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公開番号
2025101497
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023218381
出願日
2023-12-25
発明の名称
車両用窓ガラス
出願人
AGC株式会社
代理人
弁理士法人志賀国際特許事務所
主分類
H01Q
1/32 20060101AFI20250630BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】所定周波数帯における電波を所望の利得で受信できる車両用窓ガラスを提供する。
【解決手段】車両用窓ガラス1は、ガラス板10と、アンテナ30と、を備え、アンテナ30は、給電部31と、給電部31と電気的に接続されたアンテナエレメント32と、を備え、アンテナエレメント32は、給電部31と電気的に接続され、垂直方向に延びる第1垂直エレメント40と、ループ形状の一部に切り欠き部を有する、半ループ形状をなす半ループエレメント60と、垂直方向に延びると共に第1垂直エレメント40に対し水平方向において隙間をあけて近接する第2垂直エレメント50と、を備え、半ループエレメント60の一方の端部である第1端60aは、第1垂直エレメント40と電気的に接続され、半ループエレメント60の他方の端部である第2端60bは、第2垂直エレメント50と電気的に接続されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ガラス板と、
前記ガラス板に形成され、所定周波数帯の電波を受信可能なアンテナと、を備え、
前記アンテナは、給電部と、前記給電部と電気的に接続されたアンテナエレメントと、を備え、
前記ガラス板を窓枠に取り付けた状態で平面視したとき、水平面に平行な方向を水平方向とし、前記水平方向に直角な方向を垂直方向と定義すると、
前記アンテナエレメントは、
前記給電部と電気的に接続され、前記垂直方向に延びる第1垂直エレメントと、
ループ形状の一部に切り欠き部を有する、半ループ形状をなす半ループエレメントと、
前記垂直方向に延びると共に前記第1垂直エレメントに対し前記水平方向において隙間をあけて近接する第2垂直エレメントと、を備え、
前記半ループエレメントの一方の端部である第1端は、前記第1垂直エレメントと電気的に接続され、
前記半ループエレメントの他方の端部である第2端は、前記第2垂直エレメントと電気的に接続されている、
車両用窓ガラス。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記半ループエレメントの前記水平方向の寸法は、前記第1垂直エレメントと前記第2垂直エレメントとの間隔よりも大きい、
請求項1に記載の車両用窓ガラス。
【請求項3】
前記半ループエレメントは、
前記水平方向において、前記第1垂直エレメントから前記第2垂直エレメントに対し離間する方向である第1方向に延伸する第1エレメントと、
前記水平方向において、前記第2垂直エレメントから前記第1垂直エレメントに対し離間する方向である第2方向に延伸する第2エレメントと、
前記第1エレメントと前記第2エレメントとを接続する第3エレメントと、を備える、
請求項1または2に記載の車両用窓ガラス。
【請求項4】
前記第1エレメント及び前記第2エレメントの少なくとも一方には、クランク状に屈曲した屈曲部が設けられている、
請求項3に記載の車両用窓ガラス。
【請求項5】
前記アンテナエレメントは、前記第2垂直エレメントから前記第2方向に延在する第1補助エレメントを備える、
請求項3に記載の車両用窓ガラス。
【請求項6】
前記アンテナエレメントは、前記第2垂直エレメントから前記半ループエレメントによって囲まれた領域内に延在する第2補助エレメントを備える、
請求項1または2に記載の車両用窓ガラス。
【請求項7】
前記アンテナエレメントは、前記水平方向において、前記給電部と前記第1垂直エレメントとを接続する第1接続エレメントを備える、
請求項1または2に記載の車両用窓ガラス。
【請求項8】
前記アンテナエレメントは、前記水平方向において、前記第1垂直エレメント及び前記第2垂直エレメントの少なくとも一方と前記半ループエレメントとを接続する第2接続エレメントを備える、
請求項1または2に記載の車両用窓ガラス。
【請求項9】
前記ガラス板は、前記垂直方向に延在する一対のバスバーと、前記一対のバスバーの間に設けられ、前記水平方向に延在する複数のヒータ線を備える通電加熱式のデフォッガを備え、
前記アンテナは、前記垂直方向において、前記デフォッガの最上部の前記ヒータ線から30mm以上離間している、
請求項1または2に記載の車両用窓ガラス。
【請求項10】
前記アンテナは、接地部を備える、
請求項1または2に記載の車両用窓ガラス。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用窓ガラスに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年の自動車は、AM放送波、FM放送波、欧州規格のDAB(Digital Audio Broadcasting)のBand III、地上デジタル放送波等の様々な周波数帯の電波を受信できるアンテナが形成された窓ガラスを備えている。
【0003】
このように窓ガラスの開口部に形成されるアンテナは、窓ガラスの開口部の面積に合わせて所定の受信感度が得られるパターンが形成されている。例えば、自動車のリアガラスには、防曇・防氷のためにガラスを加熱する電熱線を有するデフォッガが配置され、デフォッガ領域とは異なる開口部の領域に、所定周波数帯の電波において所定感度が得られるためのアンテナパターンが形成されている。
【0004】
以下の特許文献1には、第1の放送周波数帯と、該第1の放送周波数帯より帯域が高い所望の第2の放送周波数帯とを受信可能にした例が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第5141500号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1に開示された技術のように、様々なアンテナをガラス板に集約させると、スペースの関係からアンテナエレメントを配置する領域も限られ、必ずしも所定の周波数帯における受信利得を高められない場合があった。
【0007】
本発明は、従来のガラス板に形成されるアンテナパターンとは異なるアンテナパターンで、所定周波数帯における電波を所望の利得で受信できる車両用窓ガラスを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記課題を解決するために、以下の構成を備える。
[1]ガラス板と、前記ガラス板に形成され、所定周波数帯の電波を受信可能なアンテナと、を備え、前記アンテナは、給電部と、前記給電部と電気的に接続されたアンテナエレメントと、を備え、前記ガラス板を窓枠に取り付けた状態で平面視したとき、水平面に平行な方向を水平方向とし、前記水平方向に直角な方向を垂直方向と定義すると、前記アンテナエレメントは、前記給電部と電気的に接続され、前記垂直方向に延びる第1垂直エレメントと、ループ形状の一部に切り欠き部を有する、半ループ形状をなす半ループエレメントと、前記垂直方向に延びると共に前記第1垂直エレメントに対し前記水平方向において隙間をあけて近接する第2垂直エレメントと、を備え、前記半ループエレメントの一方の端部である第1端は、前記第1垂直エレメントと電気的に接続され、前記半ループエレメントの他方の端部である第2端は、前記第2垂直エレメントと電気的に接続されている、車両用窓ガラス。
【0009】
[2]前記半ループエレメントの前記水平方向の寸法は、前記第1垂直エレメントと前記第2垂直エレメントとの間隔よりも大きい、[1]に記載の車両用窓ガラス。
【0010】
[3]前記半ループエレメントは、前記水平方向において、前記第1垂直エレメントから前記第2垂直エレメントに対し離間する方向である第1方向に延伸する第1エレメントと、前記水平方向において、前記第2垂直エレメントから前記第1垂直エレメントに対し離間する方向である第2方向に延伸する第2エレメントと、前記第1エレメントと前記第2エレメントとを接続する第3エレメントと、を備える、[1]または[2]に記載の車両用窓ガラス。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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