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公開番号
2025109310
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024003103
出願日
2024-01-12
発明の名称
皮膚洗浄剤組成物
出願人
花王株式会社
代理人
弁理士法人アルガ特許事務所
主分類
A61K
8/36 20060101AFI20250717BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】洗浄時の泡立ちを十分なものとし、かつ洗浄後のしっとり感が得られる皮膚洗浄剤組成物を提供すること。
【解決手段】次の成分(A)及び(B)を含有し、成分(B)と成分(A)の質量比(B/A)が0.5以上4未満である皮膚洗浄剤組成物。
(A)高級脂肪酸又はその塩を含むアニオン性界面活性剤
(B)抱水性油剤と保湿剤とポリマーを含有する粒子
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
次の成分(A)及び(B)を含有し、成分(B)と成分(A)の質量比(B/A)が0.5以上4未満である皮膚洗浄剤組成物。
(A)高級脂肪酸又はその塩を含むアニオン性界面活性剤
(B)抱水性油剤(B1)と保湿剤(B2)とポリマー(B3)を含有する粒子
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
成分(A)中の高級脂肪酸又はその塩以外のアニオン性界面活性剤(A2)と高級脂肪酸又はその塩(A1)の質量比(A2/A1)が0以上6以下である請求項1記載の皮膚洗浄剤組成物。
【請求項3】
(D)水を40質量%以下含有する、請求項1又は2記載の皮膚洗浄剤組成物。
【請求項4】
(A2)高級脂肪酸又はその塩以外のアニオン性界面活性剤が、ポリオキシエチレンアルキルエーテルカルボン酸又はその塩、アルキルリン酸又はその塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸又はその塩、アルキル硫酸エステル又はその塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステル又はその塩、アシル化アミノ酸又はその塩、脂肪酸アミドスルホン酸又はその塩、及びスルホコハク酸又はその塩から選ばれる1種又は2種以上である、請求項1又は2記載の皮膚洗浄剤組成物。
【請求項5】
さらに、(C)両性界面活性剤及びノニオン性界面活性剤から選ばれる1種又は2種以上を含有する、請求項1又は2記載の皮膚洗浄剤組成物。
【請求項6】
成分(B)が、(B1)抱水性油剤 皮膚洗浄剤中0.0001質量%~13質量%、(B2)保湿剤 皮膚洗浄剤中0.001質量%以上25質量%以下、及び(B3)ポリマーを含有する粒子である、請求項1又は2記載の皮膚洗浄剤組成物。
【請求項7】
次の成分(A)及び(B)を含有し、成分(B)と成分(A)の質量比(B/A)が0.5以上4未満である皮膚洗浄剤組成物を、皮膚に適用後、水で洗い流すことを特徴とする、皮膚の洗浄方法。
(A)高級脂肪酸又はその塩を含むアニオン性界面活性剤
(B)抱水性油剤と保湿剤とポリマーを含有する粒子
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、皮膚洗浄剤組成物に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
皮膚洗浄剤は、その主目的が皮膚上の皮脂や汗、埃等の汚れ等を洗い落とすものであるが、洗顔や全身洗浄の際に洗浄剤を使うと肌が乾燥してしまうという不安を感じている消費者も多く存在する。このため、洗浄後も保湿効果を維持するための皮膚洗浄剤が検討されている。
【0003】
本出願人は、抱水性油剤、保湿剤及びポリマーを含む粒子と、界面活性剤とを含有する皮膚洗浄剤が、洗浄力とすすぎ性に優れ、洗浄後もきしみ感やつっぱり感がなく、しっとりして、柔らかな肌感触が得られることを見出し、報告した(特許文献1、2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-94032号公報
特開2021-88553号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献2記載の皮膚洗浄剤においては、優れた洗浄力と洗浄後のしっとり感が得られるものの、洗浄時の泡立ちが十分でなかった。
従って、本発明の課題は、洗浄時の泡立ちを十分なものとし、かつ洗浄後のしっとり感が得られる皮膚洗浄剤組成物を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そこで、本発明者は、前記特許文献2においては使用されていなかった高級脂肪酸又はその塩を含むアニオン性界面活性剤と、抱水性油剤、保湿剤及びポリマーを含む粒子とを特定の比率で配合することにより、他の界面活性剤の配合では得られなかった優れた泡立ち性としっとり感の両立が達成されることを見出し、本発明を完成した。
【0007】
すなわち、本発明は、次の成分(A)及び(B)を含有し、成分(B)と成分(A)の質量比(B/A)が0.5以上4未満である皮膚洗浄剤組成物を提供するものである。
(A)高級脂肪酸又はその塩を含むアニオン性界面活性剤
(B)抱水性油剤と保湿剤とポリマーを含有する粒子
また、本発明は、当該皮膚洗浄剤組成物を皮膚に適用後、水で洗い流すことを特徴とする、皮膚の洗浄方法を提供するものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明の皮膚洗浄剤組成物は、洗浄時の泡立ちに優れており、洗浄時の洗浄力に優れ、かつ洗浄後の皮膚にしっとり感を付与し、良好な肌感触が得られる。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本明細書において使用される用語は、特に言及する場合を除いて、当該分野で通常用いられる意味で使用される。
【0010】
本明細書における、「皮膚洗浄剤組成物」とは、ヒトの皮膚を洗浄するために用いられる組成物を意味し、ハンドソープ、洗顔料、ボディソープ等が含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
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