理と、を実行し、前記第1コンピュータは、前記情報決定処理により前記装置が決定した前記第2プリンタ情報を、前記装置に送信する第2送信処理を実行し、前記第2コンピュータは、前記第2送信処理により前記プリンタが送信した前記第2プリンタ情報を取得する第2取得処理と、前記第2取得処理により取得した前記第2プリンタ情報を、記憶部に記憶する記憶処理と、を実行することを特徴とする。第3態様によれは、第1態様と同様の効果を奏することができる。
【0010】
本発明の第4態様に係るバックアップ方法は、プリンタの稼働状態を示す第1プリンタ情報を、前記プリンタから取得する第1取得処理と、前記第1取得処理により取得した前記第1プリンタ情報に基づき、前記プリンタに関する情報のうちバックアップの対象とする第2プリンタ情報を決定する情報決定処理と、前記情報決定処理により決定した前記第2プリンタ情報を、前記プリンタから取得する第2取得処理と、前記第2取得処理により取得した前記第2プリンタ情報を、記憶部に記憶する記憶処理と、を備えたことを特徴とする。第4態様によれば、第1態様と同様の効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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