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公開番号
2025109913
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2025084353,2021101693
出願日
2025-05-20,2021-06-18
発明の名称
作業機械及び作業機械の制御方法
出願人
株式会社小松製作所
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
E02F
9/24 20060101AFI20250717BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約
【課題】コントローラの内部に異常が発生した場合に加えて、コントローラ10の外部の電源回路で異常が発生した場合にも、安全性をより高めるように作業機械を制御すること。
【解決手段】作業機を有する作業機械1であって、作業機を動作させるための駆動力を出力する動力源2と、コントローラ10と、コントローラ10によって制御される電磁弁6と、を備える。コントローラ10は、コントローラ10と電磁弁6とを接続する電源回路に異常が発生したと判定した場合、作業機の動作を制限するように動力源2を制御する指令を出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
作業機を有する作業機械であって、
前記作業機を動作させるための駆動力を出力する動力源と、
コントローラと、
前記コントローラによって制御される電磁弁と、
を備え、
前記コントローラは、前記コントローラと前記電磁弁とを接続する電源回路に異常が発生したと判定した場合、前記作業機の動作を制限するように前記動力源を制御する指令を出力する、
作業機械。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記動力源は、エンジンであり、
前記コントローラは、前記コントローラと前記電磁弁とを接続する電源回路に異常が発生したと判定した場合、前記エンジンの回転数を減少させるように制御する指令を出力する、
請求項1に記載の作業機械。
【請求項3】
前記動力源は、可変容量形ポンプであり、
前記コントローラは、前記コントローラと前記電磁弁とを接続する電源回路に異常が発生したと判定した場合、前記可変容量形ポンプの吐出量を減少させるように制御する指令を出力する、
請求項1に記載の作業機械。
【請求項4】
前記コントローラは、前記可変容量形ポンプの斜板の傾転角を変化させることによって前記吐出量を抑制する、
請求項3に記載の作業機械。
【請求項5】
前記コントローラは、前記作業機械のキーの動作時に、前記コントローラと前記電磁弁との間の電源回路の異常を判定する、
請求項1から4のいずれか一項に記載の作業機械。
【請求項6】
前記作業機械のキーの動作時は、キーON時である、
請求項5に記載の作業機械。
【請求項7】
前記作業機械のキーの動作時は、キーOFF時である、
請求項5に記載の作業機械。
【請求項8】
前記コントローラと前記電磁弁とを接続する電源回路に異常が発生したことを報知する報知部、
を備える請求項1から7のいずれか一項に記載の作業機械。
【請求項9】
前記動力源は、前記作業機、下部走行体及び上部旋回体を動作させるための駆動力を出力し、
前記コントローラは、前記コントローラと前記電磁弁とを接続する電源回路に異常が発生したと判定した場合、前記作業機、前記下部走行体及び前記上部旋回体の動作を制限するように前記動力源を制御する指令を出力する、
請求項1から8のいずれか一項に記載の作業機械。
【請求項10】
作業機を有する作業機械の制御方法であって、
電磁弁を制御するためのコントローラと前記電磁弁とを接続する電源回路に異常が発生したと判定した場合、前記作業機の動作を制限するように動力源を制御する指令を出力する、
作業機械の制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、作業機械及び作業機械の制御方法に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
油圧ショベルなどの作業機械の機能安全対応として、コントローラの内部に異常が発生した場合、コントローラで異常を検知して電気回路を遮断する機能がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-097022号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
作業機械では、コントローラの内部に異常が発生した場合に加えて、コントローラの外部の電源回路で異常が発生した場合にも、安全性をより高めるように作業機械を制御することが望まれる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示に従えば、作業機を有する作業機械であって、作業機を動作させるための駆動力を出力する動力源と、コントローラと、コントローラによって制御される電磁弁と、を備える。コントローラは、コントローラと電磁弁とを接続する電源回路に異常が発生したと判定した場合、作業機の動作を制限するように動力源を制御する指令を出力する。
【0006】
本開示に従えば、作業機を有する作業機械の制御方法であって、電磁弁を制御するためのコントローラと電磁弁とを接続する電源回路に異常が発生したと判定した場合、作業機の動作を制限するように動力源を制御する指令を出力する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、コントローラの内部に異常が発生した場合に加えて、コントローラの外部の電源回路で異常が発生した場合にも、安全性をより高めるように作業機械を制御することが可能な作業機械及び作業機械の制御方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係る作業機械の概略ブロック図である。
図2は、第1実施形態に係るコンピュータシステムを示すブロック図である。
図3は、第1実施形態に係る作業機械の制御方法を示すフローチャートである。
図4は、第2実施形態に係る作業機械の概略ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本開示に係る実施形態について図面を参照しながら説明するが、本開示はこれに限定されない。以下で説明する実施形態の構成要素は、適宜組み合わせることができる。また、一部の構成要素を用いない場合もある。
【0010】
(第1実施形態)
[作業機械]
図1は、第1実施形態に係る作業機械1の概略ブロック図である。本開示においては、作業機械1は、油圧ショベルとする。作業機械1は、図示しない下部走行体と、図示しない上部旋回体と、図示しない作業機と、作業機を駆動する図示しない油圧シリンダとを備える。作業機械1は、動力源2と、電磁弁6と、電源であるバッテリ4と、コントローラ10とを備える。本開示では、作業機械1は、油圧アクチュエータ3と、操作装置5と、動力源コントローラ30とを含む。本開示では、電磁弁6として、動力源2に接続された電磁弁6cの他に、一例として、電磁弁6a及び電磁弁6bの2つの電磁弁を有するものとしているが、これに限定されない。
(【0011】以降は省略されています)
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