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公開番号2025110255
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-28
出願番号2024004086
出願日2024-01-15
発明の名称金銭処理装置及びレジスタシステム
出願人富士電機株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G07D 11/24 20190101AFI20250718BHJP(チェック装置)
要約【課題】精査動作完了後の手続きを簡単なものとすること。
【解決手段】入金された金銭を識別して金種に対応した収納庫(24,34)に収納し、出金時に該当する収納庫から金銭を繰り出して出金する金銭処理装置(自動釣銭機1)であって、待機状態において精査開始指示が与えられた場合に、収納庫に収納する金銭を繰り出し、繰り出した金銭を再度収納庫に計数しつつ収納する精査動作を行う制御部50を備え、制御部50は、精査動作の完了後に精査完了指示が与えられたことを条件として、待機状態に遷移させることを特徴とする。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
入金された金銭を識別して金種に対応した収納庫に収納し、出金時に該当する収納庫から金銭を繰り出して出金する金銭処理装置であって、
待機状態において精査開始指示が与えられた場合に、前記収納庫に収納する金銭を繰り出し、繰り出した金銭を再度収納庫に計数しつつ収納する精査動作を行う制御部を備え、
前記制御部は、前記精査動作の完了後に精査完了指示が与えられたことを条件として、前記待機状態に遷移させることを特徴とする金銭処理装置。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記精査動作において識別不能金銭を一時的に保留させて該精査動作を完了させるものであり、前記精査完了指示が与えられたことを条件として、前記識別不能金銭がない場合には前記待機状態に遷移させる一方、前記識別不能金銭がある場合には精査完了動作を行って前記待機状態に遷移させることを特徴とする請求項1に記載の金銭処理装置。
【請求項3】
前記精査完了動作は、前記識別不能金銭を外部に払い出すことであることを特徴とする請求項2に記載の金銭処理装置。
【請求項4】
前記精査完了動作は、前記識別不能金銭を外部に払い出すとともに、払い出した前記識別不能金銭と同数の金銭を識別して前記収納庫に収納することであることを特徴とする請求項2に記載の金銭処理装置。
【請求項5】
前記制御部は、前記精査完了動作において、取消操作により取消指示が与えられた場合に、前記待機状態に遷移させることを特徴とする請求項4に記載の金銭処理装置。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1つに記載の金銭処理装置を備えたことを特徴とするレジスタシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、金銭処理装置及びレジスタシステムに関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、例えばスーパーマーケットやコンビニエンスストア等の店舗には、自動釣銭機として金銭処理装置が設置されている。この金銭処理装置は、通常、POSレジスタ装置等の上位装置に接続されており、上位装置からの指示に応じて硬貨や紙幣等の金銭の入出金動作を行うものである。また金銭処理装置では、待機状態において上位装置からの精査指示に従って、収納庫に収納された金銭の在高を精査する精査動作を行う(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6801426号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記金銭処理装置においては、精査動作の途中で生じた識別不能金銭を一時的に保留した状態で精査動作を完了する場合と、該識別不能金銭がなく精査動作を完了する場合とがあり、いずれの場合でも精査動作の完了後に待機状態となる。
【0005】
しかしながら、識別不能金銭がなく精査動作を完了して待機状態となる場合には、入金動作や出金動作を行うことが可能であるが、識別不能金銭を一時的に保留した状態で精査動作を完了して待機状態となる場合には、識別不能金銭の払出指示のみが可能であり、入金動作や出金動作を行うことができない。
【0006】
つまり、上記金銭処理装置では、精査動作の完了後に見かけ上は待機状態となるが、識別不能金銭の有無によって操作内容が異なっており、精査動作完了後の手続きが煩雑なものとなっていた。
【0007】
本発明は、上記に実情に鑑みて、精査動作完了後の手続きを簡単なものとすることができる金銭処理装置及びレジスタシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために、本発明に係る金銭処理装置は、入金された金銭を識別して金種に対応した収納庫に収納し、出金時に該当する収納庫から金銭を繰り出して出金する金銭処理装置であって、待機状態において精査開始指示が与えられた場合に、前記収納庫に収納する金銭を繰り出し、繰り出した金銭を再度収納庫に計数しつつ収納する精査動作を行う制御部を備え、前記制御部は、前記精査動作の完了後に精査完了指示が与えられたことを条件として、前記待機状態に遷移させることを特徴とする。
【0009】
また本発明は、上記金銭処理装置において、前記制御部は、前記精査動作において識別不能金銭を一時的に保留させて該精査動作を完了させるものであり、前記精査完了指示が与えられたことを条件として、前記識別不能金銭がない場合には前記待機状態に遷移させる一方、前記識別不能金銭がある場合には精査完了動作を行って前記待機状態に遷移させることを特徴とする。
【0010】
また本発明は、上記金銭処理装置において、前記精査完了動作は、前記識別不能金銭を外部に払い出すことであることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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