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公開番号2025075015
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2024190517
出願日2024-10-30
発明の名称アイマスク
出願人花王株式会社
代理人弁理士法人きさらぎ国際特許事務所
主分類A61F 7/03 20060101AFI20250507BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】着用者に与える心地よさを向上させることが可能なアイマスクに関する。
【解決手段】着用時に着用者の目及び/又は目の周辺とこめかみを覆う本体部と、着用者の耳に装着させることが可能な一対の耳装着部と、本体部に設けられる発熱体とを備え、発熱体は、着用時において、着用者の目及び/又は目の周辺と直接的又は間接的に対向するよう本体部に配置されており、本体部は、着用者のこめかみに発熱体の熱を伝導可能に構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
着用時に着用者の目及び/又は目の周辺とこめかみを覆う本体部と、
着用者の耳に装着させることが可能な一対の耳装着部と、
前記本体部に設けられる発熱体と
を備え、
前記発熱体は、着用時において、着用者の目及び/又は目の周辺と直接的又は間接的に対向するよう前記本体部に配置されており、
前記本体部は、着用者のこめかみに前記発熱体の熱を伝導可能に構成されている
アイマスク。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記耳装着部は、着用者の耳を挿通させることが可能な耳挿通部であり、前記本体部に設けられており、
一方の耳挿通部の前記発熱体側の端部と他方の耳挿通部の前記発熱体側の端部との離間距離が150mm以上300mm以下である
請求項1に記載のアイマスク。
【請求項3】
前記本体部の厚みが2mm以上30mm以下である
請求項1又は2に記載のアイマスク。
【請求項4】
前記本体部は、着用時に着用者の肌側に位置する内面シートと、着用時に着用者の非肌側に位置する外面シートとを有しており、
前記発熱体は、前記内面シートと前記外面シートとの間に設けられている
請求項1又は2に記載のアイマスク。
【請求項5】
前記内面シートの厚みが1mm以上20mm以下である
請求項4に記載のアイマスク。
【請求項6】
前記本体部は、
該本体部を幅方向に二分する縦中心線と、
前記縦中心線を境とした幅方向の一方側を構成する第1パネル部と、
前記縦中心線を境とした幅方向の他方側を構成する第2パネル部と
を有しており、
前記発熱体は、前記第1パネル部と前記第2パネル部とにそれぞれ設けられる
請求項1又は2に記載のアイマスク。
【請求項7】
前記耳装着部は、着用者の耳を挿通させることが可能な耳挿通部であり、前記第1パネル部及び前記第2パネル部に設けられており、
前記第1パネル部に設けられた耳挿通部の前記縦中心線が位置する側とは反対側の端部と、前記第1パネル部に設けられる発熱体の前記耳挿通部側の端部との離間距離が20mm以上70mm以下であり、
前記第2パネル部に設けられた耳挿通部の前記縦中心線が位置する側とは反対側の端部と、前記第2パネル部に設けられる発熱体の前記耳挿通部側の端部との離間距離が20mm以上70mm以下である
請求項6に記載のアイマスク。
【請求項8】
前記耳装着部は、着用者の耳を挿通させることが可能な耳挿通部であり、前記第1パネル部及び前記第2パネル部に設けられており、
前記縦中心線と前記耳挿通部の前記発熱体側の端部との離間距離が75mm以上150mm以下である
請求項6に記載のアイマスク。
【請求項9】
前記縦中心線と前記第1パネル部に設けられる発熱体の前記縦中心線側の端部との離間距離が2mm以上40mm以下であり、
前記縦中心線と前記第2パネル部に設けられる発熱体の前記縦中心線側の端部との離間距離が2mm以上40mm以下である
請求項6に記載のアイマスク。
【請求項10】
前記第1パネル部の面積は、前記第1パネル部に設けられる発熱体の面積に対して5%以上50%以下であり、
前記第2パネル部の面積は、前記第2パネル部に設けられる発熱体の面積に対して5%以上50%以下である
請求項6に記載のアイマスク。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アイマスクに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、着用時に着用者の目及び目の周辺を覆う本体部と、本体部の幅方向の両端部に取り付けられた耳掛け部と、本体部に設けられた発熱体とを備えるアイマスクが知られている(特許文献1等)。特許文献1に記載のアイマスクも含め、従来のアイマスクでは、発熱体から発生される熱が着用者の目及び目の周辺に伝導するため、着用者に対して心地よさを与えることが可能となっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-123336号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来のアイマスクでは、着用時に本体部が着用者のこめかみを覆うことについては考慮されていないところ、本発明者らは、アイマスクの着用時に本体部が着用者のこめかみも覆うことで、発熱体20から発生される熱が着用者のこめかみにも伝導し、着用者に対してより一層の心地よさを与えることができることを見出した。
【0005】
本発明は、着用者に与える心地よさを向上させることが可能なアイマスクに関する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るアイマスクは、着用時に着用者の目及び/又は目の周辺とこめかみを覆う本体部と、着用者の耳に装着させることが可能な一対の耳装着部と、前記本体部に設けられる発熱体とを備え、前記発熱体は、着用時において、着用者の目及び/又は目の周辺と直接的又は間接的に対向するよう前記本体部に配置されており、前記本体部は、着用者のこめかみにも前記発熱体の熱を伝導可能に構成されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明のアイマスクによれば、着用者に与える心地よさを向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係るアイマスクを示す平面図である。
本実施形態に係るアイマスクを示す分解斜視図である。
本実施形態に係るアイマスクを示す概略断面図である。
人頭モデルを示す斜視図である。
本実施形態に係る発熱体を示す平面図である。
図5のA-A’線に沿った概略断面図である。
水蒸気発生量を測定する測定装置を示す模式図である。
図8(a)は、本実施形態に係るアイマスクの装着過程を示す図であり、図8(b)は、本実施形態に係るアイマスクの装着状態を示す図である。
図9(a)は、実施例1に係るアイマスクを装着した状態のサーモグラフィー画像であり、図9(b)は、比較例に係るアイマスクを装着した状態のサーモグラフィー画像である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。また、本実施形態においては、各構成要素の縮尺や寸法が誇張されて示されている場合や、一部の構成要素が省略されている場合がある。
【0010】
[アイマスクの全体構成]
図1~図3に示すように、本実施形態に係るアイマスク1は、着用時に着用者の目及び/又は目の周辺とこめかみを覆う本体部10と、着用者の耳に装着させることが可能な一対の耳装着部と、本体部10に設けられる発熱体20とを備えている。本実施形態において、耳装着部は、後述する耳挿通部16であり、本体部10に設けられている。
(【0011】以降は省略されています)

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