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公開番号2025095210
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211069
出願日2023-12-14
発明の名称容器
出願人花王株式会社
代理人個人,個人
主分類B65D 77/04 20060101AFI20250619BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】外容器からの部材の取り外し易さを向上する。
【解決手段】外容器20、前記外容器20に着脱可能に収納される内容器30、および前記外容器20と前記内容器30の間に位置する容器用部材40を有する容器10であって、前記外容器20は、前記内容器30を収納する第1空間に繋がる開口を有する環状部26を備え、前記容器用部材40は外環部49を有し、前記外環部49の内周面と前記環状部26の外周面が嵌合し、前記外環部49の1または2以上の周方向位置にはスリットSが形成されている、容器。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
外容器、前記外容器に着脱可能に収納される内容器、および前記外容器と前記内容器の間に位置する容器用部材を有する容器であって、
前記外容器は、前記内容器を収納する第1空間に繋がる開口を有する環状部を備え、
前記容器用部材は外環部を有し、前記外環部の内周面と前記環状部の外周面が嵌合し、
前記外環部の1または2以上の周方向位置にはスリットが形成されている、容器。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記内容器は、
化粧料を収容する第2空間を形成し、前記第1空間に収納される化粧料収容部と、
前記化粧料収容部の外側方向に張り出している内容器フランジと、
前記内容器フランジから前記第2空間の深さ方向側である第1方向側に延出し、前記外環部の外周面側に重なる周壁部と、
を備える、請求項1に記載の容器。
【請求項3】
前記嵌合における嵌合代は、前記内容器が前記外容器に対して平面視で偏り無く収容されている状態において、前記内容器の前記周壁部と前記容器用部材の外環部との間隔の長さである第1の長さより大きい、請求項2に記載の容器。
【請求項4】
前記内容器が前記外容器に対して平面視で偏り無く収容されている状態から、前記内容器は径方向へ第2の長さ移動可能であり、
前記嵌合代は、前記第1の長さ、および前記第2の長さの合計長さよりも大きい、請求項3に記載の容器。
【請求項5】
前記外容器の前記環状部の外周面には凸部が形成されている、請求項1~3のいずれか一項に記載の容器。
【請求項6】
前記外環部には、第1のスリットと、前記第1のスリットよりも周方向上での長さが短い第2のスリットが形成されており、
前記凸部の周方向上での長さは、前記第1のスリットの周方向上での長さ以下であり、前記第2のスリットの周方向上での長さを上回る、請求項5に記載の容器。
【請求項7】
前記容器用部材は、前記環状部の内周側に位置する内筒部を有し、
前記内筒部と前記環状部との間には隙間が存在する、請求項1~6のいずれか一項に記載の容器。
【請求項8】
前記内容器の、前記外容器に収納される化粧料収容部の外周面には、突起が形成されており、
前記容器用部材の前記内筒部の内周面には凹部が形成されており、
前記容器用部材に前記内容器が取り付けられた状態において、前記突起が前記凹部により係止される、請求項7に記載の容器。
【請求項9】
前記外容器は、ガラス製またはセラミック製である、請求項1~8のいずれか一項に記載の容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、容器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
化粧品の容器として、内容器と外容器から構成される二重容器が知られている。二重容器にガラス製の外容器を用いることで、透明感、重量感および高級感などが演出される。
【0003】
このような二重容器は、例えば特許文献1に開示されている。具体的には、特許文献1に開示されている二重容器は、内容器と外容器の間に回動部材を有する。使用者が回動部材を回動させると、回動部材に設けられた傾斜面を内容器の外周に設けられた突起が摺動することで、内容器が上方へ移動する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-123355号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示された二重容器において、回動部材と外容器の素材が異なる場合、廃棄の際に、分別のために回動部材を外容器から取り外せることが望ましい。しかし、回動部材は、外容器の外周面に嵌合することにより、外容器に取り付けられており、回動部材を外容器から取り外し難い。
【0006】
本発明は、外容器からの部材の取り外し易さが向上された容器に関する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明のある観点は、
外容器、前記外容器に着脱可能に収納される内容器、および前記外容器と前記内容器の間に位置する容器用部材を有する容器であって、前記外容器は、前記内容器を収納する第1空間に繋がる開口を有する環状部を備え、前記容器用部材は外環部を有し、前記外環部の内周面と前記環状部の外周面が嵌合し、前記外環部の1または2以上の周方向位置にはスリットが形成されている、容器に関する。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように本発明によれば、外容器からの部材の取り外し易さを向上することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1の実施形態による容器10の外観構成を示す説明図である。
キャップ40が取り外された状態の容器10を示す説明図である。
本発明の第1の実施形態による外容器20の図2に示したI-I線での断面図である。
本発明の第1の実施形態による内容器30の斜視図である。
図4に示したII-II線での内容器30の断面図である。
本発明の第1の実施形態による介在部材30の断面図である。
本発明の第1の実施形態による介在部材30の断面斜視図である。
内容器30が装着される流れを示す説明図である。
外容器20に介在部材40および内容器30が装着された状態を示す断面図である。
外容器20の斜視図である。
介在部材40の斜視図である。
本発明の第2の実施形態による介在部材40-2の側面図である。
本発明の第2の実施形態による介在部材40-2の下面図である。
容器10の断面の部分拡大図である。
第2の実施形態に適用され得る変形例による外容器20の外観図である。
第2の実施形態に適用され得る変形例による介在部材40-2の下面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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