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公開番号
2025109281
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024003041
出願日
2024-01-12
発明の名称
雑音低減システム、掃除機、雑音低減方法及びプログラム
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G10K
11/178 20060101AFI20250717BHJP(楽器;音響)
要約
【課題】より適切な方法で、雑音の低減を実現可能な雑音低減システム、掃除機、雑音低減方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】雑音低減システム1は、係数更新処理部109,127と、適応フィルタ108,126を含むフィルタ処理部と、積算処理部15,16と、生成処理部と、を備える。係数更新処理部109,127は、係数を更新する。適応フィルタ108,126は、係数を用いる。積算処理部15,16は、係数の異なる複数の適応フィルタ出力の積算結果を出力する。生成処理部は、積算結果を用いて制御音Sc1を生成する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
係数を更新する係数更新処理部と、
前記係数を用いる適応フィルタを含むフィルタ処理部と、
前記係数の異なる複数の適応フィルタ出力の積算結果を出力する積算処理部と、
前記積算結果を用いて制御音を生成する生成処理部と、を備える、
雑音低減システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記積算処理部は、1つの適応フィルタにつき複数の係数を積算した積算係数を用いることで、当該1つの適応フィルタから前記積算結果を得る、
請求項1に記載の雑音低減システム。
【請求項3】
前記係数更新処理部は、前記複数の係数を順次演算し、当該複数の係数を積算することで前記積算係数を求める、
請求項2に記載の雑音低減システム。
【請求項4】
前記積算処理部は、積算期間にわたって前記係数を累積することで前記積算結果を得る、
請求項2又は3に記載の雑音低減システム。
【請求項5】
前記フィルタ処理部は、フィードフォワード方式の第1適応フィルタと、フィードバック方式の第2適応フィルタと、を有し、
前記積算処理部は、前記第1適応フィルタ及び前記第2適応フィルタの少なくとも一方について、前記積算結果を得る、
請求項1~3のいずれか1項に記載の雑音低減システム。
【請求項6】
前記積算処理部は、前記第1適応フィルタ及び前記第2適応フィルタのそれぞれについて、前記積算結果を積算する、
請求項5に記載の雑音低減システム。
【請求項7】
前記係数更新処理部は、前記第1適応フィルタ用の第1係数更新処理部と、前記第2係数適応フィルタ用の第2係数更新処理部と、を有し、
前記第1係数更新処理部と前記第2係数更新処理部とでは、前記係数を更新するタイミングが異なる、
請求項6に記載の雑音低減システム。
【請求項8】
前記第1係数更新処理部と前記第2係数更新処理部とは、前記係数を交互に更新する、
請求項7に記載の雑音低減システム。
【請求項9】
前記第1適応フィルタに入力される低減対象の雑音を取得するリファレンスマイクの出力から、音場における前記制御音の発生源と前記リファレンスマイクとの間のフィードバック経路の特性を学習したフィードバックフィルタを通した前記制御音に相当するフィードバック抑制信号を減算するフィードバックキャンセラ部を更に備え、
前記フィードバックキャンセラ部は、前記フィードバックフィルタの出力を定数倍して前記フィードバック抑制信号を得る第1定数倍処理部を有する、
請求項5に記載の雑音低減システム。
【請求項10】
低減対象の雑音に前記制御音が重畳された音を取得するエラーマイクの出力から、音場における前記制御音の発生源と前記エラーマイクとの間の二次経路の特性を学習した二次経路推定フィルタを通した前記制御音に相当する二次経路推定フィルタ後信号を減算し、前記第2適応フィルタに入力される減算後エラー信号を生成するリファレンス処理部を更に備え、
前記リファレンス処理部は、前記二次経路推定フィルタの出力を定数倍して前記二次経路推定フィルタ後信号を得る第2定数倍処理部を有する、
請求項5に記載の雑音低減システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、適応フィルタを用いて生成される制御音によって雑音を低減する雑音低減システム、掃除機、雑音低減方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
関連技術として、床移動型掃除機及び縦型掃除機に加え、スティック型・ハンディ型両用可能な掃除機(スティック掃除機)等、様々な形態の掃除機が知られている(例えば、特許文献1参照)。スティック掃除機は、蓄電池にて電動送風機を駆動し、吸口体から吸い込んだ含塵空気を掃除機本体に導き、掃除機本体内の集塵装置を通して集塵し、清浄になった空気を掃除機本体外に排気する。上記関連技術に係る掃除機では、集塵装置の外筒の側部に流入口を備え、流入口の配置により、騒音の低減を図っている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-136982号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記関連技術の構成では、流入口の配置等の構造上の工夫により騒音の低減を図るので、掃除機のサイズ及び外観等に制約を受けて、雑音(騒音を含む)の十分な低減を実現することが難しい場合がある。
【0005】
本開示の目的は、より適切な方法で、雑音の低減を実現可能な雑音低減システム、掃除機、雑音低減方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る雑音低減システムは、係数更新処理部と、適応フィルタを含むフィルタ処理部と、積算処理部と、生成処理部と、を備える。前記係数更新処理部は、係数を更新する。前記適応フィルタは、前記係数を用いる。前記積算処理部は、前記係数の異なる複数の適応フィルタ出力の積算結果を出力する。前記生成処理部は、前記積算結果を用いて制御音を生成する。
【0007】
本開示の一態様に係る掃除機は、前記雑音低減システムと、前記制御音を出力する音出力部と、吸引部を有する本体と、を備える。
【0008】
本開示の一態様に係る雑音低減方法は、係数を更新する係数更新処理と、前記係数を用いる適応フィルタを含むフィルタ処理と、前記係数の異なる複数の適応フィルタ出力の積算結果を出力する積算処理と、前記積算結果を用いて制御音を生成する生成処理と、を有する。
【0009】
本開示の一態様に係るプログラムは、前記雑音低減方法を、1以上のプロセッサに実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、より適切な方法で、雑音の低減を実現可能な雑音低減システム、掃除機、雑音低減方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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