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公開番号2025109897
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-25
出願番号2025083426,2023198781
出願日2025-05-19,2018-08-01
発明の名称アンテナユニット、およびアンテナユニットの製造方法
出願人AGC株式会社,株式会社NTTドコモ
代理人弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類H01Q 1/22 20060101AFI20250717BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】ガラス板を通して電磁波の送受信を行うことができるアンテナユニットを提供する。
【解決手段】本発明に係るアンテナユニットは、ガラス板の室内側に設置され、天井から吊り下げられるアンテナユニットであって、アンテナと、前記ガラス板と前記アンテナとの間に空気が流動可能な空間と、を有し、前記室内側から前記ガラス板を通して電磁波の送受信を行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ガラス板の室内側に設置され、天井から吊り下げられるアンテナユニットであって、
アンテナと、
前記ガラス板と前記アンテナとの間に空気が流動可能な空間と、を有し、
前記室内側から前記ガラス板を通して電磁波の送受信を行うアンテナユニット。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
前記ガラス板と前記アンテナとの間に空気が流動可能な空間が形成されるように、前記アンテナを前記天井に固定する固定部を有する請求項1に記載のアンテナユニット。
【請求項3】
前記固定部の厚さが、0.5mm~100mmである請求項2に記載のアンテナユニット。
【請求項4】
前記固定部はスペーサーが用いられ、
前記スペーサーは、前記アンテナを前記天井に接着固定する請求項2または3に記載のアンテナユニット。
【請求項5】
前記空間の厚さが、0.5mm~100mmである請求項1~4の何れか一項に記載のアンテナユニット。
【請求項6】
前記アンテナは、平板状のアンテナまたは平板状の基板に設けられたアンテナである請求項1~5の何れか一項に記載のアンテナユニット。
【請求項7】
前記平板状のアンテナまたは前記平板状の基板の前記ガラス板側の主面の平均日射吸収率が、60%以下である請求項6に記載のアンテナユニット。
【請求項8】
前記平板状のアンテナまたは前記平板状の基板の前記ガラス板側の主面の算術平均粗さRaが、1.2μm以下である請求項6または7に記載のアンテナユニット。
【請求項9】
前記平板状のアンテナまたは前記平板状の基板の前記ガラス板側の主面に誘電体層をさらに有する請求項6~8の何れか一項に記載のアンテナユニット。
【請求項10】
前記誘電体層の前記ガラス板側の主面の算術平均粗さRaが、1.2μm以下である請求項9に記載のアンテナユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、アンテナユニット、およびアンテナユニットの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
携帯電話、インターネット通信、ラジオ放送、GPS(Global Positioning System)など、無線技術を利用した多様な通信システムが開発されている。これらの通信システムに対応するためには、それぞれの通信システムに使用される電磁波の送受信が可能なアンテナが必要とされる。
【0003】
建物の外壁面に設置して使用されるアンテナユニットとして、例えば、比誘電率の異なる3つの層を有し、それぞれの層を所定の厚さに設定して、良好な電波透過性能を有する電波透過体を用いたアンテナユニットが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第3437993号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の電波透過体は、最外層である第1層にガラスなどの表面仕上げ材を用い、最外層の内側に、空気層などの第2層を用い、その内側に、多孔質体やアクリル樹脂など第3層を用いている。そして、電波透過体は、比誘電率が第1層、第3層、第2層の順に小さい。
【0006】
本発明の一態様は、ガラス板を通して電磁波の送受信を行うことができるアンテナユニットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様に係るアンテナユニットは、ガラス板の室内側に設置され、天井から吊り下げられるアンテナユニットであって、アンテナと、前記ガラス板と前記アンテナとの間に空気が流動可能な空間と、を有し、前記室内側から前記ガラス板を通して電磁波の送受信を行う。
【0008】
本発明の一態様に係るアンテナユニットは、前記ガラス板と前記アンテナとの間に空気が流動可能な空間が形成されるように、前記アンテナを前記天井に固定する固定部を有することが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
本発明の一態様に係るアンテナユニットは、ガラス板を通して電磁波の送受信を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
ガラス用アンテナユニットをガラス板に適用した状態を示す透視斜視図である。
ガラス用アンテナユニットの透視斜視図である。
図1に示すガラス用アンテナユニットを、ガラス板を通して見た透視斜視図である。
固定部の他の形態の一例を示す透過斜視図である。
ガラス用アンテナユニットの他の形態の一例を示す断面図である。
ガラス用アンテナユニットの他の形態の一例を示す断面図である。
アンテナ付きガラス板の斜視図である。
図7のA-A方向から見た部分断面図である。
窓フレームの内枠からのアンテナユニットの位置と、最大引張応力比との関係を示す図である。
コーティング層に開口部を形成した状態の一例を示す図である。
コーティング層に開口部を形成した状態の他の一例を示す図である。
アンテナ付きガラス板の他の形態の一例を示す部分断面図である。
ガラス用アンテナユニットの施工方法の工程の一部を示す説明図である。
ガラス板の測定箇所を説明する図である。
例3-1のTE波の透過損失の測定結果を示す図である。
例3-1のTM波の透過損失の測定結果を示す図である。
例3-2のTE波の透過損失の測定結果を示す図である。
例3-2のTM波の透過損失の測定結果を示す図である。
例4の電磁波の透過損失の測定結果を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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